2006-11-11 21:26:02

またまた化け物展に行く

テーマ:ブログ

先回の反省を活かし、平日の仕事帰りに再び国立科学博物館へ足を運んだ。有り難いことに金曜日は八時までオ開館しているので大変助かる。さて、見学しようかと会場前に向かえば、なんと驚いたことに入口左側に化け物展の目録販売の案内が出ているではないか。先週たまたま無かったのか、急遽こしらえたのかは不明だが、何はともあれ、これで皆も必要に応じて購入することができるだろう。


さすがに平日とあって週末とは比べようもなく人出は少なく、会場内は比較的ゆっくりと閲覧できる。それでも人の列は終始途切れることもなかった。今日は前回鑑賞しそこなった展示物を自分のペースで観てまわれるので何とも嬉しい。見世物で使われたであろう天狗や人魚のミイラを鑑賞する。こんなことを書くと信じて疑わない人には怒られそうだが、爪や歯に至るまで、細工が施され、愛嬌よくできている。万暦24年(1596年)初版の『本草綱目』 をなめるように鑑賞する。その他にも『唐土訓蒙図彙(もろこしきんもうずい)』や『諸国里人談』、『和漢三才図会』、平賀源内作『物類品隲(ぶつるいひんしつ)』、『桃山人夜話(とうさんじんやわ)』の二口女など微細な化け物絵に興奮した。八戸藩南部家旧蔵品には、お殿様の蒐集癖ぶりに思わず拍手。気になったものといえば、食すれば不老不死になるやもしれぬ人魚の肉片と、明治薬科大学所蔵の「ミイラ」である。以下に目録の解説を記す。


中国から伝わった漢方薬中にある「木乃伊」はいわゆる「乾燥した人肉」のことで、オランダは人は「ムミア(mumia)」もしくはモミイ(momie)と記した。また同時にアラビア原産のカンラン科の低木「ミルラ(myrrha)」が、その防腐剤として使われたことから、輸入された2つが日本では混同され、「ミイラ」と呼ばれるようになったとされる。最上の薬物ミイラは「エジプト・ミイラ」とされ、『六物新志』には「凝血ヲ融通ス」とあり、いわゆる止血剤のような効果があったようだ。


なるほど興味深い。しかしあそこに展示してあった「ミイラ」が最上のものであったのかどうかについては説明がなかった。残念!


夜の国立科学博物館。



今回は目録販売の案内が置いてありました。

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