人差し指と薬指の長さを比べてみよう。
まず利き手の手のひらを見て、人差し指と薬指、どちらが長いだろうか。
あなたが男性なら、「薬指のほうが長ければ、生殖能力が高い」といえる。
これは、「2D/4D比」という研究からわかったことだ。
2Dとは、親指から2番目の指という意味で人差し指のこと、4Dは親指から4番目の指という意味で薬指のことをさす。
この薬指の長さは、胎児期にどの程度テストステロン(男性ホルモン)を浴びたか、その量によって決まる。
だから人差し指より薬指の長い男性ほど、テストステロンの数値が高く、いわゆる「男らしい」傾向がある。
女性にも薬指の長い人もいて、そうした女性は男性的な素因を持っているようだ。

 

では、「男らしい」と感じる(?)マッチョな体はどうだろう。
マッチョなボディビルダーは、意外と睾丸が小さい。

筋肉が増えて体が大きくなったから睾丸が小さく見えるのではなく、実際に小さい。それは、筋肉増強剤を使っていることが原因になる。

筋肉増強剤の中にはテストステロンによく似た作用があり、これを飲むとテストステロンは十分に足りていると脳が勘違いをして、分泌を抑えてしまう。

しかも精子をつくるのに必要なFSH(卵胞刺激ホルモン)も低下させてしまうため精子がつくられにくくなり、やがて睾丸が萎縮して小さくなってしまうわけだ。

マッチョな体づくりは、筋肉増強剤に頼らないほうがいい。


また、男性ホルモンの作用を抑える働きがある「育毛剤」も要注意。
男性ホルモンが抑えられるということは、性欲減退や勃起不全、射精障害、精子数の減少などを引き起こすこともある。

 

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獨協医科大学越谷病院リプロダクションセンターの岡田弘先生の本《男を維持する「精子力」》を読んだことはありますか?
上記にご紹介したのは、「第1章 知っておきたい男の健康・新常識」の一部を要約したものです。

そのほかにも、性欲を高めるなら赤いスポーツカーがいい? とか、自転車通勤はペニスの血管を損傷する恐れからEDにつながる? とか、激しいスポーツをやりすぎると体内の活性酸素の量が著しく増えて精子の状態に影響する? など、日常生活にある場面を取り上げて「精子力」を弱めることに警鐘を鳴らしています。
「子どもが欲しい!」とがんばる期間は、何十年と続くわけではありません。

夫婦がともに暮らす長い期間から考えれば、1ページくらいに収まってしまうかもしれません。
ですが、その期間に起こることは、夫婦にとってはとても大切なことばかりです。
妊娠する、出産する。そして、新しい家族が増える。
その間、できることはできるだけトライすることが大事です。ですが、どうトライすればよいのか、その情報を正しく知っておかなければトライすることができません。あまり関係のないことに一生懸命になっていてもよくないですし、「いい!」と思って始めたことが実は「それは精子にとってよくないこと」だとしたら、逆に妊娠を遠ざけてしまうことにも繋がりかねません。
男性の妊活に関することは、女性の妊活情報よりも少なく、また精子に関することは、卵子に関することに比べて情報が少ないのが現状です。

また、とても難しい情報が多く、実際の生活の中にマッチしないこともあります。
この本は、男性という性のこと、精子のこと、男性の気持ちがとてもわかりやすく書いてあります。夫婦で妊娠に向けてがんばっても、なかなか妊娠に結びつかない。妻の顔が浮かない。浮かないどころか怒ってる?! となれば、夫はだんだんとトーンダウンしてしまうでしょう。
読み進めていくと、男性なら「そうだ!そうなんだよ!」と思うことが出てきます。例えば、排卵日にSEXしないとならないことの苦痛。それを女性が読めば「そうだったの? 知らなかった!」と思うことでしょう。

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