主人の凍結精子は、残り1本…

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主人はMD-TESEで精子凍結をし、残り1本となりました。病院のレベルや、先生との相性に悩み、転院を考え、色々な病院に問い合わせしましたが、有名な病院ほど、他院で採取した精子凍結は受け入れ拒否が多く、可能な病院は、自己責任で専用ケースで運ばなければならないため諦めました。
4回顕微授精し一度も着床せず、卵子が少ないのが原因と言われ、AMH検査をした結果、やはり卵子があまり残ってない状況です。先生には、早めに諦めて前に進むことを進められました。この私の卵子の状況で、他院でなら妊娠が見込めるのか、確率はどれくらいなのか知りたいです。

 

*37歳

 

 

 

精子が残り1本、4回の顕微授精でも妊娠しないとなると、あなた方ご夫婦はきっと途方にくれてしまっていることでしょう。移植した胚の分割状態やグレードがわかりませんが、移植できている点から考えれば、可能性はゼロではないと思います。
AMHは、卵巣にある発育途上の小さな卵胞数を予測するものです。その数値から残りが多いか、少ないかを予想することはできますが、妊娠できる、できないを予測することはできません。それは、妊娠の要素として卵子の質があげられるからです。卵巣に残っている卵胞数が少なくても、質のいい卵子にめぐり会えれば、妊娠することはできるでしょう。ただ、卵子の質は、年齢とともに低下していきますので、卵胞数が少なく、年齢が高いとなれば妊娠への条件が厳しくなるということにつながります。
凍結精子を持っての転院については、有名、有名でないに関わらず、他院での手術の状況、精子の状態、移送の問題も含めて受け入れる側が難色を示すことは考えられます。それだけ、生殖細胞は大事なものであり、ストレスに弱く、受け入れる側の責任を考えれば、厳しいケースには、その対応も厳しくなることが考えられます。ほとんどの場合、現在のクリニックか、転院先のクリニックにある専用ケースに入れて、自分たちで転院先へ持って行くということになるでしょう。遠方でしたら、専用ケースを特別仕様で宅急便で送ることもできるかもしれません。
他院でなら、妊娠できるか? については、何とも言えないことです。医師によって治療に対する考え方、方法には違いがありますので、それが奏することもあるでしょう。その時の卵子の質との出会いがラッキーにつながることもあるでしょう。ただ、転院することで確率があがるとは言えません。
不妊治療は、ご夫婦が納得して受けることが第一です。凍結精子を持って転院することも1つですし、凍結精子は、そのままにして、転院して2回目のMD-TESEの可能性を探るのも1つではないかと思います。
妊娠のチャンスは、どの周期で巡ってくるのかはわかりません。ですから、十分にご夫婦で考えて、納得できる治療を受けていただきたいと思います。


*Answer 蔵本ウィメンズクリニック



蔵本 武志 医師

i-wish ママになりたい 赤ちゃんに会うために

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