タイトルを見て、一体どういうことなんだろう？
と思って読んでたら、読んでる途中で納得しました。
いろいろドツボでにやけるばかりでしたよ。
『銀の果実』(作:さかもと麻乃)
〔あらすじ〕幼い頃に別れた兄を探すため、全寮制の桔梗萄学園に転入した真白楓は、クラスのボス的存在の瀬ノ尾昴と出会う。えらそうな態度の昴に反発心を覚える楓だったが、昴やその仲間たちがよく集まっている地下室に兄を探す手掛かりがあることを知る。
そのうえ、兄への思いを募らせる楓に、昴が兄の手紙と同じセリフを口にして…!?
寮制で黒ブレザー、リボンタイ
この設定で、私はやられました:*:・(￣∀￣)・:*:
それに加えて、謎めいたストーリーなので、よけいにたまらないです。
楓が地下室に行くきっかけは、その地下室に全校生徒の名簿があることをクラスメイトの潤が教えてくれたから。
その部屋に出入りしているのは、潤、仁成、そして昴。
彼らは、その部屋にある銀酸で育てられた毒葡萄について調べているらしい。
この葡萄は物語の鍵になっています。
タイトルもコレを指しているんだと思う。
潤と仁成が出入りさているのは恋人同士ってことも絡んできていると思う。
とてもアンバランスな状態でグラグラしちゃっているんだけどね。
ぜひ、この2人メインの話しも読んでみたい(´∀｀)
昴はあらすじにも書いてあるようにボスな感じだけど、楓と言い合っていたら、楓の方が一枚上手でした。
しかもひょうひょうとしてるし。
ちょっとずつ縮まっていく2人の距離が焦れったいけど、によによします。
特に、両想いだと分かったときのキスシーンは一番によによしました(*ﾟｰﾟ*)
その後、ある問題で楓の心がぐらついちゃうけれど。
好きだけど、好きになってはいけない人かもしれないという疑惑が…。
楓の父から告げられた母の再婚相手にビックリしたよ。
「僕からの手紙」
描き下ろしです。
楓は字が汚いけど、手紙はマメな子でした。
ずっと兄と文通してたしね。
「情と恋情は違うんだよ瀬ノ尾…」
って思っている楓の心の中の声がとても好きです。
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