ロボシャーク vs. ネイビーシールズ（ネタバレ）

メカシャークじゃなくロボシャークね！

ロボシャーク vs. ネイビーシールズ [DVD] 4,104円 Amazon

鮫がな？メカ鮫になるねん。

そんであっちこっちに出てきよってな。

海軍が役立たずやねん。

ざっくりしながらも的確なあらすじや（自画自賛）。

巨大な宇宙船が「ポケモンゲットだぜ！」って言いながらモンスターボールみたいなんを投げつけたら、地球の海に落ちて。

その球体をパックンチョしちゃった鮫は、みるみるメカニカルなバディを手に入れ、何か判らん不思議なテクノロジーでロボシャークとして生まれ変わった！

ロボシャークは原潜を襲って沈没させた後、シアトル沿岸にやってきて海中にあった水道管をぶち破り侵入。

こうしてシアトルはロボシャークに蹂躙されることに。

ここで主な登場人物の紹介を。

■トリッシュ…旬を過ぎたTVキャスター、最近はコスプレにも手を染める

■リック…その旦那、水道局員、家族思いだがちょっとヘタレ

■メロディ…娘、利発で優しくでネット事情に詳しいかわいこちゃん

脇を固めるのが、

■ヴェロニカ…トリッシュのライバル

■ブラック…海軍の司令官で偉い人、ガッツリ戦闘脳みそ

■ビル・グレイツ…あの人をもじった大富豪

雪山のお天気情報を撮影に行かされるトリッシュたちは、シアトルの公園で海軍が何かをしてるのを見つけます。

その時たまたま出現したロボシャークに遭遇。

起死回生のために取材するでぇ！やつを！！

リックはシアトルのあちこちで水道管が破損されてるので大わらわ。

トリッシュはリックから「水道管の中にいる何かは、ウエスト・ポイントに向かってる」と情報をリークしてもらいます。

ウエスト・ポイントは屎尿の配管が詰まってて難儀してたら、配管を突き破ってロボシャークどーん！

降り注ぐダメなあれ。

メロディからネット画像がトリッシュのもとに送られてきました。

「あれネットでは、ロボシャークって呼ばれてるよーん」

その頃水道管理局に海軍の偉いさんブラックが配下を連れてやってきよった。

メロディがトリッシュと合流。

「あんた学校は？サボったんか！」

「まぁいいからいいから、ネット関係はアタシのほうが詳しいし」

言うなりSNSを使って情報をゲット。

役に立つ嬢ちゃんや。

パシフィックモールにロボシャークが現れ、

海軍が攻撃をしますが「屁みたいなもんですぜ」と効果は今ひとつだ！

トリッシュ達もモールに赴き、ロボシャークを撮ります。

それをネットに流したら老若男女が観て拡散に告ぐ拡散。

テレビがネットにその座を奪われたことを如実に表すシーン。

リックは司令官から「オメーら外部に情報漏らしたら許さんぜよ」と言われてるのでたいしたことは教えられない。

メロディがリックのパスワを使いPCに侵入して盗み聞き＆隠し撮りをします。

司令官の理不尽な恫喝も情報も全部聞いてるでぇ！

どんだけ使える子や！！

海軍司令官が、

「こうなったら隠し玉を出すしか無い」

と言い、登場したのがビル・グレイツ！

影の総理（By 男組）的実力者扱いですが、その実態は単なる大富豪のヲタク。

ビルはOSドローンを使い、ロボシャークにウィルス感染させて倒そうとします。

…が、あっさり食われてしまいました…。

海軍は威信をかけて本格的に攻撃することを決意。

ロボシャークが次に狙うのはハンツマン高校！

メロディはネットを通じて危険を知らせます。

「危険だから逃げて」とみんなのスマホにに着信があるシーンはビジュアル的に面白く笑えましたよ。

プールに現れるロボシャークは、プールに落ちたおっさんのスマホを飲み込み、

なんとメロディのフォロワーになってしまいます！

ダイレクトメールでメロディと交信するロボシャーク。

顔文字なんか使ってるやないか～～～い！

ロボシャークはメロディと心を通わせ、攻撃性が消えます。

なのに海軍が攻撃しやがる。

またヴェロニカが特ダネを奪いに来ますが、

メロディのフォロワーが多すぎて「変なことしたら全部ネットに上げたるさかい」と言われたら手出しできひん。

チィィィィ！小娘がぁ！！！

海軍はロボシャークを仕留めたと思ってウハウハしてます。

…がメロディにロボシャークからメッセージが送られてきた！

「ロボシャーク うち でんわ」

…お前はETか！！！

ロボシャークはスペースニードルに向かってます。

母船に連絡を取りたいのでは？

海軍司令は頭に血が上り、

「巡航ミサイルを撃つザンスよ！核も許可するザンスーーー」

「ロボシャークが母船に連絡するその瞬間、隙ができるからそこ狙うザンス」

リックは何故か司令官に引っ立てられ、あっちこっち連れ回されます。

挙げ句の果てはヘリからレスキュー部隊よろしく落下したり。

ロボシャークと理解し合おうとするメロディ。

王蟲よろしく身体の赤いラインが青くなったら心が落ち着いている証拠。

なのに「攻撃ザンスー」な司令官のおかげで、要らない被害を増やすばかりなりけり。

司令官がスペースニードルごと「パラリラパラリラ」とロボシャークに特攻し、功績を焦ったヴェロニカは巻き込まれ、

へっぴり腰のパパは、司令官を尻目に司令官の一番の部下と一緒に海軍のヘリに救助され（部下、ゥヲイ！！）。

ロボシャークは粉々になりますが、その破片を頂きますしたチワワ飲めが怪しく光って。

　　　　　おしまい

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コメディです。

ロボシャークがかなりちっこくって、ピチピチしながら泳いでて、すげぇかわいいの！

この映画にマジに突っ込むようなことをしてはなりません。

それを「野暮」というのです。

突っ込んでるのは敢えてのツッコミやでぇ！と理解してちょんまげ。

サメ映画なのに、水着の主人公じゃなく冬が舞台という掟破り！

なんでモコモコの冬服やねんな？

学校のプールで泳いでる子はいるけど、水着ギャル（露出度高め）じゃないし。

何と言ってもSNSを駆使して情報を共有するというのが、いい味に仕上げてくれてます。

「テレビの底力見せたる！」言うてたトリッシュが、上司がアホやから全く相手にしてもらえずネットに転ぶところなんかニンマリしちゃう。

トリッシュの、旬を過ぎてしまったレポーターの辿る顛末→コスプレ天気予報…その苦肉の策で作ったキャラさえ若手の台頭で危うい。

ここで一発なんかええネタ掴まな！

…という焦りとかも笑いに消化されてて、ヴェロニカの嫌味なキャラもジメッとしてないのが良いです。

メロディちゃんがすごくいい子。

特ダネは欲しいけど娘も心配、でも結構楽天的なママ上と。

ママの良き相談相手（愚痴のはけ口）…でもヘタレなパパ上。

そんな素敵なパパ上とママ上だからこそ、メロディちゃんが性格のいい子になったんだなぁと思える作り。

（褒めすぎ）

冬のこたつでみかん食べながら、

ばかでぇ～～と笑って観るのにちょうどいい映画。

ただし、ウンが噴出して散らばるシーンがあるので、

そういうのが絶対ダメ！な人は気をつけてね。

ホラーによくある「物語はまだまだ続く」という終わり方、

チワワがロボチワワになってもなぁ…。

負ける気がせぇへんわ。

何やねん、その根拠のない自信は！

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