ごはん(紫米・7分搗き米)、たくあん、うどと油揚げの煮物、秋刀魚の干物。
久しぶりの秋刀魚の干物。こんなに安くてうまいものないと思いますね
うまい魚を食べてこなかったからではないかと言われてしまいそうですね。悲しいかな否定できません![]()
何人かの方から報せをいただきました。ベストセラーになった『おやじダイエット部の軌跡』の著者、桐山秀樹氏がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りしたいと思います。すでに、ブログ、ツイッターなどでは「だから糖質制限食は危険だ」、「いや、糖質制限食は関係ない」と議論になっているようです。
私は「だから糖質制限食は危ないんだ」という意見には非常に違和感があります。亡くなったからと言って、その方が主張してきたことを全否定するのはおかしいと思います。かつて、二十代の鍼灸師の方だったと思います。素晴らしい「健康観」を述べていた方がいました。なんと、三十代で病気に亡くなってしまいました。その際、批判する方がかなりいました。ものすごく嫌な気分になったことがあります。今でも、その鍼灸師の方は天才だと思っています。むしろ、私たちが50年、60年たってわかることを二十代で分かってしまったのか?嫉妬心さえ覚えました。少なからず、批判することではないと思いました。そして、「健康法」の指導者は圧倒的に自分の病気が出発になっていることが多いのです。元々健康ではない場合が多い。桐山氏も同じです。したがって、簡単に語ることはできません。
したがって、「心筋梗塞の原因は糖質制限食だ」と言うのは言い過ぎだと思います。ただし、『週刊現代』によると糖質制限食を推進する医師は「直接的な原因は糖質制限食ではないと考えています」と述べています。元々、糖尿病があり心臓の血管などが細かった可能性が高いと述べています。これもおかしいですね。桐山氏は糖質制限食によって、体重が減っただけではなく健康も取り戻したと述べていたはすです。健康を取り戻したのは「食事」、心筋梗塞は食事は関係ない。あまりにも乱暴な話だと思いますね。
元々糖尿病があったのだから、血管だって狭窄していた可能性は大いにあり得ると思います。問題なのは、それが糖質制限食によって、悪化を抑えていたのか?それとも悪化させたのか?だと思います。神のみぞ知るではないでしょうか?私は、悪化させた可能性が高いと思っていますが。
そして、今回の話は何度も繰り返してきた話だと言うことを忘れてはいけないと思います。
桐山氏の死を無駄にしないためにも、大切なことはここからだと思っています。 (つづく)



