AMHはいろいろな意味で話題になります。
たとえば検査の必要性や結果からの対策、そして年齢ごとの治療方法などなど。
このAMHは卵巣予備能の指標として多く用いられていますが、AMHがART治療成績を予見できるかについては不明な点が多く、その検証のためにAMHの値が低い症例でのART成績について調べた結果をファティリティクリニック東京が発表しています。(2013年 日本生殖医学会学術総会)


それによると、39歳以下ではAMHが低い数値であってもART治療の成績が劇的に低下するとはいえないようですが、流産率は上昇する傾向が見られたと発表。
一方で、40歳以上では妊娠率の著しい低下が認められたが、これはAMHの値に関係なく起きることで、要するにAMH単独ではART適用の基準にならないとの考えを示しています。

 

治療前にAMHを測定した後に顕微授精を行なった348症例(※1)を対象に胚利用率を検討し、同様にAMHを測定して融解胚移植を行なった771症例(※2)の妊娠率・流産率も検討した結果です(表A)。

 

 

(※1)2011年1月〜2013年4月

(※2)2011年1月〜2012年12月

AMHの値が低い症例におけるART成績について調べた

 

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