2008年01月31日(木) 07時36分23秒

夜 #003

テーマ:Trans-Continental

体臭のしみついたシュラフにもぐりこみ
一畳にも満たない閉じられた空間で
胎児のように手足をのばす

薄いナイロンを隔て世界を二分し
漆黒の闇に飲まれたブッシュで
深い安らぎを得る

文明の利器に火をともし

明日の行程を確認し終えると
ロシアの文豪やドイツの詩人
日本の作家の言葉をむさぼる

月は沈黙を保ち
星々がささやく
草木はざわめき
動物達が徘徊する

外界のつぶやきに耳をすませ
紙のすきまから啓示を読み取り
無意識の井戸へゆっくりと落ちてゆく

そしてブッシュが静まりかえる頃
とろとろと深い眠りがおとずれる









コメント

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1 ■ぞくぞくと

空気感が伝わってきますね(^~^)

2 ■> ガラガラさん

ありがとうございます。なるべく言葉をシンプルにパラフレーズして、自転車で旅をしたことのない人達に、その空気が伝わればいいなぁ~、と思いながら書いてます。すごくうれしいです。いつもコメントありがとうございます。

ではっ!!

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