晴れた日に永遠が見える

2014年5月、全乳がん症例の1%弱しかいないとされる「男性乳がん」を宣告されました。
左胸を全摘し、腋窩リンパ節をレベル2まで郭清。
その後三大療法の甲斐も空しく、2017年1月に遠隔転移が判明。
男が女性特有の病気になり、戸惑いながら語る乳がん治療の悲喜交々。


テーマ:

1 血液検査の結果
(1) CEA
CEAは前月よりもさらに下がっていたが、頭の皮下転移がんのしこり2ヶ所が小さくなっていないことを見ると、基準値内まで戻ることはないだろう。

(5月)18.4
(6月)14.0
(7月)10.0 ←今回


現在のホルモン療法であるレトロゾールっていつまで効果があるのかを教授先生に尋ねると、
「さあー、わからんなぁー」
と言うのでしつこく、
「1年くらいですかねぇ?」
と聞くと、
「効かない人には全く効かないし、効く人は2年くらい効いてたよ。男の場合はデータがないからなおさら分からんよ」
と言っていた。
裏を返せば最大2年ほどしか効かないということかな。

(2) カルシウム
前月に引き続いて血中カルシウム濃度が低かった。
これはランマークの副作用だと思われる。
現在服用しているデノタスチュアブル配合錠が中止となり、より強力なカルシウム製剤とビタミンDが新たに処方されることになった。

2 がんのしこり
今日は珍しく僕のシャツを上げさせて聴診器を当ててくれた。
教授先生の患者になってから聴診器を当てられるのは初めてだ。
そして左右の鎖骨と脇の下を念入りにぐっぐっと押して触診する。
患側の左脇を押された時の引きつるような痛みに、思わず「痛てて」と声をあげてしまったが、特に異常はなかった。

3 高血圧状態
下が100を切らないことを申告すると、確かにそれは高すぎるということでマイルドな効き目の降圧剤を処方してくれた。
「食事に気をつけないといかんよ・・・」

と教授先生は言うが、(ステージ4で食事制限することもあるまい)と心の中で抗議をしておいた。
あとでケモ室の看護師さんに愚痴ると、(好きなものを食べたらいいじゃない)と、僕の味方になってくれた。
今、足の陥入爪の次に辛いのが嘔気や頭痛なので、降圧剤の効果に期待したい。

4 バリウム検査の結果について
先日受けた生活習慣病検診での胃透視の結果、
「胃体部中部後壁の下部大弯にバリウム斑があり、胃カメラで精密検査を受けてください」
とコメントされていた。
これを教授先生に言うと、
「他に治らない癌が体の中にあるのだから、そもそもバリウムを飲むこと自体反対だ。仮に胃癌だったとしても今の治療は変わらない」
と、予想どおりの反応が返ってきた。
そーっと妻の顔を伺うとすっかり顔が強張っていて、後で聞くと「そういう教授先生のデリカシーのないところが嫌だ」と言う。

僕自身は教授先生の一貫したブレのない治療方針には納得していて、「やれ胃カメラだ、CTだー」と騒がれるよりかはずっといい。
とは言っても、教授先生と馬が合うわけではないけどね。

ちなみにバリウム斑とはバリウムが胃壁に溜まった状態を言い、潰瘍か悪性腫瘍が疑われる。
もっとも単に張り付いただけかもしれないので、胃カメラを飲まないとはっきりしないようだ。

5 お薬
またまた薬が増えた。
こうして日々飲んでいる薬の種類が増えてくると、僕はやっぱりステージⅣの癌患者なんだなってことを思い出させてくれる。

<新しく増えたお薬>
(カルシウム剤)
○ デノタスチュアブル配合錠(中止)→アスパラ-CA錠200(1回2錠×3回)
(ビタミンD)
○ アルファロールカプセル0.25μg(1日1回1錠)
(降圧剤)
オルメテックOD錠10mg(1日1回1錠)

「これからは年単位で弱っていきます」・・・。
まだ自覚症状はないけれど、血液検査の数値や画像、薬の量といった客観的なものが示しているのは、確かに体が弱く(悪く)なっているという証左だ。
今回増えた薬はどれも長期間服用しないといけないものだしね。
僕は物事にあまり執着するようなことはなく、あきらめることが早いほうなんだけど、
それでも時折「死にたくないなぁ」って2ヶ月に1度くらいは思ったりする。
動物だって命を惜しむのだから、自然な感情と言えばそうなんだけどね。

 

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