12年生になりました。

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2005年3月24日。

その日、たった一人でがんの告知を受けた日。

あの時の病院の光景は今でも覚えてる。

 

緊急入院して手術して、すごく慌ただしかった。

 

当時は携帯からネット見ることはできなくて、PCでネットにつなげる環境もなかったので、病気のことは主治医Bちゃんが貸してくれた本で少し知識をつけた程度だった。

 

退院して自宅に戻って、ネットで先輩患者さんのブログ見たり、5年生存率の低さに愕然としたっけ。

生きられてあと2年ぐらいかな~、なんとなくそう思ったっけ。

 

しかし・・・

 

再発・転移を繰り返しながらだけど、がん患者12年生になりました。

 

まだまだやりたいことあるし、もっと生きますよん!

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週末のお楽しみは・・・

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昨年行ったVJSでご一緒した方が企画して下さったX-JAPANファンのオフ会に行ってきました。
 
VJSでご一緒した方、初めましての方、そうぜい6名。
 
まずは三浦にあるhideさんのお墓参りへ。
 
一昨年、昔からのhideちゃん友達にお参り行こうって誘ってもらったのですが、入院することになって行けなかったのです。
 
いつか行きたいなぁ~と思ってて、暖かくなったら友達誘ってお参りに行こうと考えてました。
 
そんなときにオフ会やるよって誘ってもらって、最初は1月にオフ会やる予定が参加者のスケジュール調整してるうちに3月に・・・となり、企画してくれた方が「hideさんのお墓参りもしない?」と。
暖かくなったら行こうと思ってた~って話をして、hideさんお墓参り&カラオケのオフ会になりました。
 
以前、hideさんのお墓参りに行ったことのある方から、最寄り駅からバスに乗ることやお花屋さん、霊園のどこにhideさんが眠っておられるかを教えていただきました。
 
駅前のお花屋さんでお店の中にいろんな花が置いてあるのがわからなくて、最初は店先にあった700円ぐらいだったかな(?)の花束を買おうとしたのです。
よくお墓参りやお仏壇にかざるようなお花の束なんて買う気はまったくなく・・・わんこたちに供えるのもそうだけど、自分自身がきれいで明るい色のお花が好きなので、そういうのがいいし、hideさんにはきれいなお花しか似合わないもの。
お店に入ったら薔薇が目に入り、買おうとしていた花束と一緒にしてもらおうかと思ったのです。
「薔薇を・・」と言ったら、お店の方が「お墓参りですか?」と聞いてくださったので「hideさんのお参りに。」と言うと「じゃあ、この(店頭にあった)花束はやめて、薔薇入れて作りましょう。」と言ってくださったので、予算2000円で薔薇とhideさんの好きだった百合を入れてもらい、hideさんのお母様のお好きな花も入れていただき、素敵な花束になりました。
お花屋さん、ありがとうございました。
 
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これがその花束です。
 
霊園に行くバスの中でも話が弾み、お参りに来たことのある方が道案内してくださいました。みんな笑顔で「こっちでいいのかな?」とか言いながら霊園に到着。
今回は参加できなかった、お参りに来たことのある方からhideさんのいる場所の地図を書いてもらっていて、それを見ながらhideさんの元にたどり着きました。
 
もう、hideさんのお墓参りに来られたというだけで涙が出てきました。
来られるなんて思ってなかったもん。
 
今回のお参りでやろうと心に決めていたことがあって。
 
映画WE ARE Xを観てから、自分に甘い性格、いかにラクするかしか考えてない人生を送っていることが恥ずかしくなりました。
 
X-JAPANの中で一番好きだったhideさん。
彼の前で「全力で生きること。何事も絶対あきらめないこと」を約束してきました。
自分の心にそれを刻み込む意味も込めて、いつも身に着けてるわんこたちのお骨の入ってるネックレスも外して、hideさんとわんこたちに誓ってきました。
そして、私がいつかそちらへ行ったときに約束をきちんと守れたら褒めてくださいとお願いもしました(厚かましいババアですみません)。
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お参りを終えた後、元町へ移動し、カラオケへ。
今のカラオケって、本人たちの映像を使ったものがあるんですね。びっくりしました。
16~7年、カラオケ行ってないもんで知らなかったです。
 
X仲間とのおしゃべりはあまりに楽しくて、お腹が痛くなるほど笑いました。
あんなに笑ったの、本当に久しぶり。
帰りたくなくて、いつまでもこの時間が続けばな~無理だけど。
また会う約束・・・今度は7月の横浜アリーナね、チケットがんばって取ろうね・・・して解散しました。
 
すぐに会うのは無理だけど、素敵な仲間がまた増えました。
 
仲間たちと出会うキッカケをくれたX-JAPANには感謝です。
 
昨日、一緒だったみなさん。
とても楽しかったです。本当にありがとうございました。
 
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鋼の心

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 一昨年の8月、黄疸の検査のために入院して、何度目かの再発がわかった。

 
明るく振舞っていたけど、本当は以前のように「何が何でも治してやる」「同病の方が希望を持てるような存在になる」といった気持ちを持てなくなっていた。
前は愛するもの・・大切な家族、わんこたち、大好きな音楽を聞き続けるため・・・何が何でも生き続けたいと思ってたのに。

大腸がんの手術はもうできないし、抗がん剤も大腸がんの標準治療はすべて、使える新しい薬はもうない。

前に再発転移した場所が縦隔という場所で、肺に転移してない状態で転移するのは大腸(直腸)がんではとても珍しいケースだったのだ。
外科医として20数年のキャリアがある主治医Bちゃんも聞いたことのない転移のケースだそうだ。
なので、順序の決まった「標準治療」がなく、大腸がんの治療で使われている抗がん剤を使って、放射線治療も並行してやる形を取った。
たまたま治療が上手く行って、無治療で経過観察で過ごせてきたのだ。

2年ほど経過観察してる間にスチバーガ、ロンサーフという薬も出てきた。
それらも使ってるみたけど、副作用が酷いだけで、私にはまったく効果がなかった。
もう治療に使える薬はまったくなくなった。

以前使った薬は耐性ができて効果がないのだが、ここ数年の間に以前使ったクスリでも効果が出ることがあるというのが学会で発表されていたらしく、今は前に使ってた薬で化学療法をしている。

長年の化学療法のせいで血管もボロボロ、心臓にも負担がかかっていて血圧が高かったり、不整脈が出たり、いつ何が起こってもおかしくない状況なのだ。

そんなこともあり、体だけでなく、心までも病に侵されてしまった。
 
犬たちがいるから、犬たちの生命に対しての責任があるから、彼らが天に召されるまでは生きていないと・・・とは思うけど、悲劇のヒロインきどる気はないけど、本音は生き続けたいのか、死にたいのか、よくわからないまま治療を続けていた。
 
生き続けるのも辛い。
でも死ぬのは怖い。愛するものたちにあえなくなるのも辛い。
心が揺れていた。

そんなときに若い頃、その音楽を聴いて夢中になっていたバンドが再結成してライヴ行うことになった。
もう体がボロボロだし、これが人生最後のライヴ、冥土の土産にするつもりで会場に行った。
 
私が一番姿を見たい、声を聞きたい人はもうこの世にいないけど、その仲間たちが全員ステージに揃って、当時の音楽をアレンジして演奏してくれた。
 
「生きててよかった」
 
心からそう思った。
 
もう1グループ、心から愛してやまないバンドがあったけど、体力が持たずに生で観ることはできなかった。
後日、WOWOWの放送で彼らのステージを観た。

WOWOWに加入したのは観られなかった他のバンドを観たかったのもある。

でも、一番の理由はライブの最後にhideちゃんが走って光の中に消えて行く姿をもう1度観たかったのだ。
そのシーンを観たら、死ぬことが怖くなくなるかな・・・そう思ったのだ。

そしてX-JAPANのライブも観た。

「生きててよかった」
 
やはり、心からそう思ったけど、前のように前向きに闘病する気持ちは戻ってこなかった。
 
「来年、ドキュメンタリー映画を日本でも公開するよ」
バンドのリーダーがMCでそう言っていた。
 
来年・・・来年のいつ?観られるかどうか、私わからないよ。それまで生きてる自信ないよ。
本当にダメダメだった。
 
そして、新しい年を迎え、3月に入り、ようやくそのドキュメンタリー映画が公開された。
 
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WE ARE X

 

ご存じの方はご存じだと思うけど、hideの大ファンの私。

当然、X-JAPANも好きである。

 

ファンだから彼らの映画を観て感動するのは当然だと思われるだろう。

 

映画の冒頭の「世の中のものはすべて消えていく。大切な人が次の瞬間、いなくなっていることも・・・僕は何度もそれを経験した。」(正確ではないかもしれません)

この言葉を聞いた瞬間、自分のことを重ねてしまい、涙があふれてきた。

 

私が心まで病に侵されてしまったのは、一緒にがんばってきた闘病仲間が次々と亡くなってしまい、励ましあったり、話したり・・・そういうことができなくなったためだ。

 

前なら「○○さんは残った私たちが明るく笑顔で頑張った方がよろこんでくれるよね」

そんな風に気持ちに折り合いをつけて、前向きになれた、というか、気持ちを前向きに持って行った。

 

でも今はそんな気持ちを持てることもなく・・・

 

体も心も悲鳴をあげていた。

 

そんなときに観た、このドキュメンタリー映画。

 

ドラムのYOSHIKIはドラムを叩くことが無理なぐらい、体がボロボロだった。

彼自身の生い立ち、バンドの解散、メンバーの死など、心にも深い傷を負っていた。

それでもドラムを叩き続ける。

 

映画のラストで「世の中のものはすべて消えていく。なのに、心の傷は消えない。」

 

涙腺崩壊しました。

 

辛いのは自分だけじゃない。

頭ではわかってたけど、ようやく本当の意味で理解できたような気がします。

 

そして、辛いのに自分たちの痛み、苦しみをさらけ出してくれたX-JAPANのメンバーの姿をみて励まされ、気持ちが生まれ変わりました。

彼らのおかげで強い、鋼の心で向き合って行けそうです。大切な家族、愛するすべてのものたちのためにも、自分自身のためにも生き続けようと。


気持ちが負けそうになったとき、彼らの姿を思い出すとチカラが湧いてきます。

大きな力で「まだ大丈夫。まだまだやれるよ」って背中を押されているような気がします。

また心が折れたときは映画のことを思い出します。

X、そしてhideちゃんが縁で知り合った仲間たちも支えてくれる。

ブルーレイが発売されたら、すぐ購入予定。

いや、その前にまた映画館に観に行くかな(*´ 艸`)

 
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パンフレット、中身は同じだけど色違いで買って、1つは大切な友達に送ります。

 

彼らのおかげで知り合えた友達は私の宝物です。

映画のこともあって、ここ数日SNSやらlineやらでやりとりしてて、すごく楽しい。

 

音楽だけでなく、たくさんの機会を彼らからもらって、本当に感謝してます。

 

体に気をつけて、いつまでも素敵な音楽を私たちに聴かせてくださいね。

 

アルバム発売とライヴツアー待ってます^^

 

 

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王子

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本日午前6時46分。
 
バーニーズマウンテンドッグの王子が天国へ旅立ちました。
 
13歳と7ヵ月、人間でいうと100歳越え。
大往生でした。
最期は家族みんなで看取ることができました。
 
元気にお正月を迎え、コーギーの雅とじゃれあい、食欲も旺盛なので14歳のお誕生日を迎えられるだろうと思ってました。
 
1月の中頃に足を傷めたのをきっかけに自力で立てなくなり、次第に歩くこともできなくなって・・・
 
先週までは食欲もあったのに、今月に入って食欲がなくなり、あっという間に体が弱ってしまい、とうとう逝ってしまいました。
 
結婚した半年後に我が家に王子がやってきたので、王子がいない日常というのがよくわかりません。
毎朝「かーちゃんおはよう!」と笑顔で甘えてきてくれて、私が出かけると玄関先の窓に張り付いて「まだかな~」って待っててくれたり、何かあると「大丈夫?」とわたしに寄り添ってくれた王子がいない。
かわいい笑顔をもう見ることができないのが辛いです。
 
王子が家族に加わって色んな所に出かけ、王子を通じてお友達もできて、まめたろうとルナ、雅も家族に加わって、楽しく幸せな日々でした。
 
おーちゃん。
 
今までありがとう。
君はとてもいい子で、とーちゃんとかーちゃんの自慢の子です。
 
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ずっとずっと大好きだよ。
 
写真は13歳のお誕生日のときのもの。
 
このケーキ、おーちゃんがすごく気に入ってたので、また食べさせてあげたかったなぁ。