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女性は、年齢を重ねるとなぜ、妊娠しにくくなるのでしょう。
妊娠の要は、卵子にあると言われていますが、その卵子の質が年齢とともに低下することが妊娠しにくくなる原因の1つです。
また、卵巣機能の低下とホルモン環境も関係していますし、30歳を過ぎる頃から増えてくる子宮や卵巣の病気が関係していることもあります。

 

 

ライン 花 年をとるとなぜ、妊娠しにくくなる要因 その1 ライン 花

 

ハート 卵子の老化と染色体異常、卵胞の減少

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卵巣には、一生分の卵胞があります。生まれた時には約200万個、だんだんと自然に減少していき思春期頃には約50~70万個になっているとされ、その減少スピードは約1ヵ月に1000個と言われています。生まれた時から持っている、とても長生きな細胞の原始卵胞は、他の細胞と違った特徴があります。今あげた長生きということが、まず第一にあります。

 

人は、年齢を重ねるとだんだんと老化していきます。
見た目の問題もそうですが、臓器や血管も老化し、働きが鈍くなったり、弾力性が低くなったりします。卵胞も同じように、老化して、いわゆる元気がなくなってきます。その元気は、若い頃は100メートルダッシュなんて軽い!軽い!なんて言っていたのが、100メートル走りきる前にゼェゼェしてしまい、走り終わった後はいつまでも心臓がドキドキしてしまう…という状態を思い描けばわかりやすいでしょう。

 

原始卵胞は、ほかの細胞と違い細胞分裂をして同じ細胞をつくり出すことができないので、細胞自体が長生きで、年を重ねていくのです。長い期間生きていれば、いわゆる若い頃の勢いも衰えてくるものです。

 

ハート 年を重ねると、間違いやすくなる

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卵胞は、46本(44本の常染色体と2本の性染色体)の染色体で作られています。

このまま精子と受精してしまうと、染色体の数が多くなってしまいますので、減数分裂という特別な分裂が起こり、染色体の数を半分に減らし、精子と受精することで、もとの46本の染色体を持つ細胞、受精卵(胚)になるのです。
卵子の老化は、減数分裂をする際の染色体の分配にエラーが起こりやすくなりることも要因の1つです。

この染色体異常率が増えるは、簡単に言えば、間違いを起こしやすくなるということです。
若い方でも染色体異常は起こりますが、その起こる率が35歳を過ぎ、40歳を過ぎと年齢を重ねるに従って高くなることが知られています。

染色体異常が起こると、受精しても分割しない、分割しても着床しない、着床しても流産してしまうなどにあらわれます。

そのため妊娠しにくく、流産しやすいということにつながるのです。

 

次回は、「卵巣機能とホルモン環境の変化」のお話しをします。

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