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by 不妊治療情報センターfunin.info


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不妊治療情報センターfunin.infoでは、毎年恒例の『体外受精実施施設特別アンケート』を2017年1月20日を〆切に実施しました。
本アンケートの目的は、体外受精が実際にどのように行われているのかを調べ、結果を広く皆様方にお伝えするものです。
アンケートは全国の体外受精実施登録施設589施設へ送付し、施設ごとに回答を得ているものです。内容が多岐にわたることから、色々なことがわかります。

アンケートを構成する11のテーマは、
1、体外受精の治療周期をはじめるにあたって 
2、誘発方法と使用薬剤について 
3、採卵について
4、採精について
5、培養(室)について
6、胚移植について
7、胚移植後の管理について  
8、 妊娠判定について
9、実施数について
10、スタッフについて
11、最後に
という構成です。
今年も140件以上の返信があり、現在集計作業を進めています。
今回は、その中からもっとも興味深い妊娠率と出産率についてお伝えします。

体外受精には、ご存知のように採卵があり、培養室での受精(C-IVF、ICSI)、胚培養、凍結、融解、胚移植があります。
 
採卵に向けて卵胞発育、排卵をコントロールするための方法として、ロング法、ショート法、アンタゴニスト法、低刺激周期法、完全自然周期法などがあり、その時に使用される薬剤もさまざまあるため、それらについても質問しています。
また、培養室での受精方法から、移植胚の状態(新鮮胚か凍結融解胚、またそれぞれに初期胚か胚盤胞か)も合わせて質問しました。
それぞれの治療スタイルと妊娠率および出産率との関係の詳細は今後の調査発表としますが、ここでは対採卵件数、対胚移植件数ごとの結果を紹介します。

ビックリマーク 採卵をベースにした妊娠率 29.1% ⇒ 採卵をベースにした出産率は 18.9%
ビックリマーク 胚移植をベースにした妊娠率 31.8% ⇒ 胚移植をベースにした出産率は 20.7%

(※96施設にて算出/採卵総周期数 57,188件、胚移植総数 52,176件、妊娠総数 16,614件、出産数 10,827人)

今後さらに追加到着分等も集計するため変動が生じる可能性がありますが、参考数値としてご覧ください。
なお、回答の分析において、卵子を確保するために行う誘発方法の違い(刺激周期や自然周期など)における優位差はなく、自然周期主体の施設では必然的に採卵手術件数が増え、刺激周期主体の施設では一度に多くの卵子を確保して凍結保存を併用することから移植手術件数が増えるという特徴があることがわかります。

ただ、凍結胚移植が全般的に増えるなか、必要以上に多くの胚が凍結保存されていくことの心配も感じます。
やはり胚凍結に関しては(卵子凍結含め)しっかりとした基準を設け、それを厳守する姿勢がなおさら大切になってくることが考えられます。

同時に、体外受精をさらに信頼ある治療として確立させていくために、治療のガイドラインを設けるなりして妊娠率や出産率を高める努力をするとともに、不妊治療に関してはしっかりした情報提供を行う必要性も感じるのでした。

全集計掲載の『体外受精完全ガイドブック2017』をご期待ください。
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