第7回 三重の作家たち展2016 / 三重県文化会館

http://www.center-mie.or.jp/bunka/event/detail/7429

 

 

会期: 2016年12月3日(土)~11日(日)

主催: 三重県文化会館 (三重県津市)

 

 

日本画、彫刻、洋画、工芸、陶芸、写真、書からなる

七部門の匠が創る作品を展示する展覧会。

 

 

 

 

 

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「第70回記念 二紀展 京都市美術館」

2016年11月25日 金曜日

 

先週、京都・岡崎公園の中にある

京都市美術館へ行った。

 

一般社団法人 二紀会の美術公募展が10月に

新国立美術館で開催された本展の内容が一部、

全国を巡回しながら京都にやって来た。

 

戦後の混乱期の昭和22年9月に、

上野の森の東京都美術館で

第1回展覧会がはじまり、

今年、第70回記念展を迎えたのであった。

 

京都市美術館も、もうじき、大規模な改修工事に入る中、

二階建ての京都市美術館の二階展示室は、天井高が10メートル以上ある。

そして、高窓が設えられており、夕日が入る頃、展示室は黄金に輝くのであった。

今回は、あいにくの天気で、黄金に輝く大空間を観ることができなかった。

 

会場では、美術研究所時代の友人、平井康夫に出会う。

 

今年は、例年より、落ち着いた絵になっていた。

昨年までの絵は、空中に浮遊した不安感あふれる

何処へ進もうとしているかという

空虚な雰囲気が漂っている絵であった。

 

絵の構図は、去年と変わらないのに、

去年の絵とは別の様な印象を受けた。

 

本人に尋ねたら、講評会で地面をもっと描き込めという助言を得たという。

だから、今年の絵は、制作期間中、週末は家に籠もって、延々と描き続けたのだという。

そして、制作時間も例年の数倍の時間がかかっているという。

 

多くの絵描は、日曜画家とも云われており、休日に集中して制作を行う。

たいていは、生活の糧となる別の仕事をしながら純粋に絵を描いている

人たちにとって、描かれた絵からは

同時代性のアウラが画の雰囲気に顕われるのである。

 

この点が売り絵描と称される消費経済社会に取り込まれてしまった

絵師との違いなのかもしれない。

 

 

 

 

「新たなる旅立ち」 平井康夫 130F

 

 

 

 

二紀展・京都市美術館

 

 

 

 

 

「時間の重なり」 秋山 泉 150F

 

 

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