家族療法

家族の歴史を重用視するというより、現在ある家族の力、資源を有効活用し、
解決指向的にアプローチする動きが大きくなってきている。
(これもICF的だなー)

【ボーエンの家族システム理論】


・情緒的影響の「ルーツ探し」
・個人はどのような家族に属するかによって大きな影響を受ける
・家族の1人に病気などが起こったとき、残るメンバーがその昨日を変化させて
家族システムを補完し、安定させる。

家族関係のパターン

1/自己の分化
2/三者関係
3/核家族の感情システム
4/家族の感情投射過程
5/多世代間の伝承過程

1/自己の分化 理性的機能と情動的機能が分化 物事をよく考える(知的過程に優れている)
理性に優れている人

理性的機能と情動的機能が融合 感情に支配され、衝動的に行動する人
本能的、原始的

*人はこの分化してる極と融合してる極を結ぶ線上のどこかに位置づけられる。

家族の中で、個人が家族から分化しているか融合しているかが問題
「自己分化」を高めるのが家族療法の目標


2/三者関係 夫婦や家族などの感情システムの基本。
二者関係(例えば夫と妻)に緊張が生じると、第三者(例えば子供)を巻き込み、
この場合などは子供に精神的にdependすることで子供の自己分化を妨げる。
→自立できない、情緒不安定

特に母と子の関係は、前述の愛着行動なども関わったりして
夫との関係のぎくしゃくを、子供との融合で清算したり解消しようとして
ゆがみがでることも容易に考えられる。

三者関係を安定させるためには、家族それぞれが自立すること。

この関係は、単にいわゆる「パパ、ママ、こども」の年齢や関係に限らず、
40歳50歳代の息子の調子が悪くて(…)彼の育った歴史をさかのぼり両親との
情緒的影響を探すということでもアリだし、
家族内の問題を第三者に相談する場合、その相談される人をどう味方(家族関係に
巻き込むか)という心理の動きもあるだろう。
こういうのは、世の中のいろんな場面で当てはまってると思う。

3/核家族の感情システム

ある意味「似た者夫婦」?

4/家族の感情投影過程

両親の未分化な状態が、子供に伝えられる過程
家庭が不安定で子供が親から分化自立していなければ、
子供に神経症状がつくり出されると考えられている。(絶対とは思わないけど)
親の不安を子供が引き受けてしまう例。
うーん「親を見て育つ」っていうのはこれなのかなあ

5/多世代間の伝承過程

これは核家族とはまた逆なんだけど、そりゃ子供時代に限らず一緒に生活するメンツ
の影響力はありますよね。特に怒り、不安、抑うつなどネガティブな情緒の持つ
frequencyはやはり強い。敏感多感な人には相当な破壊力&影響力があるはず。

じいさんが毎晩酒のんで怒ってて、

a/ヤラレっぱなしで「もー毎晩毎晩やんなっちゃうよねえ」と
孫を味方にしようとする、ばあさん

b/「はいはい頭にきちゃいますね」とじいさんの分の布団もしいちゃって、
孫に歯磨きさせておならプー、な、ばあさん

孫はどんなに育つか?

さて、ボーエンの家族システムで検索したら
福まねさんという方のブログにたどり着きました。

「ボーエンを読む」http://fukumane.cocolog-nifty.com/blog/cat6243924/index.html

大変興味深く読ませていただきました。
リンクのお願いにも快諾してくださって、どうもありがとうございます。
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