こんにちは。今日も楽しいマキオカです。
どう見ても神域に来てしまったわたし達。
もちろん人の気配はおろか、ここ数年人が来たことはないのでは?と思われる。
その神聖で畏れ多い景色や空気に反応したのか、一緒に行った熊男の孫の中学生の女の子が「気持ち悪くなって、動けない。」と言い出しました。
ひえー、ここで立ち往生したら、大変なことに。
とりあえず母娘はその岩山から動かないようにして、わたしだけ巨石群を下っていく。
こ、こわい。そして意外と遠い。
でもせっかくここまで来たんだから。
もう二度と来れないかもしれないんだから。
という、キャンプ場を作りだした頃と同じ引き返せないスケベ心、というかもったいない精神というか、深みにはまるしつこさを発揮して、なんとか剣のある頂上までたどり着きました。
そこは一歩間違えれば、確実に命が危ない、と思われる高みにある巨石の頂上。
伺ったところによると、剣の下あたりに祠があり、修験者が修行をしたらしい。
でもこわくて探せない。足元を見るのもこわい。
何とかお参りを済ませ、母娘のところに戻り、命からがら帰ったのでした。
登山客のいる国師が岳の山頂に着いたときはうれしかったなぁ。
ところで、日原先生。
先生の謙虚さは素晴らしくて大好きなのですが、説明をして下さるときまで謙虚に過小に言わないでくださいね。
もしあの状態を正確に伺っていたら、わたしは決して行かなかったと思います。
つづく