嵐効果!? ジェイ・ストーム、映像ソフト売上前年比147%で上位2社を猛追


ジャンル全体売上で唯一、金額および枚数が増加したのが「音楽」。特にBlu-rayの売上は前年比118%(303.2億円)、枚数は120.1%(373.9万枚)と大きな伸びを見せ、Blu-rayとDVDを合計したジャンル全体でも、売上額が前年比101.7%(727.2億円)、枚数が前年比100.3%(1055.8万枚)。前年に続いて嵐のライブ映像作品『ARASHI BLAST in Hawaii』と『ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIAN』がけん引

音楽業界の勢いは、メーカー別シェアにも出ている。2位のエイベックス・グループに25億円以上の差をつけて8年連続で首位を獲得したのがソニー・ミュージックエンタテインメント。しかし、売上額が前年比91.8%、売上枚数が前年比83.2%と共に数字を落とし、昨年3位だったエイベックス・グループは三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの売上が貢献し、前年比119.6%の成長で2位に。そして両社を猛追しているのが、嵐、KAT-TUN、TOKIO、Hey! Say! JUMPらの作品を扱うジェイ・ストームだ。

ジェイ・ストームの売上額は155億円で前年比147.7%、売上枚数は2,503.7万枚で前年比138.2%と急成長。2014年の調査結果では、売上額104億円で前年比138.7%、売上枚数1,812.1万枚で140.7%で6位だった。中でも注目すべきは嵐の存在。音楽映像のみならず、映画作品でも好調だったことが、ジェイ・ストームの躍進に大きく貢献している。

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