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2006年07月28日

ジャッジ 手嶌葵[テルーの唄]

テーマ:音楽

BOUNCE企画、菊地成孔氏のチアー&ジャッジにトラックバックしました。くわしいルールはここ 。簡単に説明すると、テーマ楽曲に対する菊地さんの好意的な批評と批判的な日批評のどちらが優れているのか判断し、投票するというものです。



で、佐和は両者の批評を読んでみて、

「ジャッジ」

つまり、批判的な批評の方が優れていると思ったんです。


手嶌葵の「テルーの唄」をはじめて聴いたのは、FMラジオだったんです。ラジオって、23曲かけた後に、まとめて曲名と歌手を言ったりするんで、佐和は全然、予備知識もなく聞いたわけです。


そのとき思ったのは、「Cocco」みたいだなぁ、というものでした。 詩と曲が島唄というか民謡(主に沖縄)というか、そういったものをバックボーンとした新しい歌手がデビューしたのかなぁ、くらいに思ったんです。

なので、まぁ、この人は普通にデビューしても、売れなくても固定した安定したファンが付くくらいの歌手にはなったかもしれないと思います。


けれども、これって、ジブリが全面的にバックアップしているんですよね。これって、

安田成美さん以来ですね。

(今回のVOは、ジブリ初プロデュースの大型新人ってところ)


そりゃ、売れますよ。

だから、ジャッジの意見である、

>ここ最近のジブリ作品の主題歌の、平均的な売れ方そのままなのよ。少なくともセールス的には変わってないんだ。これって、代替わりして変わった。という事にならないんじゃないの?この曲だけは単体シングルとしてアニメを観ない人にもアピールしてどかーんと売れた。とかいうのであれば、多くの消費者に訴求する音楽単体の力があると認めるけど。ジブリって、〈千と千尋の神隠し〉がアメリカで興行的に惨敗しようと、全く影響なく、むしろ国内ではセールス延ばしてるわけですよ。

に全面的に賛成な訳です。


それにジブリが全面的にバックアップすれば、どんな曲だって売れますよ。



それこそ、

両親を殺害する様を歌った曲だろうと、

1秒間に10回レイプ発言をする曲だろうと、

売れますよ。

(売れないか?)



あっ、上の文の元ネタのマンガは、

史上初のデスメタルギャグマンがである、

これね


若杉 公徳
デトロイト・メタル・シティ 1 (1)



母の日にはカーネーション(手紙つき)を贈るほどの23歳の好青年が主人公。ポップでオシャレな音楽をやりたいのに、やっている音楽は両親を殺したとかレイプとか叫んでいるデスメタル。その日々の苦悩を描いたギャグマンガです。





そんなわけで、

話を戻すと、この曲って、結局、

菊池さんの言うように、

>ジブリ帝国の住人として、それまでの主題歌と同じ様に、何の疑問もなく売れて、そこで止まってしまう予感が払拭出来ない

というふうにしか思えないんですよね。

だから、

今回はジャッジに1票。




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2006年07月27日

最近のSFを異常に見る②

テーマ:マッドな研究所

とりあえず、実験がうまくいきそうなので、あとは三流大学院のダメ学生らしく、だらだらと大学院生活を終えようかと思っている佐和です。


それにしても、佐和のブログを見ている人の科学知識がどの程度がわからないのに、書くのって難しいですね。簡単に書こうとするあまり、間違ったことを書いてしまう気がするんですけど。

まぁ、けれども、そこら辺は、見てる人が訂正してくれるよと勝手に思い込むことにします。


ということで、間違っていたときのご指摘は大歓迎です。


んじゃ、本題。


前回

最近のSFを異常に見る①

の続きから。



佐和をはじめとした分子生物学関係の研究に少しでも触れている人は同じようなことを思っていると思うんですけど、やはりDNA中の塩基が少し変わって、変な能力を持つ生物が生まれるって凄く不自然なんですよ。

そういうのは、普通、生物として存在できないでしょ?

それにSFの設定として、面白くない。

だって、すでに第56の塩基は存在しているから。


というのが、前回の大まかな内容でした。



すでに第56の塩基は存在しているなんて書くと、それって何年後の話? とか、それってどんなアニメ? とかって言われるかもしれないんですけど、実際に存在はしているんです。


その証拠の一つとして、東大と理研などのコンソーシアムが行った研究が挙げられます。


「横山情報分子プロジェクト」

「横山情報分子プロジェクト」終了報告

(ちなみに、佐和は某科学博物館で、この情報を知りました)


このページを読んでわかると思いますが、すでに第56の塩基は存在しているんです。


しかし、アニメやマンガのように、すでに第56の塩基は存在しているからといって、

鬼になったり、吸血鬼になったり、エビラに向かって不自由な日本語で銃を突きつけたり、原色の全身タイツを身に着けた5人の男女と戦った後に巨大化して、巨大ロボットと戦ったりすることはないんです。

(ちなみに、エビラはゴジラの最後の映画の主役の1人です、あくまで佐和の中で、ですが。もう1人の主役は、ゴジラがはじめて空を飛んだときの敵であったのに、最後の映画で20秒くらいしか映像として映らなかったヘドラです。ヘドラ、サイコー!!)


それは何故かっていうと、前回も言いましたが、ATGC以外の塩基で遺伝子が構成されていると、生物は存在できないのです。

(ATGCの塩基で書かれていても、生命維持に必要な機能ドメインなどの場所の遺伝子が変わっていたら、普通、即死亡ですけど)


よくDNAは生命の設計図と言われます。


建築に例えましょう。

普通の建築でも設計図だけで建物は立ちませんが、生物だって設計図があったとしても、それだけで生物は誕生し、成長はしません。


建築現場では設計図を読んで指示を出す人、必要な建築資材を調達したり、それを建機などで組み立てたりする人など多くの役割があると思います。それらの役割を持つ人々が協力することにより、はじめて建物は立つと思います。


生命も同様です。突然、変なATGC以外の塩基で出来た設計図があっても、その設計図を読める人もいませんし、どんな建築資材を必要とするか生物はわかりませんし、どんな建機を使うのかわかりません。そのため、まともに生物は存在できないのです。


ここら辺の話は、「発現」というんですけど、この発現のことを気にして、書かれている作品は、佐和は「奈須きのこ」さんの「DDD」くらいしか知りません。


ですから、実際の世界では

・ダブルブリッドの主人公は人体実験もされませんし、山崎君は失恋せずにすみます

・ゴジラの最終作品では、ケイン・コスギはエビラの頭に乗っかるジャンプ力もなく、踏み潰されて死んでしまいます。そして、宇宙生物たちによって、地球は崩壊します

Blood+では翼種は生まれませんから、アメリカ軍が沖縄に爆弾落とすだけ無駄ですね。というか、主人公たち、姉妹だけで、いつまでも生き続けるんですね、きっと。




ということで、最近のSFモノを書かれる方は、もうちょっと勉強して欲しいなぁ~、と思います。


(誰も書かないなら、佐和が書くしかないかな? って、ちょっと思ったけど、無理、無謀だよね)


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2006年07月24日

最近のSFを異常に見る①

テーマ:マッドな研究所

しばらく更新ができずに、前回の話題にしたことを忘れてしまった人もいると思いますので、もう一度、同じことを書こうと思います。


もうずいぶん前になりますが、佐和は以下のクイズを出しました。




下の3作品の、科学的な設定上の共通点は何でしょう?


・ダブルブリッド (ライトノベル 電撃文庫)

・ゴジラ FINAL WARS(映画 2004年)

Blood (アニメ 2006)


わかった方はいますか?


一応、佐和は、以下のような答えを設定してました。


それぞれに人を超えた力を持つ生物(主人公をはじめとした人型の生物)が登場しているが、

その超常の力を持つ理由として、

DNA中に一般的な生物が持たない塩基を持っている、

という科学的な設定をされている。


この手のSF的な設定を持っている作品は探すとたくさん出てきそうな気がします。

最近、この設定がマンガやアニメ、ライトノベルスに氾濫しています。

この手の設定に飽きているのは、佐和だけじゃないと思うんですけど、いっこうにおさまる気配を見せません。



もうね、佐和はこの手のSFの設定を見るたびに、


( ゚д゚) ハァ?

あんたら、バカですか?

もう少し勉強しましょうよ、と思ってしまうんです。


もちろん、佐和が使っているSFという言葉は

サイエンス・フィクションの略です。


スペース・ファンタジーでも、

ストレス・ファイバーでも、

スーパー・ファミリーでも

スーパー・ファミコンでも

サンフランシスコでもありません。


SFは科学的なフィクションであるので、少しは生物学を勉強している佐和のような大学院生から見れば、変な点があってもしょうがないと思う人もいるかもしれません。


けれども、この設定って、高校生で生物を習った人が見ただけでわかるほど、破綻したものなのです。成績のよい中学生でも、わかるんじゃないですかね。


ということで、あまり生物学的な知識のない人でもわかるように、これらの設定が何故、あまりにおかし過ぎるのか説明したいと思います。


まずは、ゴジラとBlood+について。


科学的なテレビ番組によく出ているので、

DNAは二重螺旋構造である。

DNAATGCという四つの塩基から出来ている。

この2点は、普通の人でも知っていると思います。


また、佐和の高校時代の生物の教科書には記載されていたので、

成績のよい中学生は、

・二重構造をつくるとき、ATが結合し、GCが結合する

ことも知っていると思います。



・二重構造をつくるとき、ATが結合し、GCが結合する

という文の意味がわからない人がいるかもしれないので、少し補足します。


DNA二重螺旋構造であるということは、DNAの鎖は二本あるということです。当たり前ですけど、2本なければ、二重にはなれませんから。一本だけでは、二重の構造はとれませんよね?

それじゃ、どうして二重になれるかというと、下のようになっているからです。


……ATGC……

……TACG……

2本の直線の上と下を見てください。

(……は、AとかTとかがたくさん続いていることを示してます)



このような位置関係で、

ATが結合します。

GCが結合します。

その結果、二本のDNA鎖が合わさることで、

二重になれるんです。

(ちなみに、ATは水素結合2本で、GC3本で結合。二重螺旋構造のことをもっと詳しく書こうとすると、ヒストンタンパク質のことなどから話さなきゃいけないんで、めんどくさいので略)


ですから、考えてみてください。


もしも一種類だけ、別の塩基がDNA内にあったら、どうでしょう?


きちんと、塩基同士が結合できないので、

DNAは二重になれません。


遺伝子の中の塩基が12変わっただけで、生命に関わる深刻な遺伝病を引き起こすことは知られています。それなのに、遺伝子をコードするDNA構造自体が破綻していたら、生物として存在できません。



それに細胞の中のDNAなんて小さいものに、

SF的なロマンを感じますか?




やっぱり、

53組の小学生たち地球防衛組と名乗って敵と戦ったり、

ミサイルに当たるとヒビが入るバリアがあったり、

戦隊モノの黄色いキャラクターカレー好きだったり、


そういうSF的設定にこそ、ロマンを感じるんですよ!!!!

燃えるんですよ!!!




ありきたりな小説の設定である、

未知の塩基のために新しい能力を持つ生物ができるって、設定にはロマンを感じないんですよ。





だって……


だって……


第五と第六の塩基って、

すでに、つくられてますから。


  _, ._

(;゚ Д゚) !!







(続く)


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2006年07月11日

緊急事態

テーマ:ブログ

一週間ほど、ブログが更新できないことになりました。


ということで、次の記事は、

それ以降になります。


申し訳ないです。

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2006年07月08日

最近のSFを異常に見る(予告)

テーマ:マッドな研究所

そういえば、佐和は

理系の大学院生なんです。



なんか最近は、日常の雑談と佐和がモテない男だということしか書いていない気がします。自分でも忘れそうになるんですけど、本当はこのブログはもっともっと理系っぽい内容にする予定だったんですよ。



ということで、初心に戻って、少し科学的な記事を書こうと思います。

(ちょっと前にも、こんなこと書いた気がする)



まぁ、少し前にも予告していた、SFアニメやマンガ、ライトノベルについての話なんですけどね。


最近の研究例から、SFのアニメやマンガの設定は、どこかどれくらい間違っているのか?

ということを書こうと思います。

意外と現実の研究事例を見ると、SF物の設定にかなり近いことをしていることがあるんですよ。


生物学的な視点から見た「空想科学読本」を目指したいと思っています。

まぁ、無理な気がしますが。



で、予告として、突然ですが、クイズです。


下の3作品の、科学的な設定上の共通点は何でしょう?


・ダブルブリッド (ライトノベル 電撃文庫)

・ゴジラ FINAL WARS(映画 2004年)

Blood (アニメ 2006)



答えがわかった方がいらしたら、コメントに書き込んでください。

答えは次の更新で。



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