先日、娘の強いリクエストにより、保育園時代のお友達を誘って、スパリゾートハワイアンズに行ってきました。
もはや両親とハワイ(ホンモノ)より、お友達とハワイアンズのほうがいいらしいです(泣)。

でもまぁ、ママたちも気が置けない友人同士、ぶっちゃけトークに花が咲き、大変楽しい一泊旅行となったので大満足です(流れるプールが流れないくらい、むちゃくちゃ混んでましたが)。

その中の最年少ママ(一回り年下)から「姉さん、聞いてくださいよ~~~」と行きのバスの中ののっけからぶっちゃけトークをされました。
まるっとまとめると、旦那とうまくいってない、ってコトなんですけども(まとめすぎ)。
自分は仕事も育児も家事も全部一人でこなしているのに、毎晩飲み歩いて遊びまくっている旦那はナニ一つ家族のコトを思って行動してくれない、と。

う~~~ん、まぁ男なんてそんなもん、と言ってしまえばそれまでなのですが、最近イクメンやらイケダンやらとマスコミが誉めそやしているので、世の中にそんな珍種は極々少数民族なのだよ、と言ってみたところで隣の芝生は青く見えるんでしょうねぇ。

ワタクシは最初から夫に多くを求めていないので、週末の土日のどっちかに娘を公園に連れていったり、朝に宿題やピアノの練習を見てくれるだけで、よくやってくれてるな~と思っております。
ハードル低すぎっすかね(笑)。

というのも、もともと夫は子供をほしがらなくて、ワタクシの強い願望により渋々子作りに協力してくれた、という経緯があるので、余計にそう思うのかもしれません。
妊娠中は怖がって(気持ち悪がって?!)ワタクシのオナカを触ることもしませんでしたしね~。

出産後も、3歳くらいまではまったく面倒を見てくれませんでした。
オムツ替えも数回?!したかしないかくらいで。
今のように娘がべったり夫になついて、夫もそれに応えられるようになったのって、実はここ2~3年くらいで、言葉によるコミュニケーションがしっかりとれるようになってからのことです。
それまでは夫も娘に対しておっかなびっくりの対応しかできませんでしたっけねぇ。

よく言われることですが、オナカの中に十ヶ月ものあいだ赤ちゃんを入れてじっくり母親気分を育てるオンナと違って、いきなり生まれてきたイキモノを見てすぐに父性がわくオトコは少ないんじゃないでしょうか。
今年で51歳、社会人としてはかなりのキャリアになる夫ですらそんな状態でしたから、このママ友の旦那さんはまだ30代半ばですし、年齢的にもまだ遊びたい盛り、仕方ないんじゃないでしょうかねぇ。

とはいえ、他家のパパがイクメンに見えてしまう、と。
それはもうばっさりマスコミの功罪です。
昭和時代にもいわゆるイクメンはいたんでしょうけども、ワタクシの実父なんてほとんど家にいませんでしたしね。
起きているうちに姿を見かけるほうが稀でしたっけ。
遊んでもらった記憶は皆無です。
高度成長期時代のお父さんはみんなそんな感じで、休みの日といえば寝てるだけ、みたいな(週休一日でしたし)。
それでも両親の夫婦仲は悪くなかったので、ワタクシも不満なく、夫婦なんてそんなものと思って育った気がします。

今はメディアが発達したせいで、イロイロな情報がすぐに手に入るようになって、望む望まないに関わらず耳に自然と入ってきてしまうので、ついつい夫に過大な期待をしてしまうのも仕方ないことなんでしょうねぇ。

その上、ママになってもオンナを忘れない、ですとか、ママとパパになっても恋人気分を忘れるな、ですとか、キレイなママでないといけない、みたいな風潮が蔓延してるじゃないですか。
セックスレスが問題視されたり。
でも個人的には、子供が生まれたらおとーちゃんとおかーちゃんでいいと思うんですけどね~。
まぁ我が家がレスだから言うわけじゃないですけども、セックスレスが離婚理由になる欧米の真似をしなくてもいいと思うんですよね。
だっていつまでもオトコとオンナでいる、って、もうDNAレベルのハナシのような気がするんですもん。

欧米のような狩猟系民族って、オトコがマンモスを狩りにいっているあいだ、オンナは洞窟に残されるわけで、オトコが獲物を持って帰ってきたヒには、またいつ帰ってこられるかわからない間に他のオスに取られよう必死だったハズ。
でも日本人は定住してその土地で農耕を営む民族です。
家族みんなで田畑を耕し、家族みんなで収穫し、家族みんなで豊穣を喜び合う、農耕民族。
でもそれでもどの欧米各国より離婚率は低いです。

つい最近も、娘がお友達の家に単独で遊びに行くというので、7年ぶりくらいに夫婦二人きりで映画を見に行ったんですけども、見終ったあとにカフェでお茶したのはいいんですが、最初は映画の感想を言い合っていたものの、途中から会話もなくなり、結局娘の話になっちゃいましたからねぇ。
恋人気分もナニもあったもんじゃないすよ(せっかくワンピースなんて着てみたりしたのに・・・ブツブツ・・・)。
それでも夫婦仲はすこぶるいいほうではないでしょうか(ワタクシが思っているだけかもしれませんが)。
わざわざ夫婦仲の良さをSNSでアピールするのもこっぱずかしいので、あえて悪口ばかり書いていますけども。
コレ言うと、ノロケかよ!というツッコミしかないと思うんでアレですけど、ワタクシ、生まれ変わっても夫といっしょになりたいと本気と書いてマジと読むくらい真剣に思っています。
老いたらシモの世話もするつもりですし、最後はしっかりと看取ってあげたいです。 
ほら、ノロケでしょ。すんまそん。

シッターに預けて夫婦二人の時間を、なんていうコトをしているカップルもいらっしゃることでしょう。
ロンモチ、それを否定する気は全くありませんが、我が家の場合は7年つきあって、結婚しても子ナシの時期が10年ありましたから、夫婦二人の時間はそれこそ山のようにあったわけで、イマサラわざわざお金払ってまで(実家は持病などの諸事情につき使えず)二人きりの時間なんていらないよね、娘がいっしょのほうが楽しいよね、という感じなんです。
残念ながら日本でベビーシッターがそれほど普及しないのって、実はそんなトコロが原因なのかもしれないなぁ、なんて思うわけですが(働く母ちゃんにとってはシッターは重要事項ですけども)。

ということで、ママ友には旦那にあまり期待しないことをアドバイスした上で、年に一回でもいいので家族旅行をすることをオススメしてみました。
特にハワイ!!!
子供ができて初めてハワイのすばらしさに開眼したワタクシですので、ストレスフリーでピースフルな場所でゆったりと家族で過ごせば、飲み会ばかりでキャバクラ通いをしている旦那さんも、家族といっしょの時間のほうが楽しいコトを実感すると思います。
だって飲み会って実はそんなに楽しくないですからねぇ。
たまに参加するならともかく、毎晩毎晩飲み歩いて、キャバクラ行っても、ナニも残りませんから。
40代になるとその虚しさに気づくとは思うんですけども、若いうちは無理かもしれませんねぇ。
毎晩飲み歩く気力も体力もなくなって、初めて家族の大切さが身に染みるっていうね。
週5回の飲み会やキャバクラを週2~3回にすれば、年一回のハワイ旅行代なんてすぐ貯まりまっせ。
家族の思い出プライスレス☆ってね☆

それに子供が親と一緒に旅行してくれる時間だって長くはないでしょうしね。
そのうちイヤでも彼氏や友達といっしょのほうがいいと言う日がくることでしょう。
自分がそうだったように。

これから大人になる娘たち世代になると、また変わってくるのかもしれません。
男女関係なく働いて、男女関係なく育児して、男女関係なく家事をして、という時代になるんでしょうねぇ。
でもそれまでは昭和の感覚を引きずったままのオトコたちをうまくコントロールするのはオンナの役目と割り切るしかありません。
イクメン家庭だって、一皮向けば他家からは見えない闇もあるかもしれませんしね。

他家を羨ましがるより、年一回のハワイ!!!

というのは、タダ単にワタクシがハワイに行きたいからなんですけども、ええ。

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