こんにちは!マエケイです^-^
久々の更新になってしまいました。
スイマセン^-^;
先日、緑内障についてお話しましたが
今回は白内障です。
実は高齢者だけでなく、10代や20代でなることもあります。
視力の低下をまねくなど、目の病気として知られる白内障。
この白内障とは、先日にも出てきた目の中にある「水晶体」
というレンズが濁ってしまう状態のことを言い
ほとんどの場合は病気と言うより老化現象です。
ただ、近視の強い人や内科でステロイド剤などの内服を続けている
人などは40代や50代で白内障による視力低下を認めることもありますし
アトピー性皮膚炎や外傷によって10代、20代で白内障手術が必要に
なる場合もあります。
現在、白内障手術はものすごいスピードで進化しており
手術の安全性は高まっています。
また眼内レンズも進化を遂げていて
現時点では他にも手術方法はありますが
◆単焦点眼内レンズ
健康保険適応/先進医療特約不適応
◆多焦点眼内レンズ(遠近ニ焦点)
健康保険不適応/先進医療特約適応(中には不適応もあり)
(※保険適応は改訂されると変わることがあります)。
などがあり
意外かも知れませんが、見え方の質は健康保険適応の
単焦点眼内レンズが一番良いのです。
メガネ着用にこだわりのない人は単焦点レンズで問題ありません。
一方の多焦点眼内レンズは見え方の質を少し落として
その代わりに遠くも近くも見えるというレンズです。
患者さんそれぞれのライフスタイルや考え方よって、
また、目の状態によって適さないレンズがあります。
手術に恐怖を感じる人が大多数かと思います。
もちろん、合併症がゼロというわけではありません。
しかし人間は80%の情報を視覚から得ています。
視力回復した際の喜びは格別のものがあります。
「手術をせずに様子を見る」という選択肢は
「もっと見えにくくなるまで待つ」ということになります。
白内障による視力低下にストレスを感じているならば
信頼できる眼科医とよく相談していただければと思います。
それではまた~