- ゾンビ・アルカトラズ [DVD]/マリエル・ヘミングウェイ
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何とか生き残った人間がいる、アルカトラズ。
ところがそこへもゾンビがやってくる。
アルカトラズに残る人。
アルカトラズを出る人。
それぞれの思いは交差しながらも結局みんな餌食になっていきますわ。
はいっ。
予告観た時は、
アルカトラズに立てこもって、ドンパチやる話だと思ってましたが、
全然違いました。
アルカトラズなんか最初のほうで、
おさらば!!ってなってます。
後はゾンビから逃げつつ、ワクチンを探すロードムービー。←そうなんけ?
アダモステゾンビも出るよ!(違うってばよ)
ウィルスが原因でゾンビが跋扈する世界。
いきなりゾンビに襲われグチョーンと食われる人たち。
そこを逃げ切った妊婦一人。
どないなるのかと思ったら、
ソレはこっちに置いといてぇ。
置いとくんかい!!!
アルカトラズでは、何人かが暮らしていますが、
そろそろ物資が足りなくなってきてる。
そこへ潮の流れに乗って(回遊魚か!)ゾンビがやって来ました。
あっという間に大勢がやられます。
必死の攻防で撃退はしたものの、こちらの犠牲も大きく、
温厚な博士の娘が食われます。
島を出る決意をする皆さんですが、
博士は娘を置いて島を出ることは出来ないし、
娘を何とか人間に戻すための研究をするっス、
ひいてはそれがこの世紀末ゾンビ伝説への終焉の一歩となると思うから、
オラ島に残る!と言いいます。
他の人は「がんばれー」と言いながら脱出しました。
しかしこの父娘。
娘がどんどん憔悴していくのに耐えられず、
自分の腕の肉をそぎ落とし、娘に与えるのですが、
娘はもう人の心なんか持っちゃいないので、
父親を餌と思い噛み付くのです。
お父さん博士は娘とともに自爆を選択…ドカンと一発!
一方脱出チームですが、
脱出しても、行くところ行くところゾンビだらけ。
一番役に立ちそうだったマチェーテはん(ダニー・トレホ)も、あっさりゾンビになります。
何たること!!
別行動をとっていた女科学者は、
ここでようやくあの一人助かった妊婦と合流!
しかし妊婦は噛まれて、
「ニンプリンセス、最後の願い、子供は助けてー」
と言って死を選びます。
慌てて帝王切開(無謀)をして赤ん坊を取り出しますが、
かわいい赤ちゃんと思ったのもつかの間、
しっかり感染してました。
こんな奴殺してやるー!泣きながら子を殺す哀切。
終わりの見えない絶望の中、唯一残った希望、
「ワクチンを開発しちゃったよ、僕ちゃん」
と言った科学者のところに行くことにする一行。
実際はそこにはいなかったのですが、まぁ他のところで見つかったからいいやね!
で、その博士が作ったワクチンを打って、
みんなでヘリで脱出し、
俺たちの戦いはこれからだ!
おしまい
お腹の大きい妊婦ちゃんが、助かりそうで助からない。
赤ちゃんも助かりそうで助からない。
ゾンビさんは、たまにダッシュしたりワラワラと押し寄せたり、
橋桁をズリズリと這い上がってきたり、
なかなか頑張ってました。
グロシーンもまぁまぁ。
妊娠してる女の子が、生まれた赤ん坊がゾンビになってしまったのを目の当たりにして、
子供を産んでもこんな世の中じゃ育てていけない…!
と自殺する所は、とても深いテーマだと思うのですが、
あっさり一時のヒステリックな&一時の気の迷いで死んじゃった様に見えて、
もう少し掘り下げて欲しかったです。
最初に逃げた人たち。
安全運転してりゃ、何とかなったかもしれないのに、
なぜそんな蛇行する道でスピードを出すのか、バカモノ!と思いました。
おめんたまシーンもないし、
グロもあるけ、ヒィィ!ってほどではないので、
ゾンビ初心者でも、何とか観ることが出来そうです。
ゾンビがうろついてる世界なのに、
家の中がオサレできれいなのには、
大層むかつきました!
ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
ぶっちゃけ、ダニー・トレホ兄貴が出てるので観た作品でござる…。
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