こんにちは。 雨が降って涼しくなりましたね。
台風が去った昨日の暑さは 残暑と思えないような凄い威力でした。
休みなので家の玄関から一歩も出ず、ナゼか部屋とトイレと洗面台の大掃除を始めました。
西日の当たる暑い部屋はエアコンも壊れサウナ状態温泉汗 午後の2階って猛烈な暑さです温泉
汗が流れ出るのが気持ち良くなって来て、どのくらいで熱中症になるんだろう。。。
なんて考えながら大掃除を済ませ、汗だくになり 達成感に浸りました汗♪
さて
本日は mai mai de俳句を楽しむ会 のおしらせです。
8月は お休みとなりまして、次回は9月10日土曜日に開催となります。

 濃いグリーンの葉っぱ mai mai de 俳句を楽しむ会 9月
開催日 :9月10日(土)18:30/18:20(開場閉店後に準備完了後)
     約2時間の予定です。
参加費 : ¥500 以内で変動します(お茶&お菓子代として)
定 員 :8名様 /要予約(4名様ご予約済みThank you!あと4名様ご予約可能です)
     必ずご予約の上ご参加下さいませ
準 備 :兼題は 残暑。秋暑し。秋暑。 です。他は秋の季語を用いた句 で合計5句
     を作りご持参下さい。
     ノート、筆記用具、歳時記(俳句の季語の辞書)、国語辞典
     又は電子辞書等をご用意下さい。

      星季語のご参考にどうぞ あさと絵文字:LINK季語・歳時記 チェック星
ご予約 お問い合わせ 電話mai mai  0296-71-5444 OPEN 11:00~18:00/水曜日定休 


7月の俳句を楽しむ会の兼題は ”冷や奴/ひややっこ”。他は夏の季語でした。
冷や奴の句と 季節や心が伝わる句をご紹介します。

      カウンター 越しの再会 冷や奴    
   飲食店のカウンターで、冷や奴を注文。夏のグルメ今シーズンは初なので再会の気持ちで
   冷奴ちゃん♪ウェルカム〜♪な一句。とmai maiは解釈しましたが そうではありませんあせる
   冷奴を注文したお客さん。と店主。の再会が描かれている一句でした。

      老優の 注文ひとつ 冷奴   
   皆で集まったテーブルで年配の女優さんが注文するのは”冷奴” だけ。潔い!!
   その女性の ライフスタイルとか思考とか 想像してしまうような。。。
   きっと 芯の通った 素敵な女性 なのでしょうね。(想像。。。)
   
      絹木綿 何はともあれ 冷奴   
    好きなんでしょうね〜。 冷奴。お好きですか? どちらで??

      冷奴 得意料理で いいですか?   
    ありですかねぇ。。。??

      母看取る 未明のひかり 合歓の花   
   お母さんが亡くなった朝の 悲しいお別れの句ですが、未明のひかり と
   お母さんが好きだった合歓の花が 明るさと柔らかさ、優しさ、儚さを添える
   悲しくも美しさを感じる一句です。

      ほととぎす 近し空家と なりし家   
   ホトトギスの鳴く声はキレイで 物悲しい響きがあります。
   ご近所さんが引っ越されて空家になった家を住処に ホトトギスが鳴いている。 
   さびしさを感じつつも 緑がきれいでのどかな夏の風景が浮かびます。

そして 7月のグランプリ☆ 特選星は↓
   宝石ブルー   愛宕嶺に かかる雲なし 青田風   
   満場一致で特選☆一等賞の句でした星
   愛宕山の麓に広がる風景が言葉で写真のように表現されています。
   雲1つ無い夏の青空を背にした愛宕山の裾野には青々した田んぼが広がり
   山の緑。青い空。稲の緑。が清々しく、眩しく目の前に広がるような一句です。
   詠んだ方の 愛宕山愛。地元の景色を愛でる心が伝わります。

以上7月の俳句の会からご紹介しました。Uターンは355沿いの信号待ちで見た愛宕山と田んぼ。
それから
先週、Marcoさんから紹介された俳句が印象深かったのでご紹介します。

   あやまちは くりかへします 秋の暮 / 三橋利雄  
反戦を詠んだ句で この時期に知れた事が更にインパクト大でした。
原爆死没者慰霊碑に刻印される
”安らかにおねむりください 過ちはくりかへしませんから”
という有名な文言の引用した句でしょうか
過ちを繰り返す と言う表現になっていますが
そこには ”歴史は繰り返す”という負の格言を踏まえて
人間は同じ過ちを犯してしまうのではないか。。という危惧と強い反戦の意を感じます。
高度経済成長期、バブル期の頃に詠まれた句だとそうですが
好景気に浮かれ、享楽に溺れ、平和ボケする世の中に対する
アンチテーゼでもあったのでしょうか。。。

三橋敏雄さんの反戦の俳句は他にもあるそうで、気になります。
自分でも 俳句で反戦や平和や 自然に詠めたらいいな。。と思いました。