顕正会活動驀進中のある日の土曜日、私は朝早くから自宅を出て班員さん宅に向かった。


毎月恒例の総幹部会ビデオ放映の結集だ。入信間もない班員さんを結集させるのは至難の業。習慣となってくれるまでは、それはそれは相当なエネルギーが必要となる。


「大丈夫かな?ドタキャンなんてやめてね・・・」


と祈りながら車を走らせる。

高速代もガソリン代も高いと思った事がない。班員さんが無事にビデオ放映に参加してくれればお金なんかいくらかかってもいいと思っていた。


どきどきしながら玄関のチャイムを鳴らす。(。ω゜)ドギドギ


身支度をした班員さんが顔を出してくれた瞬間、今までの緊張感が一気にほぐれて「おはよう(*´∀`*)」ととびっきりの笑顔になる。

これを毎月毎月18年間続けてきたわけだから私の心臓は相当鍛えられたと思う。

そしてビデオ放映参加後は必ず


「浅井先生の指導どうだったぁ?すごいよね~。」


この一言を忘れてはいけない。


「感激の増幅」


とやらをしなければならない。


班員さんを無事自宅に送り届けて、今日の活動終了・・・。

充実感でいっぱいになりながら帰宅する。するとすぐ固定電話に目がいった。留守電がぴこぴこ光ってる・・・。

「もしもしmanami 今、何してるのぉ?一緒に会館に行こうと思って・・・(午後〇〇時○○分です。ピー。)」

「ん?総班長だぞ・・。」

この頃、総班長に対して少し不信感が芽生えていた。

連絡がつかなくなる

日曜勤行に来ない

会合にも欠席する

いつも厳しく指導されている分、そんな行動をとられてしまうと非常に辛い・・・。

「もう~。こんな時間に電話してきてぇ~。私は早くから家を出て活動してたのにぃ~」


とうてい、折り返しの電話をする気持ちにはなれなかった。

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