ネット情報との上手な付合い方は?

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インターネットで、不妊に関して自分が知りたいと思うことを調べると、情報が山ほど出てきます。病院の先生が発信している情報だったり、企業が何かの販売を目的にとにかく話題をいっぱい載せていたり、体験者の声であったり…。でも、内容的に、多くの事柄が、とても多くの考え方で勝手に載せているところがあって、本当に正しいことなのか、本当に必要なことなのか、病院関係では先生の考え方とかも違っていたり、企業関係では、変な販売にはダマされたくないし、どのように付き合っていくのがいいのでしょう?

 

*39歳

 

 

 

インターネットが普及して、現在ではスマートフォンなどで、どこにいても簡単にネットにアクセスすることが出来るようになりました。
ネット上には数多くの情報があり、誰でも簡単にそれらの情報を得ることができます。ここにネット情報の落とし穴があります。
情報が簡単手に入るようになり便利な一方、誰もが情報を発信できるようになったのも困りものです。
ネットが普及するまでは新聞やテレビや書籍などマスメディアを通じての情報であったため、情報発信者は氏名や顔写真を公開しての発言であり、その言葉にはある程度の責任や重みがあったといえます。
現在のネットでは、誰もが匿名で無責任に情報を発信できます。数多くの情報の中から、正しい情報とそうでない情報を見分けることが出来ないと混乱に陥ることだと思います。そもそも専門家でない患者さんが、見分けることは困難なことです。最新の治療法であっても自分に合っていない治療法や時代遅れで今では有効でないと証明されている古い治療法など、多くの治療に関する情報がネット上にはあります。そうした多くの情報の中から専門家でない患者さんが自分に合った有効な治療法を探すのは極めて難しいことと思えます。
ネットを見ればいろいろな治療が行なわれていて、自分とは異なる治療をしていることに不安を感じるかもしれません。医師によって、細かな治療の進め方には違いがあります。ですから、最終的な妊娠というゴールに向かっていても、途中の経過が多少異なることもあるのです。ネット上の顔も知らない、ましてやあなたを診察したこともない人から発信されている情報と、誰よりもあなたの体のことを一番よく知っている主治医の話。
わざわざ時間とお金をかけて受診しているのですから、不確かなネット情報に振り回されずに、もっと主治医とコミュニケーションをとりましょう。ネット情報には、不安と混乱があふれています。ネットの情報に振り回されないこと、そして目の前の医師が一番あなたを知っているという事を理解して治療に臨むのが良いでしょう。


*Answer 池袋えざきレディースクリニック



江崎 敬 医師

i-wish ママになりたい 赤ちゃんに会うために

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