第二子不妊で治療中です。第一子は人工授精で出産しました。そのときには、卵管造影の結果も左右共に通っていたので、第二子不妊治療を開始する際には、卵管の通過性を調べなくても大丈夫との医師の判断。ところが、いざ始めてみて、人工授精8回、体外受精1回、すべてダメなので、卵管の通過性を調べたところ、何と左が閉じていることが分かりました。
最初に調べていれば、もっと早く体外受精に移行できたのに、憤りの気持ちでいっぱいです。私は年齢も40歳ですし、第一子を保育園に預けて仕事をしながらの不妊治療。精神的にも大変です。
来月凍結胚を子宮に戻す予定です。その凍結胚は初期胚なのですが、妊娠の可能性はあるでしょうか。

 


今回、卵管の通過性の検査をしたところ、左の卵管が閉塞していたのですね。

右側には問題がなかったということでしょうか。
卵管は片側しか機能していなくても、妊娠成立の可能性はあります。
閉塞している卵管側の卵巣から排卵した場合には、反対側の卵管が卵子をキャッチすることもありますので、まったく妊娠できないということではありません。

ですから、右の卵管に問題がなければ妊娠の可能性はあったと思います。

また、卵管閉塞がいつ、何が原因で起こったのかは検査をしてもわかりません。
体外受精での妊娠率は全体で約30%、40歳では15%以下とあまり高くはありませんが、いい卵子といい精子が出会えば可能性はあります。
お子様の保育園の送迎や家事、仕事と、女性にとっては負担もありますね。

精神的に落ちこむこともあるでしょう。

そのようなときは少し治療を休んで、リラックスすることも大切です。

焦らず進んでいきましょう。
移植する胚のステージには、初期胚と、胚盤胞があります。

初期胚で凍結していても、追加培養をして胚盤胞まで育てることもあります。

初期胚は子宮内に移植をしますが、移植後に卵管へ戻り、卵管の中で成長し、胚盤胞になって子宮内に戻ってくるという説があります。

ですから、両側の卵管が閉塞している場合には着床寸前の胚盤胞まで体外で培養し、胚盤胞で移植をした方が成績がよいと言われています。
また、長い時間体外培養をして、胚盤胞にならない場合、移植がキャンセルになります。体外培養が必ずしも胚にいいとは限りません。

早めに初期胚で移植した方がいいこともあります。
凍結胚移植の場合は、子宮内膜の厚さや状態を十分に整えて移植することができるという利点もあります。

胚の生命力があれば、特に今の状態で移植しても問題はないかと考えますが、必ず妊娠するということではありません。
まずは、凍結受精胚がうまく融解され移植できるかです。

いま凍結してある受精卵の力を信じて治療してください。

 

 

*Adviser:木場公園クリニック・分院

木場公園クリニック・分院 吉田 淳 医師

吉田 淳 医師

 


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