アメリカから医師がやって来た

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1〜2ヵ月ほど前のこと、仕事場にアメリカ人の医師がやってきました。

不妊治療専門のクリニックで、生殖医療センターのようなところなのでしょう。

100人ものスタッフがいて、環境も良さそうなところです。

日本人女性の通訳と連れ立って、スーツ姿で

私が普段愛用しているのと同じサムソナイトのリュックを手にしていました。

イイね!

 

目的は、『日本のご夫婦に自分たちのクリニックでお子様への夢を叶えに

もっといらしてください』とのことらしく、日本でセミナーも開催するとのことでした。

この情報はまたの機会に致しますが、

せっかくなので、質問された日本の状況を伝えながら、

逆にいろいろな話や意見をお聞きしました。

 

その一つに、ミトコンドリアトランスファーがありました。

実はそのとき、大阪の患者さんが、あるクリニックで

「300万円かかるが、いい治療方法がある」と紹介され、

とても困惑していたと、別のクリニックの医師伝えに聞いていたからです。

その話をしながら、アメリカではどうなのこのミトコンドリアトランスファー?

Oh,It's very expensive, isn't it?

 

との一声で、「アメリカに来て当院で治療されても十分におつりがでます」

「そして、アメリカではエビデンスがなく、みな疑心暗鬼でやっていない」

くらいの返事でした。

 

話をする時、私は プンプン と、両手の人差し指を立てながら

頭の上に乗せていました。

(不機嫌な意志を鬼の格好で…。でも、これは伝わらなかったかもしれません)

 

最近、この卵子の若返りの話がニュースになっています。

成功例のバックボーンも詳しく知りたいところですが、自由診療とはいえ、治療費自体がどこから算出されているのか、卵子のその後の受精や移植費用は?

妊娠・出産に至らない不成功時の場合でも同じ請求なのか?

諸々考えるに、みなさんはどう判断されるのでしょう?

 

さてさて、

湯飲み茶碗でおだしした緑茶を2杯、美味しそうに飲んでいた医師先生を

ふと思い出し、アメリカの同医師先生のクリニック見学計画もありかな?

と、振り返って思うのでした。

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