テーマ:★大失恋ストーリー
2006年10月31日(火) 23時14分00秒

大失恋ストーリー73(強い人)

強い人(大失恋ストーリー)


結局彼は仕事で倒れた次の日に仕事を休んだだけで

またすぐに忙しい仕事へと復帰してん。

倒れた原因は忙しくて過酷な仕事やというのに

サクッと仕事に戻る姿は当時学生やった私にとっては不思議に思えたわ。




彼の体はまだ完全に治ったわけでもなくて

胃の炎症を抑える薬をたくさん処方されとったり

お医者さんから1週間は自宅で安静にしとけって言われたらしいのに…

せっかくなんやからもっとゆっくり体を休めたらえぇやん…




けれど彼はへこたれてしまわんのよね…

倒れた自分が情けないって思うたらしく

それまで以上に仕事に気合いを入れ始めた。

私に仕事のグチをこぼしてくれてもえぇのに…

私には弱音を吐いてくれてもえぇのに…

彼は絶対にそれをせぇへんかった。




ダラダラ過ごしとったアホ学生の私には

とうてい全部は理解でけへんかったやろうけど

普通よりタフな彼ですら仕事のストレスでダウンしてしまうほどの

ものすごい重圧と言うかプレッシャーと言うか…

そういうものが彼の肩の上に乗っかってるんやろうなって漠然と感じた。




そういうしんどいことやつらいこと、イヤなことややりたくないことに対して

決して逃げようとか避けようとかしないで

むしろ自分から立ち向かおうとする彼の姿勢を素直に尊敬したわ。




彼は強い人なんやな…




異性としてではなくて 一人の人間として 人生の先輩として

彼のことをこうしてココロから尊敬できることがうれしかった…。

うれしいって言うのはおかしいかもしれんけど

自分がそうやって尊敬できる人が

自分のことを好いてくれとることが光栄やなって思えたりしたんよ。




惚れ直したって言うんかな…

私はもうどっぷりと彼の魅力にハマッてしまった…。


続く…


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テーマ:★大失恋ストーリー
2006年10月30日(月) 22時05分00秒

大失恋ストーリー72(連絡のこと)

連絡のこと(大失恋ストーリー)


私はいろんな気持ちでいっぱいになって寝るに寝れず、

彼の寝顔を見てたら窓の外が明るくなってきて朝まで起きてしまった。

彼は仕事を休んで再び病院に検査に行くことになっとったから

彼は病院へ、私は家に帰ることになった。

彼の家を出るときにおばあちゃんにちゃんと挨拶してから帰った。

「また遊びに来てね」って笑顔で言うてくれたのがほんまにうれしかった。




家に帰ると部屋の机の上には昨夜のケチャップスパゲッティが

そのまま置きっぱなしだったのを見てなんだか変な感じがしたわ。

イキナリ彼の家に行くことになって泊まらせてもろぉて

しかも徹夜で彼の寝顔を眺めたり、おばあちゃんに挨拶したりして

ケチャップスパゲッティを作ったのが遠い昔のような気がしてん。




そのケチャップスパゲティを1皿電子レンジでチンして食べながら

私はどうしても気になることがあってそれを考えててん・・・。

それは彼の携帯が圏外になってしまうと

私にはもう彼に連絡する他の手段がなくて困ったこと。

誰よりも一番近い存在でありたいと思うてるくせに

携帯がつながらなかったらどしようもないというはかない関係がイヤやってん。




そやから後日、私は彼にその気持ちをぶつけてみてんよ。

「携帯がつながらんかったら他に連絡手段がなくて困ったんよ…。

 栄ちゃんの友達に連絡してみようかと思うたけど番号知らんかったし、

 栄ちゃんの友達の携帯を念のために教えてもらえんやろか…?」




すると彼は彼の友達の携帯番号を教えるのをかたくなに拒んだ。

「申し訳ないけどマミたんに俺の友達の携帯番号を教えるのはムリやわ」




・・・・・・・・・・・・・。

私はそんなに信用されてへんのやろか…

別に彼の友達と電話しまくるつもりなんてないし

彼と連絡が取れずに困ったときだけ

もしかしたら彼の所在を私は分からずとも友達なら知ってるかもしれんから

電話させてもらおうと思うただけやねんけど…

それとも彼にとっての私は友達の連絡先を教えられんほど

陰でこっそり付き合うしかでけへんような存在なんやろか…?

私は彼と彼の友達の輪の中には入れてもらわれへんのやろか…?




私はものすごいショックでうつむいて黙り込んだんよ。

そしたら彼が慌てて説明してくれてん…。

どうやら昔、彼が信用しとった友達が彼の彼女とよく電話してて

いつの間にか彼の悪口大会になってて

彼女に「俺と俺の友達とどっちを信用するんや?」って聞いたら

彼女に「友達」って即答されたからそのまま別れたことがあったらしく、

それ以後、友達と自分の彼女が連絡取り合うのはイヤになってもぉてんて…。




私はその説明を聞いて半分納得がいくような、

もう半分は「???」って思う部分もあるような感じやったけど

無理やり納得してそれを受け入れることにしてん。

彼のそういう言い分を飲み込もうと苦心しよるのが彼に伝わったんやろね…

彼が「その代わりに」って言うて実家の電話番号を教えてくれた。




友達の電話番号は教えてもらわれへんかったけど

実家の番号とか教えてもらえると思わんかったから私は喜んだ。

だって友達よりも実家に電話してえぇとか家族公認になれるんかな♪

って感じでなんだかうれしいやん♪♪

連絡のことでモヤモヤしとった私はこれでイッキにスッキリしてん♪




けれど私はアホやったわ…。

実家の番号なんて聞いても、実際はものすごく電話しづらくて

後でものすごく困ることなんてそのときは分からんかった…。


続く…


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2006年10月27日(金) 07時00分00秒

大失恋ストーリー71(彼のおばあちゃん)

彼のおばあちゃん(大失恋ストーリー)


いつやったかなぁ…

彼が「俺は ばあちゃんっ子や」って言うててん。

小さいときからおばあちゃんが大好きで

今でもばあちゃんとはかなり仲良しやって言うとった。

私もばあちゃんっ子なとこがあるから

同じやね!って二人で言い合ってたことがあったんよ。




彼の部屋で寝息を立ててる彼の寝顔を見つめながら

私はいろんなことを考えよった。




ゆっくり休んで早く元気になてくれますように…

彼がもっと楽になってくれればいいのに…

私が彼にしてあげられることって何やろう…

何かしてあげたいけど変に押し付けがましくして負担になりたくないな…

そんなことを思いよったら…




ガチャッ




彼の部屋のドアがゆっくり開いてん!!!

え?え?今日は彼のご両親は旅行中でおらんのと違うん!?!?

誰???誰????いったい誰なん!?!?!?

するとそれは彼のおばあちゃんやった。




夜中に物音がしたから目が覚めたらしく、

麦茶の入ったグラスとナシの入ったお皿を

上品なお盆に乗せて持ってきてくれてん。




「こんな時間にお邪魔してしまってすいません!」

私は慌てておばあちゃんに挨拶して謝った。

そしたら彼のおばあちゃんはニコッってすっごい優しい顔して言うてくれた。

「栄治がうちにお客さんを連れてくるのは滅多にないから♪

 こんなものしか出せなくてごめんね、ゆっくりしてってね」




こんな深夜に起こしてしもぉて

お茶とか準備してもろぉてしもて

しかも二階の部屋とか滅多に上がってこぉへん感じやのに

お盆持って上がってきてもろぉてしもて…

もうほんまのほんまのほんまに申し訳ない気持ちと

ありがたい気持ちでいっぱいになってん…。




お茶を持ってきてもろぉただけなんやけどね、

彼のおばあちゃんのお陰で

ちょっとだけ彼の家での私の居場所ができたような気がしてうれしかった。




彼がおばあちゃんのこと大好きやって言うてたのを思い出した。

あぁ…ほんまえぇおばあちゃんやね。優しいおばあちゃんやね。

私も彼のおばあちゃんが好きやなって思うたわ。

私が彼のおばあちゃんと会うたのはこれが最初で最後やったけどね…


続く…


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2006年10月26日(木) 23時54分00秒

大失恋ストーリー70(倒れた理由)

倒れた理由(大失恋ストーリー)


彼に引き止められるがままに私は帰るのをやめた。

このまま一緒におってほんまにえぇんやろか…

そんな気持ちはあったけど、

彼に引き止められたのが正直かなりうれしかったわ。




そして彼が倒れた理由を聞かせてくれた。

過労とストレス性の胃炎のせいやった。

いつも残業で家に帰ってくるのは日付が変わってしまってて、

翌朝は早くから仕事に行ってたらしくて

ここずっとほとんどちゃんと寝れてへんかってんて…。

そして弱音を吐いたりグチこぼしたりせぇへん人やから

全てのストレスを抱え込んでしもぉてそれが胃に負担になってんて…。




仕事が忙しいってのは前から聞いてたけども

ものすごく無理して仕事しとったみたいなんね…。

彼が忙しくて大変な思いをしよるのは分かってたけど

私はココロのどこかで『彼はがんばり屋さんやから大丈夫…』って

彼は完全無敵で最強やと思い込んでしまっとったんかもしれん…。




かなり疲れとるくせに私をホタルを見に連れてってくれてたんやね…

ただでさえ無理が重なっていっぱいいっぱいだったくせに

今日はケチャップスパゲティの約束をしたせいで

いつもより早く仕事を終わらせんとアカンようになったから

もっともっと無理をして早く帰ろうとしてくれたんやね…

体がほんまの限界きてもぉたんやね…

気がついたら病院のベッドの上だったらしい。




私は彼に申し訳ない気持ちでいっぱいになってん…

彼が約束のためにそんなにも大変な思いをしてくれよったのに

私はのんきに1時間も前からケチャップスパゲッティ作ってたなんて…

彼がこんなに大変やのに私は何をしよったんやろ…

いや、何もできとらんかったわ…何も役に立ってあげられへんかったわ…

ごめんなさい…ほんまにごめんなさい…

彼が倒れた理由のひとつに私のこともあったんかもしれんね…。




言葉がうまく見つからんようになってしもて

私は黙って彼の話を聞いてたわ。

ものすごく気分が落ち込んでもぉて彼を元気付けることもできんかった…

けど彼は

「マミたんのせいじゃないから!

 頼むからそんな風に自分を責めたりせんといて!」

って必死で言うてくれたわ。




彼が倒れたその日は彼のご両親がちょうど旅行に出かけとったらしく

「気を使うことないから」って言うて

私はその日はそのまま彼の家に泊まらせてもらうことになった。




彼のベッドに一緒に入ると

彼は私を後ろからギュッて抱きしめて

「あぁ・・・ホッとするわ」って言うた。

しばらくしたら後ろから彼の寝息が聞こえてきた。

私はそーっと彼の腕を後ろに戻して布団から出て座った。




倒れて大変な思いをした彼に

私は気の効いた言葉もかけてあげれんかったけど

私も何か彼の支えになってあげれたりするんやろか…

そう思うとなんか眠れんかった…


続く…


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2006年10月25日(水) 23時30分00秒

大失恋ストーリー69(深夜の考えナシ)

深夜の考えナシ(大失恋ストーリー)


私は彼の家の玄関の前で立ちすくんでしもぉてん…。

玄関のドアの横にある彼の名字の表札を眺めて

「あぁ、彼の家なんやなぁ」とか当たり前なことを思うたりしつつ、

その表札の下にあるピンポンを押すべきか押さざるべきかを必死で考えた。

考えたって言うか普通こんな深夜にイキナリ訪れといて

ピンポン押せるわけないやんなぁ…

ここでまた…結婚まで言うてもろぉた彼女のくせに

彼との距離みたいなものを感じたりしたわ…。




しばらく立ちすくんだら動揺しとるのが落ち着いてきたんやろね、

彼に電話したらえぇやん!って気付いてカバンから携帯を出そうとしてん。

真っ暗で見えへんから携帯が見つからん…

焦ってカバンをゴソゴソするから余計に携帯が見つからん…

そうこうしとったら彼の家の玄関がゆっくり開いてビックリしたわ。

彼が気付いて開けてくれた。




彼の顔見たらちょっとホッとした。

けど私、考えナシに彼の家に来てもぉたはえぇけども

いったい何をしに来たんやろか…????

こんな深夜に…彼もまだしんどいやろに…家におしかけるなんてなぁ…。

私が玄関の前でモジモジしてもぉとったら彼がちょっと笑った。

「あは。マミたん来てくれてありがと。どうぞ、あがって」




遠慮して帰ればいいのに私は彼の家にあがらせてもらうことにしてん。

深夜1時半…。

玄関で音を立てないようにそっとミュールを脱いで隅のほうにそろえた。

廊下も階段も、抜き足 差し足 忍び足でまるで泥棒のように歩いた。

誰かの実家にこんな風にお邪魔したことなかったから

なんか罪悪感と緊張でいっぱいいっぱいやったわ。




彼の部屋に入ると彼はすぐに自分のベッドに横になった。

「ごめん、ちょっと横にならせてな…」

私はまた彼に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

考えナシな自分にあきれることは多々あったけど

こんな風に考えナシで具合の悪い人の家、ましてや実家に

しかも深夜に押しかけるとかマジでありえへんわ。

「やっぱもう帰るわ。ごめんっ!」




そう言うて帰ろうとしたら彼が私の手ぇを掴んで離してくれんかった。

「せっかく会えたのに。もちょっと一緒におってくれん?」

「いや、私マジで非常識すぎやし、考えナシすぎでありえへんわ。

 ほんまごめん、帰るわ」

そう言うたんやけど彼は笑った。

「マミたんのそういう考えナシなとこも好きやから。

 だから、もちょっと一緒におって。」


続く…


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テーマ:★大失恋ストーリー
2006年10月24日(火) 23時03分00秒

大失恋ストーリー68(彼の家)

彼の家(大失恋ストーリー)

彼との電話を切ったらそのままカバン持って家を出たわ。

私はかなり感情的になってもぉとった。




仕事中に倒れたってどういうこと?

いっつも元気いっぱいだったやん?

病院行ってきたってどうやったん?

ケガなん?病気なん?どうして倒れてもぉたん?

もう大丈夫なん?




頭の中は彼のことでいっぱいだった。

電話しとるときにもっと落ち着いて彼の話を聞いておけばよかった。

倒れたって聞いただけで彼のことが心配でたまらんようになって

とにかく早くかけつけたい、彼に会いたいって思うて

彼の詳しい事情も聞かずにイキナリ今から行くとか言うて

電話を切った自分はアホやわ。




家を出たら通りは静まりかえっとった。

夜中の1時過ぎやしね。

私の走るミュールのカツッカツッカツッって音が響いとったわ。

駐車場までの真っ暗な道を思いっきりダッシュしてん。



車に乗り込んで彼の家に向かって走り始めてしばらくして気付いたわ。

私・・・彼の家がどこなのかハッキリ覚えてへん…

だいたい覚えてる道をあっちこっちして少し道に迷ったけど

なんとかやっとこさ彼の家に着いた。




そして彼の家に着いてまた気付いたわ。

彼…そういえば実家に住んでたんやった…

時計見たら深夜1時半やし…常識もへったくれもなさすぎやで…

考えナシってのはこれやからアカンわ。

私は彼の家の玄関の前でしばらく考え込んでもぉた。


続く…
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2006年10月23日(月) 07時00分00秒

大失恋ストーリー67(ダッシュでお見舞い)

ダッシュでお見舞い(大失恋ストーリー)

彼の携帯はそれからも何回もかけ続けてんけども

「電波のないところか電源が入っておりません」ばっかりやってん…。




彼のためにキレイに片付けた部屋の真ん中にある、

一人暮らしにはピッタリサイズの小さなテーブルの上に

ケチャップスパゲッティを盛り付けたお皿が2つ。

そのテーブルの前で携帯を握り締めて一人で座り込む私。




彼氏の車の音が聞こえてくるかもしれんと思うて

テレビもつけずに静かな部屋に一人ぽっちで彼を待っとった。

静かな部屋には時計の秒針の音だけがしよったわ。

部屋も私もあんまりにも静か過ぎたんか知らんけど

その秒針の音が異常にうるさく感じたのを覚えとるわ。




そしてその秒針が何周回ったんやろか…

約束の時間から6時間過ぎた深夜の1時になって

彼から電話がかかってきてん!

私は携帯握り締めたまんまやったからワンコールで電話に出たわ。




「もしもし?どうしたん?何かあったん?」

すると彼はメッチャ元気なさそうな小さな声で言うた…

「今日はごめん…。実は仕事中にちょっと倒れてしまって

 病院に運ばれて今やっと家に帰ってきた」

「え?倒れたって!?え?え?どしたん?

 ってか大丈夫なん??あわわわ…」

私はひたすら動揺しまくったわ…




そしたら彼が弱々しい声でボソッと言うてんよ。

「今日はマミたんに会えるの楽しみにしとったんやけどな…。

 むちゃくちゃ情けないわ…ごめん」

それ聞いて、なんか喉が熱くなってきて涙が出てきてん。

「今からめっちゃダッシュでお見舞い行くし!!!待っといて!」

私はなぜか興奮してもぉて泣きながらも半ギレ状態で彼に怒鳴ってもた。


続く…


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テーマ:★大失恋ストーリー
2006年10月22日(日) 00時45分00秒

大失恋ストーリー66(連絡が取れん…)

連絡が取れん…(大失恋ストーリー)

部屋の片付けはいつもに増してキレイにしといた。

自分の家で彼氏と晩ごはん食べるだけやのに

なぜか精一杯のおしゃれな格好をしといた。

そして彼との約束の『ケチャップスパゲッティ』もできあがっとる。

もういつ彼が来てくれてもOKの状態で私は一人でソワソワしとった。

ワクワクしとるから余計に約束の時間まで時計が気になってたまらんかった。




けどね…時間がきても彼が来ぉへんかったんよ…。




彼は約束はちゃんと守ってくれる人やし

きっともうすぐ来てくれるはずよ…。

そう思いながら待っとったら30分が過ぎ・・・1時間が過ぎ…

ただでさえ早めに作りすぎとった『ケチャップスパゲッティ』が

どんどん冷えてマズそうになっていく…






最初は、ちょっと遅れたからと言うて電話して急かしてしまうと

彼と会えるのをムチャクチャ楽しみにしとるのがバレてしまうから

なんかイヤやなぁとか変なカケヒキを思いついてしまったりして

気にはなりつつも彼に電話はせぇへんまま待っとった。




けど、だんだんそういうしょうもないカケヒキとかどうでもよくなってきて

彼に早く会いたい気持ちや

途中で何かあったんかもしれんという心配がどんどん強くなっていって

私は彼の携帯に電話してみたんよ。

そしたらね…




電源が入っておりませんって言われてん。




何かあったんやろか…まさか…事故とか!?!?!

不安はどんどん大きくなって心配でたまらんようになってきて

私はストーカーもビックリなくらいに彼に電話をかけまくったわ。

「電波の遠いところか電源が入っておりません」のアナウンスを何回も聞いたけど

彼が電話に出てくれるまでしつこく何回もかけてみようと思うてん。

けどもいつまで経っても連絡が取れん・・・・




そして気付いたんよね…。

私は彼のことをよく理解しとるつもりでおったけど

こうして彼の携帯が連絡取れんようになったら他にどうしようもないということを。

彼の友達の連絡先が分からん…

彼の親友にも会わせてもらったけど電話番号は聞いてへん…

彼に何かあったとしてもそれを知る術を私は知らない…。




そう思うとどんどん嫌な予感がしてきて胸がザワザワしてきた…


続く…


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