先々週末、ようやくマイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』を観る。
これはどうしても観たかった映画(これが映画なのかは別として)だったので、
空いている24時台のチケットを確保して仕事帰りに六本木ヒルズで観賞。
どうしても観たかったというのは、今回の彼の死が無かったとしても(無かったら
そもそもこの映像が世に出ることは無かったと思うが)観に行きたかった
映像だったので。
動機としては、数年前、まだYoutubeが広まり始めた当初に
たまたまDangerous Tourのリハーサル映像がアップされている
のを見付けたことがきっかけ。
そこにあったのは、ダンサーとして、歌手として、そして自身の
ショーの演出家として直向に努力する1人のアーティストであり、
世間で一般的にあるイメージのマイケルではなく、人間マイケル・
ジャクソンの姿だった。
そのギャップに驚きつつ、今回、その普段見る事のできない
人間マイケルの部分とそして世界一のショーとしての
マイケル・ジャクソンのコンサートの裏側、彼の一挙手一投足を
映画館のスクリーンで観られるというから観にいかないわけには
いかないぞ、という結論に。
恐らく今回「THIS IS IT」を観た多くの観客は、いわゆるTVのマイケル
の印象を持っている人が殆どで、そのギャップに驚き、感動し、
彼に対する印象が変わるのだろうなぁと思っていただけに、
観た人から感想を聞く度に、「やはりね」というなぜか若干上目線で
その感想を聞きつつ(まだ自分は観にいってないにも関わらず)
日増しに「観たい!」というウズウズが高まっていった。
さて、改めて『THIS IS IT』。
自分も根っからの大ファンというわけでは無いのだが、今回、彼が生涯最後
のコンサートとして「ファンのみんなが聞きたい曲を歌う」と準備してきた
セットリストだけに、殆どの曲が知っている曲で、むしろタイトルが
分からないのにメロディーやリズムは知っているという曲も沢山。
「THIS IS IT」にしても、彼の急逝によるワイドショーの報道でいつの
間にかサビの部分を覚えてしまっていたぐらいで、本当のコンサート
だったらさぞ興奮したステージになっていただろうなという感想。
ステージ演出も最高で、そういう意味でコンサートとしても充分
楽しむことができた。
そしてもう一つ、このコンサートの為に召集されたスタッフやダンサー達の
プロフェッシょナルな仕事と、そしてマイケルと同じステージに立っている
という彼らの喜びが本当に痛いほどまでに伝わってくる姿にも感動。
特に感動したのは「Billy Jean」をマイケルが歌うシーン。日本では
マイケルというと「THRILLER」や「BAD」の印象が強いが、アメリカでは
あのムーンウォークを初めて披露したこの曲の方が馴染みが深い、
というのを何かで聞いていて、彼がリハのステージ上で一連の歌と
ダンスを終えた時に、それを客席で見ていた(目の前で見てしまった)
ダンサー達の歓喜の叫びがまさにそれを物語っていた気がする。
映画終了後、(映画館の)客席から拍手が起こり、またまた感動!
延長上映も11/27(金)、今週末まで!
まだ見ていない人は、是非!映画館のスクリーンで観てください。
絶対オススメです!