調達コンサルタント 秋利美記雄 ~~ ベトナムの縫製工場を巡る

日々、ベトナムやカンボジアの縫製工場を巡っている商品調達コンサルタント・秋利美記雄が見聞したインドシナ地域の四方山話をご披露します。


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38年前の1975年4月30日に動乱の終結とともに、一つの国家が消滅した。
ベトナム共和国--いわゆる南ベトナムだ。

この戦争の最後の舞台が、旧南ベトナム大統領官邸、現在の統一会堂である。

北ベトナムの戦車隊がこの建物の正面の現在のレズアン通りを直進して、
この旧大統領官邸に入り、ベトナム戦争は終結した。

ベトナムの縫製工場を巡る-ホーチミン市統一会堂  統一会堂正面から

統一会堂は、現在では、戦争の名残を留める貴重な文化遺産であり、博物館だ。

4月30日の今日は、外国人、ベトナム人問わず、大勢の観光客がここを訪れていた。

だが、訪問客のなごやかな雰囲気からは、とても
ここが幾多の悲劇を生んだ歴史の大舞台だったことは想像がつかない。
これが歴史の記憶の風化というものか。

ベトナムの縫製工場を巡る-統一会堂からレズアン通りを見晴らす  統一会堂かレズアン通りを見晴らす

戦争当時、ベトナムに日経新聞社の特派員として駐在され、
『「安南王国」の夢』などのノンフィクションで知られる
ジャーナリストの牧久さんに、縁あってお話を伺ったことがある。

牧さんはこのベトナム戦争終結時に当時のサイゴンにおられ、
戦後9ヶ月後にしてようやく国外退去--日本帰国が許されたという
経験を持つ。

彼の話で一番印象に残っているのは、
この4月30日の北ベトナム軍のサイゴン進駐時の街の様子だ。

サイゴンの中心部だけでなく、街のいたるところに、
南ベトナム軍の兵士らが、軍服や銃を放り出していたというのだ。

そもそも南ベトナムには戦うための大義もなにもなく、
終戦間近では、アメリカ人や軍関係者らが
先を争って逃げ出すことしか考えていなかったことを勘案すれば、
こうした一般の兵士らの行動も理解できる。


ベトナムの縫製工場を巡る-統一会堂裏口  旧大統領官邸裏口

この歴史的建造物の敷地内には、
いまではテニスコートがあり、カフェができ、
人々が余暇を楽しんでいる。

こうした平和な暮らしをいつまでも大切にしたいものだ。

ベトナムの縫製工場を巡る-統一会堂裏手カフェ


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