前日ライラックがやってき、早朝に事情を聞き出している

クレスは苛立ちを隠せない様で眉間に皺が寄りメンタルが弱い他人にはまず間違いなく失神しそうな表情をしている。

クレス「いつから・・・行方がしれてない?」

ライラックはその表情が恐ろしいのかオドオドとしながらも口を開き伝え始めた。

ライラ「えぇ~とですね・・・三日前でして・・・」

三日前という言葉を耳にしクレスは怪訝な顔する

 

クレス「・・・まだソルスセイムにいるのではないか・・・?」

ライラ「いやでもマリリちゃんとクレスがいない!って言って足早に出て行ったのですよ?・・・(´ε`;)」

クレス「まったく心配性め・・・レイブンロックの周りは調べたのか」

ライラ「・・・・!すっかり忘れてたのです!!」

クレス「貴 様 !!」

ライラックの発言を耳にし一気に説教モードに入るクレスは早口になった、ライラックは「ギャー!」と叫びながら、頭を守るように聞いているのか聞いていないのか分からない状態。

そんな二人をサリクスはジトーとした目で見ていたが、対してマリリは件の「ママ」の事で不安げな表情を浮かべた。

マリリ「ママ・・・」

サリクスはふとした疑問を口に出した

サリ「マリリさんの母親なんですか?」

兄の呼び声により、くるっと振り向きマリリの返答は

 

マリリ「ううん、せんせのともだちー・・・

 

 

 

サリ「ズサーーーーッ!!!」

サリクス、勢いよく転ぶ

マリリ「??どうしたのおにいちゃん?(´・ω・`)ノイタイノイタイノトンデケー!」

クレス「いきなり何だ・・・・すっ転びおって。」

 

サリ「いいえ・・・ナンデモナイデス」

 

クレス「母か・・・・あながち間違いではないな。

サリ「へ?」

ライラは色々頭を悩ませているようで、何処かへフラフラ歩いて行った。

ライラ「うう~~~~ん~~行きそうなところ~~~ぐぬううう」

 

クレス「ふむ・・・・あやふやな情報ばかりで特定もできんな・・・よし面倒だが街にいってくる。後スジャンマ

 

サリ「おい今小さくなっていった?!」

 

マリリ「いつもの事(´・ω・`)」

クレス「酒を飲まねば・・・」

サリ「ダメ人間か!」

クレス「いいや真人間だ」

サリ「嘘ダッ!!!」

 

 

 

そんなこんなで二時間後

マリリ「ライラちゃんいないねー」

サリ「そういえばたしかに・・・・(´・ω・`)」

マリリ「まぁ大丈夫だよぉ~のんび・・・・り」

サリ「クレスさんももうそろそろですし・・・ん?マリリさんどうしましt」

マリリ「危ない!!おにいちゃん!!!!」

そう大きな声で言い、マリリは速く正確に対象の腹に向けて足を蹴り上げた

 

 

 

サリ「な、なんです・・・わぁぁぁっぁ?!」

蹴り上げられた対象は

サリ「だ・・・誰?!ていうか・・えっ?!」

マリリ「・・・・・・・だ ぁ れ ? 」

サリリ「ま・・・マリリさ・・・・ん?」

謎の少女「うぁっ・・・・ゲホッゴホッ」

謎の少女「ふぅ・・・はぁ・・・・ガァッ?!」

マリリ「・・・答えないと分からないなぁ?」

 

謎の男性「ダリアッ!!!」

 

マリリ「行かせない!!!」

マリリ「そこを・・・うごかないでっ!!!!」

マリリ「うごいたら・・ボンッ!!だよ」

サリ「・・・貴女たち・・・誰?」

マリリ「・・・」

何を思ったのかダリアの体から離れ、サリクスの元まで戻るが、目線はそのままダリアの体と首にしている

ダリアは息を整え、兄をじっと見た

ダリアと呼ばれた少女「・・・お、おにい・・・・どうしよ・・・」

少女の兄「・・・・目論見が外れたか・・・?!・・これではじいさんになんて説明すれば・・・」

サリ「?目論見・・・・?(何かの組織員?)」

マリリはえへへへとにこにこしながら、標的を見つめると懐から黒と赤の特徴的なダガーを取り出しその手に握った。

マリリ「マリリはいま、とっても怒ってるんだぁぁ(*´・ω・`*)」

サリ「まっマリリさん!話を聞くいう選択肢h」

 

一方その頃

 

 

ライラ「クレスさぁぁぁぁぁぁぁぁんん!!」

クレス「む・・・何だ貴様か。」

ライラ「貴様か・・・!じゃないですよ!!なにか調べてるかと思ったら・・・・」

ライラ「何スジャンマ吟味してんだこんのジジイイ!!!」

クレス「叫ぶな五月蝿い・・・そしてジジイ言うな。今回買うのは自分9割マリリの為でもある」

ライラ「1割マリリちゃんかよ?!」

 

 

クレス「・・で何用だ」

ライラ「それがですね!それがですね!!ライラックはふと思い出したのです」

 

クレス「なるほど・・・その様なのがなぁ・・・珍しくバカ狐も敏いではないか・・・45点だな。」

ライラ「ふっふーん!」

クレス「(単純な奴だな)・・・む?急いで戻るぞ」

ライラ「急ぐ・・・足腰は大丈夫ですか?」

 

クレス「・・・マイナス100点だ。」

ライラ「そんなっ?!」

 

 

その頃修羅場は

 

サリ「マ・・マリリさん!!おち、落ち着いて!!僕に傷一つないですよ?!」

サリ「・・・・あっこっちの目は子供の頃できた傷ですからね!!」

マリリ「お兄ちゃんがゆるしても、マリリはゆるせないよ。」

サリ「アッハイ・・じゃない!!!話し合いです!和解です!和睦です!(?)」

 

 

マリリ「おにいちゃん・・・わかったよ・・・なかなおり(物理&精神改造)してくるよ」

サリ「あっほんとですか?!って何か違う気がします!わぁー!!!」

男「子供だからと甘く見ていたが・・・そうも言ってられないな・・・」

ダリア「おにい!逃げよう!!」

男「・・・今ならいけるか?」

ダリア「話し込んでるみたいだし・・

にげ」

??「れ る と 思 っ て い る の か ?」

ダリア「へ」

 

マリリ「あっせんせ・・・」

ダリア「ウワァァッ?!」

男「ぐっ・・・?!」

クレス「・・・・ふん」

マリリ「さすがせんせだーようしゃがないー」

サリ「えー・・・・・?(それマリリさんも)」

 

クレス「何用で来たかは知らぬが・・・私の弟子とその兄に 危害加えた事を後悔させてやろう!!

クレス「ただでは帰さん!!!」

 

サリ「(マリリさんよりヤバイィィィィィ!!!!)」

マリリ「いえっさー(∩´ω`)∩ワーイ」

 

 

 

次回に続け(祈りの領域)