先生は“注射で!”と言うけれど…

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これで3回目の胚移植を迎えます。私は、フルタイムで仕事をしているので、仕事と治療の両立が大変です。自然周期で採卵をしているので通院回数は少ないのですが、職場には不妊治療をしていることをカミングアウトしていないので、なるべく休みをとりたくありません。
胚移植後の黄体管理について、いつも注射です。自己注射でもいいと言われてはいるのですが、それも怖くて…。
黄体を補充する飲み薬もあると聞きました。それに切り替えて欲しいと思っているのですが、やはり注射の方が効果が高いのでしょうか?

 

*40歳

 

 

 

胚移植後の黄体補充については、注射の効果が高いとされていますが、注射でなければならないこともありません。服薬のみでも、十分だと思います。
服薬の他には、膣座薬という選択もあるでしょう。
また、黄体補充が注射であっても、服薬であっても、着床する時にはして、流産になる時にはなります。
例えば、注射でなかったから流産になってしまったというよりも、胚の質であったり、子宮内膜の環境であったりするところの方が要因として高いのです。
逆に、自然淘汰されるべきものが、黄体補充によって維持されるということもありません。もっとも、そうはならないのですが…。
仕事と治療を両立させている方も少なくありません。
その中で、通院しての注射も大変でしょう。
自己注射という方法もありますが、それが怖くてできないとなれば、注射なら通院するしかありません。ただ、職場の近くの婦人科やご自宅近くの婦人科などで注射だけをしてもらうことは可能でしょう。この場合は、通院する不妊治療の病院からのオーダーが必要になりますが、選択肢の1つとしてはありではないでしょうか。
治療については、それぞれのライフスタイルの中で、いろいろな選択肢の中からチョイスできればいいですよね。
ただし、適応というものがありますから、チョイスしたくてもできないこともあります。チョイスした方法では、効果が得られないとなれば、医療ではなくなってしまいますから…。
仕事と両立させての通院であること。
職場にカミングアウトしていないので、休んだり、時間休をもらうのも難しいこと、自己注射がこわいこと。などの生活状況を伝えながら、黄体補充のための注射について主治医に相談してみて下さい。
そして、いくつかの選択肢を用意してもらうといいですね。
あなたがストレスなく生活しながら、よい治療が受けられるようにと想っています。


*Answer レディースクリニック北浜



奥 裕嗣 医師

i-wish ママになりたい 赤ちゃんに会うために

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