自転車で大陸を越えるブログ

学生のとき自転車で日本縦断、オーストラリア横断。一旦は就職したものの、会社を辞めて北米縦断。次に目指すは中南米縦断。このブログを通じて自転車で海外を旅する楽しさが、なるべく多くの人々に伝わればイイなぁ…と思っています。


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サザンクリニック整形外科


10日前に痛めた右ヒザの具合が良くないので、

今日近所の整形外科に行った。


簡単な問診をした後に先生に触診してもらったのですが、

僕の左足を曲げ伸ばしした先生は開口一番、


「左足の十字靭帯が切れとるねっ、

 ぐらぐらじゃぁ」


…ま、ま、ま、まじっすか?左足??


* * *


10日前に痛めた右足は疲労と捻挫で炎症を起こしているだけで、

特に問題なく、しばらく安静にしていれば治るらしい。


しかし、反対の左足は「後十字靭帯」が切れていて、

どうしようもないらしい。ヒザから下が固定できないので

スネの骨がグラグラしているらしく、あまりムリな負荷をかけると

変な力が加わってヒザの半月板を損傷することもあるらしい。

レントゲンでも確認したけれど、左足の後十字靭帯が

切れてるのは間違いないみたいです…(半月板はOK)。


あちゃぁ~(泣)。


そういえば大学生の頃に自転車で派手にコケて

左ヒザが腫れあがったことがあった。

そのときに靭帯を切っていたんだろう。

オーストラリアでも左ヒザがずっと痛かった。


超ショック(泣)。


十字靭帯の手術はかなり大掛かりなもので、

あまりお勧めできないらしく、僕も手術なんてしたくない…。


しかし、もし手術をしなかったとしても、

太腿の筋肉を鍛えれば普通の生活は問題ないらしい。


それにしてもびっくりした。

右ヒザじゃなくて左ヒザかよ…


えらいこっちゃ。


* * *


先生に僕の旅の話をすると、一枚のデータCDを頂いた。


バックパックで世界一周をした石橋憲人さん

旅日記が写真入りで保存されたCD。

タイトルは『地平線の彼方へ』。


先生も昔バックパッカーをされていたらしい。

それにしても初診の僕にCDをくれるなんて、

なんて良い先生なんだろう。旅心のある人だ。

僕の旅については「ムリをしないようにがんばってください」との事。


でも、ムリをしないってのは、ちょっとムリかもしれません…。

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ばあちゃんの後姿


僕のばあちゃんの後姿です。


今年の8月で85歳になるばあちゃんは

去年の夏ぐらいから本格的な認知症の症状が出始めました。


今年の3月にじいちゃんは交通事故で死んでしまったのですが、

毎日、玄関を眺められる椅子に座って、じいちゃんの帰りを待ってます。


「じっちゃんが帰らん…」と言われる度に僕は悲しくなります。

そのたびに僕はじいちゃんの事故の話を繰り返します。

でも、しばらくするとまた「じっちゃんが帰らん…」がはじまります。


やり場のない怒りがこみ上げてきます。

あと何万回、同じ話を繰り返せばいいのだろうか?

でも、僕にとっては、とても、とても、大切な人です。


逃げ出すように日本を離れる僕だけど、この旅が終わるまで、

ばあちゃんが元気で笑って暮らしていることを強く願っています。

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自転車のパーツを買いました


スパルタンな風貌はなりをひそめ、

のんびりお気楽長距離用チャリになりました。


新調したパーツもイイ感じ。

スパッと変速して、ズバッとブレーキが利きます。


変態的・偏執的にこいつが好きです。

毎日すりすりすることにします(?)。

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広島の夕焼け


今日、自転車屋に行って今度の旅で必要なパーツを注文した。
ひさしぶりにその自転車屋の「おやじ」と話をした。


…本当は「おやじ」じゃなくて「マネージャー」と呼ばないといけない。
まして「社長」なんて呼ぶと殺される、、、らしい…。


正直、旅の話を沢山したかったんだけど、あまり会話が弾まなかった。
僕が「南北アメリカを縦断することにしましたっ!」と言っても、
マネージャーは「そうか…パーツはすぐ入ると思うよ……(低音)」
としか言わない。会話がプッツリ切れてしまった。


その沈黙を破るようにマネージャが、
「もう、普通の生活は出来んよなぁ…」とポツリと言った。


マネージャは何人もの国体選手や日本代表選手の面倒を見てきた。
自転車競技の選手だけでなく、世界中を7年間旅したチャリダー

石田ゆうすけさんもこの自転車屋で準備を整えて日本を後にした。


マネージャは自転車の生き字引のような人なのだ。

僕のようなチャリダーを何人も見てきているにちがいない。


すごく痛くて重い言葉だった。

もう、普通の生活は出来んよなぁ…


…僕は本当に返す言葉もなかった。
僕はただ、だらしなく引きつった笑顔を浮かべていたと思う。
僕は一番気になっていた事をピンポイントで指摘されてしまったのだ。


でも、なんだか「反骨心」のようなものが僕の心にフツフツと湧いてきた。

今度の旅を終えたら、かならずちゃんとした生活をおくってやるっ、と思った。


マネージャが何を思ってその言葉を言ったのか分からないけど、
もやもやとしていた今回の旅に一つの目標ができた。


『目標其の一:旅を終えたら、ちゃんとした仕事に就くこと』


* * *


自転車屋に行った後はジムに行って筋トレをした。
いつもよりも気合が入った。沢山汗をかいた。

ジムから実家に帰る夕焼けが綺麗だった。


日の入りが7時を過ぎる時期になっていたことに気が付いた。

僕が気付かない間でも地球はちゃんと公転を続けているらしい。
いつもの夕焼けなのに、すごくしんみりしてしまった。


何年か先に僕はこんな夕日をどんな気持ちでみるのだろう?

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ヒザ、やっちゃいました…


ヒザ、やっちゃいました…(泣)。


昨日筋トレをするためにジムにいったのですが、

そのジムにあるフリークラミングボードから

変な格好で落ちてしまって、そのときにヒザがグキっ…。


昨日の夜は大丈夫かなぁ…とおもってたけど、

一晩寝てみると本格的に痛くなってきた。

マジでやばいかな…。こんな時期に…。


病院に行くほどじゃないとおもうんだけど…。

しばらく安静にして様子を見よう。

今日はチャリで遠出しようと思ってたのになぁ…。


あちゃぁ…。

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最近、弱気な記事が続いていました。

「荒野へ」の世界にどっぷり浸かっていたので

シリアスな事を書いてしまいました…。

心配してくださった方、すいませんでした。


僕はまた自転車で旅に出るつもりです。

北米縦断です。出発は6月下旬から7月上旬、

スタートはアンカレッジでゴールはロサンゼルスです。

期間は8~10ヶ月。距離は約1万km。まだ未定ですが…。


アメリカの短期観光ビザ「B-2」が取れそうもないので、

カナダ経由でアメリカの90日ビザ免除プログラムを上手く

使って、合計180日としてなんとか旅を続けるつもりです。

この『裏技』については、どうなるかわかりませんが…。


実は、北米縦断は第一ラウンドで、第二ラウンドとして

南米縦断をするつもりです。多分南米だけで2万kmぐらいありそう…。


旅の経過はこのブログにアップしたいと思っています。

みなさん、応援よろしくお願いします。

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旅立つ理由を僕なりの言葉にしたい。


でも、心の奥で澱んだ言葉を捕まえたと思った瞬間に

ふっと消えてしまう。僕は本当は何をしたいのだろう?

僕が本当に望んでいることは何だろう?


「理由はない」っていうのは言い訳だ。

僕は僕の中に「理由」のモヤモヤとした存在を感じる。

それが言葉にできない。なぜ僕は旅に出るんだろう?


誰もが「なぜ?」と聞く。

そりゃそうだ。わかるはずがない。

僕だってわからないんだから。

僕だって言葉を捜しているんだ。


言葉にすることは物事を理論立てて説明することだと思う。

言葉に出来ないということは、僕の中に理論が存在しないか、

理論を構築する能力がない証拠だ。どっちだろう?


もちろん、世の中の全ての事象に言葉があるわけじゃない。

だけど、僕を突き動かしているこの衝動はいったい何なんだ?

何を終えればこの衝動が消えるんだろう?


僕は一番大切な部分を理解できていない。


このままじゃ理由を探して一生旅を続けることになっちゃうよ。

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例えば、僕が自転車で長い旅に出るとして、
何かをどうにか変えようと思ってるわけじゃない。


5年前のオーストラリアもそうだった。
結局何も、どうにも変わらなかった。
残ったのは次の旅への欲求だけ。


こんな当たり前の事をネットの片隅で熱く書き込んでいるのは、
「何かをどうにか変えたい」っていう願望の裏返しだと思う。
僕の言葉はいつも大きな矛盾を抱えている気がする。


僕はオーストラリアを自転車で旅した体験をうまく言語化出来ない。
たぶん、あの時の体験は言葉を超えた意味を持っていたんだと思う。
毎日が新鮮で、雄大で、透明で、綺麗過ぎて、圧倒されていた。


何も変わらない、言葉にもできない旅だったのかもしれないけど、
僕の中の深い場所に小さな種が植え付けられていた気がする。
今その小さな種から刈り取れないほど大きな芽が生まれてしまった。


今はその芽吹いた種の意味を深く考えず大切に育て、
たとえ小さくても綺麗な花を咲かせるところを見てみたい。
何かをどうにかしたいなんて、それこそ何の意味もない。


もし、そんな瑣末な想いに思い悩んで絡み取られしまう僕ならば、

いっそのこと全て絡み取られた方がましだ。


それが僕の望んだ道だ、と今は思う。

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荒野へ

その日を摘め の2005年5月13日の文章を読んで、

『荒野へ』を衝動買いしました。深く引き込まれる本です。


1992年にアラスカの荒野で餓死した青年のお話。

僕にも思い当たるフシがありおりはべりいまそかり。

青年の気持ちが痛いほどよくわかる。


北米の地図を眺めながらじっくり読んでます。

いそいで読むのがもったいない。


なんにしても、死んじゃぁダメだよなぁ。


著者: ジョン クラカワー, Jon Krakauer, 佐宗 鈴夫
タイトル: 荒野へ
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