ラストデイズ

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忌野清志郎の命日にNHKで放映された「ラストデイズ」を観ました。
爆笑問題の太田光が清志郎がなぜ、
アルバム「カバーズ」で 社会問題を歌うようになったかをたどる番組。
興味深いテーマで40分ぐらいまでは面白かったのですが、
それ以降、今生きていたら何を歌っただろうといった、
いつものありきたりな結末になって残念。

一応、クライマックスは太田がチャボに会いに行くとこなのだが、
あまり最初のテーマにはつっこめずに終わり不完全燃焼。

太田は清志郎をあれだけ比喩的な言葉を使う人が
なぜ「カバーズ」で直接的な表現になったのか?と言うが、
RCのデビューアルバムにも「言論の自由」や「シュー」といった
直接的な表現の曲もあるのを知らないのだろうか?

泉谷しげるも出てきて太田に文化人になっちゃ駄目だよなと言うが、
文化人はどう考えても泉谷のほうだと思うのだが。
同じくNHKのミュージックポートレイトという番組で
泉谷は清志郎にもう「スローバラード」みたいな曲は書けないのだろう、
と言うのだが 50歳を超えてできた曲、「BABY何もかも」などは
「スローバラード」に匹敵すると思うのだが。

太田にしても泉谷にしても、 勝手に忌野清志郎かくあるべきという像を作り上げ、
そこからはみ出すと文句を言っていると見えてしまいます。
太田も泉谷も自分にできないことを託してるのかもしれないのですが、勝手な話ですな。

個人的には社会問題を歌うようになったのは、
番組内でも出てきた実母の遺品、そして子供が生まれ守るべきものができたからだと思います。

映像は1972年の「言論の自由」を
1989年にカバーズ発売中止をうけた後、ライブで歌うRCサクセション。

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