追悼 渡部昇一氏

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渡部昇一氏が亡くなった。

 

急なことだったので、ちょっとビックリしたが、

 

何時までもお元気で居て欲しいと

 

望んでいた中のお一人である。

 

 

氏の著書には大いに感銘を受けた。

 

特に歴史書が大好きだった。

 

 

今巷では、教育勅語こそ軍国主義の根源だと

 

のたまわる輩が居るが、

 

氏の著書に

 

『本当のことがわかる昭和史』

 

というのがある。

 

 

渡部氏は、この著書の中で教育勅語に

 

ついてこう述べている。

 

 

…明治を築いたのが

 

 「江戸時代の武士の道徳を身につけた世代」

 

 だとすれば、

 

 大正デモクラシーから日本の敗戦へと至る

 

 悲劇の時代を率いたのは、

 

 「教育勅語を知らない世代」であった。…

 

と。

 

教育勅語=軍国主義

 

だと定義されている方には、

 

ぜひ一度読んでほしい本の一つである。

 

他に、「修身」に関する著書もあり、

 

これもまた非常に興味深い。

 

 

また、歴史に関して、

 

講演のテープも聴いたことがあるが、

 

語り口もとても柔らかく、分かりやすいものだった。

 

 

今回の訃報を聞いて、

 

非常に残念なことに、

 

日本の良さを伝える方が、また一人亡くなった、

 

という想いである。

 

 

心より、ご冥福をお祈り致します。

 

そして、ありがとうございました。

 

 

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『戦争と平和』 教育勅語3

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そもそも何故、徳育教育の重要性が

 

言われるようになったのか、

 

それは、全てを欧米のモデルで進めようとした

 

教育政策への大きな危機感からである。

 

 

欧米の教育だと、

 

何か、日本には馴染まない、

 

何か違う!

 

という違和感が大きかったんだろうね。

 

 

もともと日本は、島国。

 

そして日本人は農耕民族。

 

その中で育まれてきた価値観がある。

 

特に、「公」という価値観が根底にある。

 

 

農業という点で考えれば、

 

皆で耕し、協力しながら管理している田んぼに、

 

自分の所だけに水を引けばいいというのではない。

 

皆の田に平等に水が行き渡るようにしないといけない。

 

 

島国という点で考えれば、

 

皆が海に背を向け、内向きの車座になり、

 

皆で協力してやって行こうじゃないの、

 

という感じである。

 

「個」ではなく、「公」なのよね。

 

この価値観に、西洋の教育はどうも合わない。

 

 

事実、明治天皇も、

 

この教育の現状を何とかしなくてはならない、

 

と、ご憂慮されていたという。

 

 

そして明治15年くらいになると、

 

「修身」教育に力を入れるという方針が

 

進んでいくことになる。

 

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『戦争と平和』 教育勅語2

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ご存じのように、

 

明治維新を機に、日本は急速に変わって行った。

 

鎖国から目覚めて、日本列島の回りを見ると、

 

欧米諸国の植民地化が進んでおり、

 

こりゃあ、イカンですバイ、

 

このままじゃあ日本もやられてしまいますバイ

 

とばかりに、

 

殖産興業⇒富国強兵

 

と大きく舵がとられて行った。

 

それと同時に、日本本来の良さが

 

段々と失われていく。

 

あまりにも西洋文明の影響を受け過ぎたのか、

 

後の文部大臣・森有礼などは

 

何をトチ狂ったか、

 

日本語をやめ、公用語を英語にするべきだ、

 

などと言い出す始末。

 

とにかく、世の中、文明開化、文明開化

 

の雨嵐。

 

 

いやいや、ちょっと待っておくんなせえ。

 

そりゃあ、マズイんでないかい。

 

江戸時代後期に来日し、

 

日米通商修好条約を結んだハリスの

 

通訳を務めたヒュースケンは

 

「この国の進歩は本当に

日本のための文明なのか。

  (中略)

この日本の幸福な情景が

今や終わりを迎えようとしており、

西洋の人々が彼らの重大な悪徳を

持ちこもうとしているように思えてならない」

 

と述べている。

 

他にも、日本を訪れていた外国人が

 

日本の良さが失われていくのを

 

嘆いている言葉が多く残されている。

 

 

こうした中、

 

徳育教育の重要性を訴える声が

 

日本国内で次第に大きくなっていくのである。

 

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