2006-11-16 21:14:59

妖怪水まねき

テーマ:ブログ

昨日は津波の驚異をあらためて思い起こさせるものだったが、「津波」という文言が耳目にふれると、その度に楳図かずおの『猫目小僧』に登場する「妖怪水まねき」を思い出してしまうのだ。高台から両手を挙げて「おーい、おーい」と手招きしながら津波を呼ぶ姿が恐ろしかった。最近映画化されたとはいえ、若い世代には馴染みが薄いであろう「猫目小僧」も、小生の年代ではトラウマになるほどの衝撃があったのだ。これは「少年画報」「少年キング」「少年サンデー」などの少年漫画雑誌に連載されていたのだが、特に1976年から東京12チャンネル系で放映された「妖怪伝 猫目小僧」は、アニメとも異なる得意な映像で、子供に恐怖心を植え付けるのに大成功したのだ。ちなみにこの猫目小僧は、奈良県吉野郡の山中で参百年に一度、猫又の妖怪の子として生を受けた。妖怪世界の暦では、丙午は大妖怪が生まれる年なのだそうだが、原作初出の前年が丙午の年なので、猫目小僧の誕生がこの年だとすると、恐ろしいことに同級生になってしまうのだ。おお、恐ろしい。入手のしづらかったこの漫画が復刻を果たしたのは嬉しい限りである。


参考までに村上健司著『妖怪事典』(毎日新聞社)にでている「ツナミノマノモノツキオト」を最後に紹介する。


「津波の魔の物搗き音。アイヌに伝わる音の怪異。はるか沖合より臼で穀物などを搗く音が聞こえることがあるといい、そういう年は津波に襲われるという。また、この音が山奥より聞こえてくるのを山津波の魔の物搗き音とよび、これは山に棲む魔物どもが酒を造って酒盛りをし、大挙して押し寄せる準備をしているのだという。そういう年は山津波が起こるという。『えぞのお化け列伝』知里真志保編訳


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1 ■無題

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