2006年09月22日

生身で宇宙!! その③

テーマ:マッドな研究所

前回、

生身で宇宙!! その② で、

宇宙に生身で出ても、破裂もしなければ、血液も沸騰しないと書きました。


けれども、

Japan Aerospace Exploration Agency (独立行政法人宇宙航空研究開発機構)こと、JAXAHP

人が宇宙服なしで宇宙空間に飛び出した場合、宇宙空間がほぼ真空であるため、体液・血液が沸騰し、体のいろいろな器官の機能が停止して死んでしまいます

と書いているけど、これはどういうこと?


というところで終わりました。


それの続きです。


まぁ、こんなのちょっと考えればわかると思うんですけど、佐和がNASAの実験データから言っていたことは生きている人間についてなんです。


つまり、真空の宇宙空間には当然のことながら、地球のような大気はありません。

ですから、酸素ももちろんないわけです。


酸素を吸えなければ、意識を失います。

当然、心臓も動きません。

死んでしまいます。

そうなると、前回や前々回に言っていた血圧の話などは、無意味なものになってしまいます。


ですから、血液は最終的には沸騰してしまうんです。


ちなみに、NASAの犬やチンパンジーを使った実験では、2分半くらいまでなら、その後、適切な救命措置をとれば、なんとかなるみたいです。


確かめてはいないんですが、このデータは溺れたときの生存率と時間の関係と似ている気がするんです。


つまり、脳に酸素が送られないということは致命的ということですね。


ということで、佐和は脳に酸素を送るために、

アサヒ飲料 | 商品情報 | 酸素水

をお勧めします。


これを飲んで、脳に酸素を運んで、健康な生活を送ってくださいね。


ちなみに、

これを飲んで、

すっきりしたとか、

健康になった気がする人は、

高額の壷を買わされたり、数百円の健康食品を数十万円で買わされたりしないように、注意してくださいね。

(この酸素水を飲んで健康になると思っている人は、きっと炭酸飲料を飲むと二酸化炭素中毒になって、記憶障害を引き起こると思っているんだろうね、きっと)


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2001年宇宙の旅


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2006年09月21日

生身で宇宙!! その②

テーマ:マッドな研究所

前回、

生身で宇宙!! その① で、

ゆっけ さんから、

ただ宇宙空間は絶対零度に近いからフリーズドライの可能性も考えられます。。。低温だったら低圧でも液体のままとか・・・・」

というコメントをいただきましたので、まずはそれに答えたいと思います。


ゆっけさんが言われるように、宇宙は凄く寒いです。

地球上じゃありえないほど、寒いです。だいたい平均すると、マイナス百数十度くらいらしいです。


それじゃ、生きたまま、宇宙に放り出されると、凍りそうなんですが、実は凍らないらしいんです。


それは何故か?


ちょっと話が変わりますが、ところで熱いラーメン食べるとき、どうします?


普通、麺を持ち上げて、ふーふーと息を吹きかけますよね?

それじゃ、なんで、その行為で冷えるかというと、空気があるからなんですよね。

つまり、空気が麺の熱を吸収して、熱せられた空気がまた別の空気に熱を伝えることで、ラーメンは冷めるのです。


では、宇宙ではこれと同じ行為ができるかというと、当然、できませんよね?

だって、宇宙には空気がないんですから。

ということで、宇宙に生きたまま、放り出されても、カチンコチンに凍ったりしないんですよ。むしろ太陽の熱やUVでの火傷を心配した方がいいのかもしれません。


ということで、前回の話の続き。

宇宙空間に出たら、

確かに人体は爆発しないかもしれないけど、

血液が沸騰するんじゃない?

ということを言ったわけだけど、実はこれも起こらないらしいんです。


何故かというと、生きている人間は普通、心臓が動いているからなんです。


ところで、どうして血液は全身を循環するのでしょうか?

それは心臓がポンプの役目をして、圧力を生み出して、血液を押し出すだからです。

これを血圧といいます。


佐和は高血圧気味なんですが、普通の人は、下が70くらいで、上が110くらいなんでしょうか?

(佐和の記憶では下が80、上が130を超えると高血圧)


それじゃ、この上とか下は何かというと、ポンプが血液を押し出すときの強さなんです。つまり、思いっきり心臓が縮んで血液を一杯送り出すときが110くらいで、送り出す前に血液を取り込みながら心臓が広がるときが70くらいなんです。


ちなみに、この血圧の単位はmmHgといいます。

高校で化学を習った人は知っていると思いますが、普通、地面にいるときの気圧、つまり、1気圧は760 mmHgです。


話が少し逸れましたが、血圧という圧力が血管を流れる血液に、常にかかっているわけです。だから、体が真空に放り出されても、体内の血液には血圧がかかっているので、真空のような状況にはならずに、沸騰しないのです。

(少し細かい話を書きますと、体温を37度Cとして、そのときの水の蒸気圧は47mmHgだからだ沸騰しないんです)



まぁ、血液が沸騰したら、血管や体中の組織はズタズタにされると思うので、真空中に14秒いた宇宙飛行士が生きていたことからも起こらないといえるんですけどね。




まぁ、そんなわけで、生身で真空に放り出されても、破裂したり、血液が沸騰したりはしないらしいんですよ。



と思っていたら……


Japan Aerospace Exploration Agency (独立行政法人宇宙航空研究開発機構)こと、JAXAHP

人が宇宙服なしで宇宙空間に飛び出した場合、宇宙空間がほぼ真空であるため、体液・血液が沸騰し、体のいろいろな器官の機能が停止して死んでしまいます。


と書いていました。


これって、どういうことかな?


続く。





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2006年09月20日

生身で宇宙!! その①

テーマ:マッドな研究所

前々回、


宇宙ステーションといった人間が生存できる空間から、

生きたまま人間が宇宙空間に放り出されたら、

どうなるでしょう?

という問題を出したんで、今日はこの答えでも書こうと思います。



佐和はずっと誤解していたんだけど、

生きたまま人間が宇宙空間に放り出されたら、体が破裂したり、血液が沸騰したりすると思っていたんです。


けれども、NASAが言うには、どうやらそのようなことは起こらないらしいんです。



じゃ、どうして、佐和は生きたまま宇宙空間に出ると、体が破裂すると思っていたかというと、おそらく「めぬけ」と呼ばれる魚のことを知っていたからだと思うんです。


「めぬけ」という名の由来は、釣り上げると、目が抜けるから魚だからだったと思います。「めぬけ」は深海の水圧があまりに強く、そのため釣り上げられて水から上がると、水圧がなくなるので、目が抜けてしまうと言われてます。


「めぬけ」と同様で、地球上で大気圧を受けている人が宇宙に行ったら、目が飛び出るように体が破裂してしまうものだと佐和は思っていたわけです。だって、水から上がった魚は、まだ大気圧という圧力を受けていますが、宇宙に行ったら、真空です。圧力はゼロです。そりゃ、一瞬で爆発するだろう、と佐和は思い込んでいたわけです。


けれども、上のリンク先の英文を読んでもらえればわかると思いますが、実際はそんなことは起こらないらしい。


1965年にNASAの有人宇宙船センターで、真空チャンバーの中にいる宇宙飛行士の宇宙服から、空気漏れが起きる事故があり、このとき、宇宙飛行士は1psi 0.068気圧未満の環境にさらされ、14秒後に意識を失ったらしんです。15秒後にチャンバーは加圧され、飛行士は無事に助けられたらしいんです。


このような擬似的な宇宙空間を模した事件からも、人は一瞬で爆発しないことがわかります。


余談ですが、宇宙飛行士が気絶する寸前にあることを感じたらしいんですが、何だと思います?



∑(゜∇゜|||ヒ~~

感じたのは、舌の上で沸騰する唾液の感触だったそうです。

(唾液が沸騰したとしても、温度は高くないので、火傷はしなかっただろうね)



ということで、生身で宇宙に飛び出しても一瞬で体が破裂することはないらしいです。

生身で宇宙遊泳をしたい人には朗報ですね。


けれども、舌の上で唾液が沸騰するのなら、血液も沸騰するんじゃない?

という疑問は起こります。



その話は次回の更新で。




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2006年09月13日

生身で宇宙!!(予告編)

テーマ:マッドな研究所

しばらくサボってたんで、なにか書かなきゃなぁ~と思っていたら、ちょっと面白い話をしいれたんで、その話をしようかなぁ。

(#⌒∇⌒#)ゞ


もしかしたら、

常識かもしれないんだけど、

佐和の周りでは

わかった人はいなかったので、

ここで、

突然のクイズ!!



問題。


宇宙ステーションといった人間が生存できる空間から、

生きたまま人間が宇宙空間に放り出されたら、

どうなるでしょう?


わかったら、コメント欄に書いてね。

(まぁ、最近、このブログを訪れる人が減ったので、誰も書いてくれないかもしれないけど。というか、訪れる人が減ったのは、どう考えても佐和がブログを更新していなかったという理由なんで、すべて佐和が悪いんですけど)



ということで、次回、

解答を書きます。

けど、佐和のブログ見ている人って、けっこう頭いい人が多い気がするから、完璧な答えをコメントに書かれたら、どうしようかなぁ~

(;´▽`A``

 

(ちなみに、佐和の周りでわかった人がいなかったのは、佐和に友達がいなくて誰にも問題を出せなかったという叙述トリックはないですからね)

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2006年07月27日

最近のSFを異常に見る②

テーマ:マッドな研究所

とりあえず、実験がうまくいきそうなので、あとは三流大学院のダメ学生らしく、だらだらと大学院生活を終えようかと思っている佐和です。


それにしても、佐和のブログを見ている人の科学知識がどの程度がわからないのに、書くのって難しいですね。簡単に書こうとするあまり、間違ったことを書いてしまう気がするんですけど。

まぁ、けれども、そこら辺は、見てる人が訂正してくれるよと勝手に思い込むことにします。


ということで、間違っていたときのご指摘は大歓迎です。


んじゃ、本題。


前回

最近のSFを異常に見る①

の続きから。



佐和をはじめとした分子生物学関係の研究に少しでも触れている人は同じようなことを思っていると思うんですけど、やはりDNA中の塩基が少し変わって、変な能力を持つ生物が生まれるって凄く不自然なんですよ。

そういうのは、普通、生物として存在できないでしょ?

それにSFの設定として、面白くない。

だって、すでに第56の塩基は存在しているから。


というのが、前回の大まかな内容でした。



すでに第56の塩基は存在しているなんて書くと、それって何年後の話? とか、それってどんなアニメ? とかって言われるかもしれないんですけど、実際に存在はしているんです。


その証拠の一つとして、東大と理研などのコンソーシアムが行った研究が挙げられます。


「横山情報分子プロジェクト」

「横山情報分子プロジェクト」終了報告

(ちなみに、佐和は某科学博物館で、この情報を知りました)


このページを読んでわかると思いますが、すでに第56の塩基は存在しているんです。


しかし、アニメやマンガのように、すでに第56の塩基は存在しているからといって、

鬼になったり、吸血鬼になったり、エビラに向かって不自由な日本語で銃を突きつけたり、原色の全身タイツを身に着けた5人の男女と戦った後に巨大化して、巨大ロボットと戦ったりすることはないんです。

(ちなみに、エビラはゴジラの最後の映画の主役の1人です、あくまで佐和の中で、ですが。もう1人の主役は、ゴジラがはじめて空を飛んだときの敵であったのに、最後の映画で20秒くらいしか映像として映らなかったヘドラです。ヘドラ、サイコー!!)


それは何故かっていうと、前回も言いましたが、ATGC以外の塩基で遺伝子が構成されていると、生物は存在できないのです。

(ATGCの塩基で書かれていても、生命維持に必要な機能ドメインなどの場所の遺伝子が変わっていたら、普通、即死亡ですけど)


よくDNAは生命の設計図と言われます。


建築に例えましょう。

普通の建築でも設計図だけで建物は立ちませんが、生物だって設計図があったとしても、それだけで生物は誕生し、成長はしません。


建築現場では設計図を読んで指示を出す人、必要な建築資材を調達したり、それを建機などで組み立てたりする人など多くの役割があると思います。それらの役割を持つ人々が協力することにより、はじめて建物は立つと思います。


生命も同様です。突然、変なATGC以外の塩基で出来た設計図があっても、その設計図を読める人もいませんし、どんな建築資材を必要とするか生物はわかりませんし、どんな建機を使うのかわかりません。そのため、まともに生物は存在できないのです。


ここら辺の話は、「発現」というんですけど、この発現のことを気にして、書かれている作品は、佐和は「奈須きのこ」さんの「DDD」くらいしか知りません。


ですから、実際の世界では

・ダブルブリッドの主人公は人体実験もされませんし、山崎君は失恋せずにすみます

・ゴジラの最終作品では、ケイン・コスギはエビラの頭に乗っかるジャンプ力もなく、踏み潰されて死んでしまいます。そして、宇宙生物たちによって、地球は崩壊します

Blood+では翼種は生まれませんから、アメリカ軍が沖縄に爆弾落とすだけ無駄ですね。というか、主人公たち、姉妹だけで、いつまでも生き続けるんですね、きっと。




ということで、最近のSFモノを書かれる方は、もうちょっと勉強して欲しいなぁ~、と思います。


(誰も書かないなら、佐和が書くしかないかな? って、ちょっと思ったけど、無理、無謀だよね)


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