2005年09月17日(土)

君が生まれた日

テーマ:ママの日記

君が生まれたのは、一年前の今日でした。


お腹にいるときから病気がわかっていて、NICU(新生児集中治療室)に入ることが決まっていたので、

一緒にいられた時間はほんの少しだけでした。
まだ目も開いてないふにゃふにゃの赤ん坊だった君は、ママの胸でうとうと眠っていました。
看護婦さんに連れて行かれるまで、ママは君の頭を何度も何度も撫でました。



NICUでは一日に30分しか会えない決まりでした。
手術を受けた君は、小さな体のあちこちに管を付けられ、

病院の名前の入った洗いざらしの肌着を着せられてコットに寝かされていました。

ママとパパはビニールのエプロンを着け、その上にビニールのガウンを着て、

コードやチューブのいっぱいついた君の体を抱っこしました。



母乳をあげられないママは、毎日病室で君の写真を見ながら搾乳していました。
夜中に他の赤ちゃんの泣き声が聞こえてくると、ママは君に会いたくて会いたくて、

暗い廊下に出て行って、NICUの扉の前にじっと立っていました。


厚いガラスの扉の向こうにいる君が、ちゃんとミルクを飲んでいるか、ちゃんと眠っているか、

寂しくて泣いていないか、いつもいつも心配でした。

もしかしたら扉の奥から君の泣き声が聞こえてくるかもしれないと思って、

しんとした廊下で一生懸命耳を澄ましていました。



退院の日、新しいドレスを着て、真っ白なおくるみに包まれた君は、

他のどんな赤ちゃんよりも可愛く見えました。
パパもママもおじいちゃんもおばあちゃんも、みんなが君を待っていました。


腕の中で眠っている君の小さな握りこぶしを見つめながら、ママはこっそり泣きました。
そして、これからは絶対に君を一日中抱っこしていよう、と思ったのでした。



あれから一年。

君は本当に大きくなりました。


二回も手術をして、ずっと大学病院通いだけれど、ここまで元気に育ってくれてありがとう。
初めて母乳をあげた日、退院してきた日、寝返りをした日、一人で立った日。
君はたくさんの喜びをくれました。


これからもきっといろいろなことがあるけれど、ママはいつでも君を信じています。
どうかまっすぐに歩いていってください。



マナちゃんへ

ママより

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