2006-12-23 18:45:46

目的は異なるが神保町に向かう

テーマ:ブログ

積ん読派にとって年末は神保町で年納めといきたいところだが、今日は違う目的でやってきた。この積ん読派オヤジも年に数回ではあるが、雪山にお邪魔することがある。長年愛用したブーツがゆるゆるになったため、新しいものでも買おうかと思い立った次第である。高価な正規ものは買えないので並行ものを探すことにする。久方ぶりに最新の商品群を吟味した。驚いたのが、その紐締めの進化だ。えっちらおっちら、力ずくで締めなくとも、ダイヤルをクリクリ回したり、紐をキュッキュッと引っ張るだけで気持よく締まってしまうのである。面倒くさがりで楽チンを好む小生にはもってこいなのだ。具合の良さそうなものを選び終えると、ブーツが新しくなったので、今度はbindingも欲しくなってしまった。こちらも七、八年経つ代物であるから、新製品を観れば、すぐさま物欲の虜となってしまう。古書と違って、この手の道具は新しい方が断然使って楽しいのだ。何故なら小生のような万年初心者は、いつだって道具に滑ってもらうからである。親切なショップのお兄さんにあれこれと道具の良し悪しを質問すると、適切に答えてくれるのだ。こういうお店のプロに心酔してしまう質なので、おっしゃる通りと返事をし、気づけばセットで会計を済ましていた。さすがに両手にかかる重さが尋常ではなく、両手は鬱血し痺れてくる。しかし積ん読派の悲しい性で、靖国通りを歩いていれば、どこからともなく漂ってくる古書の匂いに引き寄せられる。鰻の蒲焼の匂いに誘われるのを我慢できぬように、理性ではどうにもならぬものがあるのだ。大荷物なので店に入るのは躊躇われ、軒先の均一本を遠目から遠慮がちに物色する程度でとどめる。それでも最後には我慢できず、特価本販売店で、分厚い単行本未収録作品集『国枝史郎探偵小説全集』(作品社)を買うという暴挙に出た。いつも思うのだが、何故に国枝史郎の著作物は、ああも分厚く嵩張る本にして出版するのだろう。狭い部屋に収納するには、ちと勘弁して欲しいスタイルなのだ。重さは更に増し、指の節にビニールがびんびん食い込んで、今にもちぎれそうだ。それでも相棒に、『書物の宇宙誌 澁澤龍彦蔵書目録』(国書刊行会)を買ってやろうと思ったが、こちらの分厚い本が加わった重さを瞬時に計算し、またの機会に譲ることにした。



国枝史郎伝奇短篇小説集成〈第1巻〉大正十年~昭和二年/国枝 史郎
¥7,140
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本今度はこの伝奇短編小説集成も買わねばならぬのだ。これ以外にも歴史小説傑作選も出ているから、あー困った。

書物の宇宙誌―澁澤龍彦蔵書目録

¥9,975

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本今度買うから許してね。


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