2006-11-26 21:34:22

梅原北明の生まれ年(4)

テーマ:梅原北明

やはり小生では力不足だったようで、手持ちの資料だけでは結論には至らなかった。おおよそ、「明治33年12月~明治34年1月」であろうという推測しかできないのだ。とりあえず判明している資料だけでも忘れぬうちに列挙しておきたいと思う。



メモ発行年代順


・斎藤昌三『海相撲』(昭和23年・私家版)・・・「明治34年」


・斎藤昌三『三十六人の好色家』(昭和31年・創藝社)・・・「明治31年」


・城市郎『禁じられた本』(昭和41年・桃源社)・・・「明治31年1月」


・城市郎『禁書の娯しみ』(昭和44年・桃源社)・・・「明治34年」


・梅原正紀『えろちか エロス開拓者梅原北明の仕事』(昭48年・三崎書房)・・・「明治33年」


・梅原北明『近世暴動反逆変乱史』(昭和48年・海燕書房)・・・鹿野政道氏解説「明治33年」


・復刻版『文藝市場』(昭和51年・日本近代文学館)・・・瀬沼茂樹氏の解説「明治34年1月15日」


・梅原正紀『近代奇人伝』(昭和53年・大陸書房)・・・「北明の生年は明治三十一年であるといわれてきたが、事実は明治三十三年末に富山市で生まれたのである。」


・長谷川卓也『猥色文化考』(昭和55年・新門出版社)・・・「明治33年」


・秋田昌美『性の猟奇モダン』(平成6年・青弓社)・・・「明治33年」


・ウィルヘルム・マイテル『バルカン・クリーゲ』(平成9年・河出文庫)・・・城市郎氏解説「明治33年12月」


・城市郎『発禁本』(平成11年・平凡社)・・・「北明(本名・貞康)は明治三十三年十二月、富山市の旧士族の次男坊として生まれた。」


・『彷書月刊 特集・性科学の曙光』(平成13年・弘隆社)・・・松沢呉一氏文中「明治33年(梅原正紀による)」


・玉川信明『大正アウトロー奇譚 わが夢はリバータリアン』(平成18年・社会評論社)・・・「明治34年」


・山口昌男『「挫折」の昭和史(下)』(平成17年・岩波現代文庫)・・・「諸説あるが明治三十三年末富山市で生まれたらしい。」


・菅野聡美『〈変態〉の時代』(平成17年・講談社現代新書)・・・「明治34年」


・ネット上の大辞林・・・明治32年(*何故、これだけが明治32年になっているのか不明だ)


*参考までに、野坂昭如の『好色の魂』(新潮社)作中の貝原北辰は明治32年1月生まれとなっている。
(これは梅原北明を題材にした小説で、北明が北辰として登場している)



如何せん、まだ結論に達するのは早いと思われるので、今しばらく調べてみるつもりである。
今後新たに資料が見つかり次第、追加報告していく。もし、ご存じの方がいらっしゃれば、ぜひともご教授下さい。



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