ステキを愉しむ「だりあ洋装店」

ひっそりたたずむ小さなアトリエで
お仕立てとビーズ教室で
手仕事しています
かわいいブライスさんと。。。一緒に


テーマ:
こんにちは^^


年末に旅するブライスのカンボジアのアウトフィットを作成するために
カンボジアの生地をアトリエの奥深くから引っ張り出してみました。
旅するブライスでは、どうしてカンボジアなの?と思う方もたくさんいらっしゃるでしょう?
アジアには、ベトナム・タイ・インドネシア、フィリピン、マレーシアなど
それは素敵な民族衣装の国がありますもの。

ブログを見てくださっている方はご存じかもしれませんが、
ずいぶん前に数年カンボジアで暮らしました。
私の人生に大きな石を投げ込んでくれたとても思い入れのある国のひとつです。


アトリエの奥にしまわれた生地たちは、ひっそりとしていて
久しぶりに触った生地は、相変わらずしっとりと手に吸い付くようでひんやりとした感触。
上質のシルクだと触っただけでわかります。

懐かしくて、それでカンボジアシルクのことを備忘録のごとくここに記しておきます。
といっても、すでに忘れてることの方が多いし、資料もあまり残っていませんでした。
ですので、残念ながらほんのさわり。

よろしければ、お読みくださいね。


  

今のように、成長著しいカンボジアがアセアンの一員となるずーーーっと前。

もう15年以上も前のこと。

内戦の傷跡がまだ生々しく残っていて

地平線まで続く水田とところどころに群生するヤシの木がある大地にいました。

内戦で崩壊した寺院、ダンシングロードと呼ばれる舗装されていないガタガタ道。

そんな状況に似つかわしくない、のんびりおっとりした朗らかなスタッフたちに囲まれて。

難民の再定住のプロジェクトで、女性のための経済支援の担当でした。

今までかかわってきたどの国よりも状況は厳しくて。。。

 

ワタシは探していました。カンボジアにしかないものを。




村々をまわり、村人と話し、ヤシの木陰で休み

ある村で、農閑期に行われていた機織りを見つけました。

それが、まさにカンボジアシルクでした。

黄金に輝く生糸と美しい生地たち。

ユニークなデザインと非常に高度な染色と機織りの技術。

ずーっと昔から女性たちが伝統を紡いできた機織り。

それも、内戦の影響で、絶滅寸前。

養蚕も、染色も意匠も機織りの技術も。。。

全てが瀕死の状態でした。



もしこれが復活したら。。。

カンボジアの人々に大きな自信につながるのではあいかな??という思いがあふれてきました。

そして、復活への活動が始まったのです。




カンボジアの絹は野蚕、美しい黄色の繭を作ります。

繭を糸へと紡ぎます。

精練して。

野生の藍 ワイルドインディゴの収穫
カンボジアの伝統染色では、カイガラムシなども使います

染色パターンは、記録に残っていなかったので
何十もある伝統の意匠の復活はもっとも困難を極めました。

染色の柄は、すべて製作者の頭の中に・・・

カンボジアシルクは、緯糸で柄付けを行います。
何十本もの緯糸を正しく織り込むのは非常に高度なのです。。。

こんな風に織っていきます。

本当に黄金に光る生糸です。美しいでしょ?
生糸の上の生地は、50年以上前に織られた伝統意匠の生地。
すでにビンテージを超えてアンティークの領域。


農村の少女たち。
この子たちも大きくなったらカンボジアシルクの民族衣装を着る日が来ますね。

というわけで、

うちのセレネが来ている民族衣裳のスカート部分。
じゃーーーーん!

カンボジアシルクです。奮発しました!

本当は伝統染色の生地を使いたかったのですが
ファッションドールには、少しばかり地味で。。。
流行りのピンクのシルクで!


こんな風に、これからもそれぞれの民族衣装のこと書いていきたいです。
また思い出したら、追記していきます。


追記)こんな記事を見つけました。
美しすぎる… 失われかけたカンボジア伝統工芸 "黄金のシルク"










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