子宮鏡検査について知りたい

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私は、42歳です。凍結卵が1つあり、翌月に移植をしようとしたところ子宮に血が溜まっている状態であること、卵胞がなく、FSHも非常に高い数値に急になったことにより移植は中止となりました。
次周期は生理2日目に病院に行き、自分の力で排卵ができないだろうということで、ピルを飲んで生理を起こし、ホルモン治療で移植を行うようなのですが、子宮に血が溜まっていたことが気になります。
残り1つの卵なので、良い状態で子宮に戻したいです。
子宮鏡検査は生理食塩水により洗浄できるので、着床率が上がると聞きました。
ほんとうなら、やってみたいです。

 


子宮鏡の検査をしたからといって、必ずしも妊娠率が上昇するということではありませんが、子宮鏡を行う際に、時として抗生物質の入った溶液を子宮に流します。
こうすることが、子宮内膜をきれいにしたり、バクテリアを排出することにつながり、妊娠につながるのではないかと言われることもあります。
子宮鏡検査の方法は、ファイバースコープを子宮口から挿入し、5%ブドウ糖液、あるいは生理食塩水を子宮内に流がしながら子宮内腔をスコープの直径が約3ミリと細くやわらかいものを使用して観察します。
原理は、胃カメラなどと同じです。
これで子宮頚管部、体部、両側卵管口を確認し、子宮内腔にポリープ、筋腫などの異物がないか、内腔の形態に異常がないか、また月経周期に合った子宮内膜の状態かなどを観察します。
検査に伴う痛みは少なく麻酔や点滴、頚管拡張も必要ないため入院することもなく短時間に行うことができ、体への負担も少ない検査のうえ、子宮内を直接観察することができる有用な検査です。
検査時には子宮鏡検査の様子を患者さん自身もモニターで見ることができ、術中に簡単な説明があり、 当日の検査後に詳しい説明があるでしょう。
検査時に内腔に突出した筋腫や、ポリープなどが発見された場合には後日治療や手術が必要になることがあり、検査を受けられた方の約30%になんらかの異常が発見されるとも言われています。 
妊娠の要は卵子の質、胚の質にあると言われ、その質は年齢とともに低下していきます。年齢からすると、厳しくはなってくると思いますが、着床には移植する胚の質だけでなく、子宮因子も大きく関与していることもあります。
融解胚移植に向けて万全な状態で臨みたいという気持ちは十分にわかりますので、もしも希望すること、試してみたいことがあれば、ぜひ、主治医に尋ねてみてください。

 

*Adviser:はらメディカルクリニック

はらメディカルクリニック 原 利夫 医師

原 利夫 医師

 


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