下北半島の最高峰 釜臥山
今日は地元の山に登ってきました。
下北半島の最高峰釜臥山 です。
恐山山地にある標高879mとそれほど高くない山ですが、良く晴れて空気が澄んだ日には、県内最高峰の津軽富士とも呼ばれる岩木山、青森市と十和田市にまたがる名峰八甲田山、北海道まで見る事が出来ます。
山頂近くの展望台までは車で行けますが、そこから先は防衛省専用道路なので行けません。
ただし別に遊歩道が整備されているので、徒歩で登る事は出来ます。
片道約400mですが、なめてかかると後悔します。
・山頂は意外と寒い。
・急いで登るとバテる。
・急斜面で階段が急な部分と、緩斜面で階段の幅が広い部分があり、歩幅が合わないので歩きづらい。
・登りきって一息付くにも座る場所すらなく、もちろん水道が無いので水も飲めない。
山頂から南東には、市内とむつ湾が見渡せます。
良い眺めです。
夜景はもっと綺麗ですが、山頂まで登れるのは午後4時までです。
少し見えづらいかもしれませんが、天気が良い日は、山頂からこの様に津軽海峡が見えます。
登った甲斐がありました。
一見のどかに思えるごく普通の田舎の山の雰囲気に異彩を放つ、山頂に建設が進むこの巨大建造物は、
手前は地蔵堂ですから、ギャップが凄いですね。
北の将軍様にとっては、もはやペットボトルロケットの様な玩具と化している、ノドンミサイル、テポドンミサイル、スカッドミサイルですが、日本全土が射程距離ですから脅威です。
俺の住む街には、海上自衛隊の北の最前線の基地があり、航空自衛隊の本州最北の警戒部隊の基地がこの山の山頂にあるのです。
また、約80km南には、航空自衛隊三沢基地・US空軍三沢基地がありますから、上空を通過するだけではなく、標的になる可能性も充分あるのです。
そこで全国4箇所に配備されるのが、この正式名称J/FPS-5、通称ガメラレーダー です。
航空機、巡航ミサイル、弾道ミサイルの追尾を可能にした純国産、三菱電機製、アクティブ・フェーズド・アレイ・レーダーで、アクティブ・フェーズド・アレイ・レーダーは、航空自衛隊の支援戦闘機F-2にも搭載されています。
ちなみに1基あたりの建設費は180億円です。
この写真も、酸欠状態と脱水症状の一歩手前で呼吸を整えながら撮影しました。
ゆっくり戻ろうとすると、携帯が鳴り「おじちゃん!早くしてよ!」と姪に怒られ、仕方なく走って下りました。
途中まで迎えに来ていた姪に「双眼鏡で見てたんだからね!早くしなさいよ!」とまた怒られ、そこから展望台まで競争する事になり、さらに疲れました。
高校まで陸上競技部の俺は、本気を出したら男子中学生が相手でも負けませんが、それでは大人気がない上、姪の機嫌が悪くなるので、最後は手を抜いて勝たせてやるという優しさも見せるのでした。
少し筋肉痛になりながら、そのあとの運転が心配になりましたが、無事に帰宅出来ました。
明日は筋肉痛になるのは間違い無い。
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