日本在住ベトナム・エチオピア・フィリピン出身の若き社会起業家たち!
テーマ:国際交流・国際協力「毎日留学ナビ」連載コラム寄稿者の1人、川内和子
さんが代表を務める
Endeavour Japan(エンデバー・ジャパン)主催のイベント、
「社会起業家 - より良い世界を目指して
」に、昨晩参加した。
講師のナツ・ウォング(Nhat VUONG)さんは、昨年、
NPO法人国際社会起業サポートセンター(ICSE)主催の
コンペティション
で
ソーシャルメディアを活用した寄付サイト「i-Kifu」を提案し、
NEC社会起業家賞を受賞
。
Nhatさんはベトナム戦争難民の両親が移住したスイスで育った。
当地でのさまざまなのNPOの支援により、
幸せな生活を送れたことに感謝している。
スイスの大学でマーケティングを専攻し、2005年にはチリへ。
2007年、縁あって来日。
寄付サイト「i-Kifu」を創設した理由は、
世界のさまざまな社会問題(貧困・人権・環境など)を解決したいから。
そのためには、個人や企業から寄付を募り、
問題解決のために活動するNGO・NPOを支援しなければならない。
講演の中で、Nhatさんは次の言葉を何回か繰り返した。
「もしベトナム戦争時、両親がボートに乗ってベトナムを
脱出していなければ、スイスに移住することもなく、
今、私は、こうして皆さんの前で話もしていないでしょう」。
元ベトナム難民だったこと、そして、
NPOの有効性を自ら体験しているNhatさんには、
「i-Kifu」設立の強い動機がある。
i-KifuのURL、http://www.ikifu.org/
は現在英語のみだが、特徴を簡単に紹介する。
●i-Kifu Webサイトの中に
支援先NPO・NGOは、団体プロフィール、活動概要、
実施中のキャンペーン情報などを掲載できる。
●個人寄付者は、プロフィールを記載し
「カルマ(Karma)・ポイント」(=善行ポイント)を貯めることができる。
ボランティアや寄付を行うと、ポイントが貯まっていく仕組みだ。
金額に換算できないボランティア活動も、ポイント評価できるので、
ゲーム性が備わったオリジナル性がある寄付サイトだ!
Nhatさんは、現在、インターンとして、
日本語と英語ができるスタッフを募集中なので、
関心がある人は、WEBサイト
から連絡を!
第二部のパネル・ディスカッションには、
Nhatさん同様、昨年のICSE主催コンペティション
の
受賞者2名が加わった。
1人は、IDeA Award賞を受賞したエチオピア出身の
Mr. Workineh Sisay Ayichew(ワーキネィ・シセイ)さん。
Sisayさんは、「The Top Ten Agro-Mechanization」という名称の
ソーシャル・ビジネスを提案。
母国エチオピアの貧しい農民たちを支援するためのビジネスで、
近代的な農業技術の提供や機械設備の導入で、生産性の向上を目指す。
もう1人は、ICSE Award賞を受賞したフィリピン出身の
Mr. William Hong(ウィリアム・ホン)さん
Hongさんは、「Lamps for Rent: Rural Lighting Project」という
名称のソーシャル・ビジネスを提案。
母国フィリピンのセブにあるPangan-anという小さな島の貧しい島民347人
のために太陽光発電設備とその利用法を提案している。
SisayさんとHongさんのそれぞれの母国の貧しい人びとのために
ソーシャルビジネスを通して貢献したいという情熱
と真摯な姿勢に
非常に感銘を受けた。
2人とも、このソーシャルビジネスに支援・投資してくれる
協力者を求めているので、関心がある人は、
昨日のイベント主催者のEndeavor Japanまで連絡を。
http://www.endeavour-japan.org/






