先日11月の愛知サロンがおこなわれました!


今回のテーマは「伝統の復活と挑戦」

講師に、老舗みりん屋の3代目社長である、杉浦嘉信氏をお迎えしました。

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杉浦社長は、人との繋がりを大切にしていらっしゃる方で
お話もハッキリした声で参加者のみなさんの様子を伺いながら丁寧にして下さったという印象が残っています。


老舗の店を継ぎみりん屋の看板を守る一方で、

製品開発として、本来の「三河本みりん」を復活させ、
手間や原価の高さを、
その人並みはずれたチャレンジ精神で努力され、開発に成功しました。

その特徴や、実際に売られている「本みりん」との違いを
図版をつかいわかりやすくプレゼン、説明して下さいました。

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この後、「みりん風調味料」「普通の本みりん」「三河本みりん」の3種類を
参加者全員に配り、試飲することで「三河本みりん」の芳香な香りやその飲みやすさを体感しました。




そんな伝統の本みりんを製造している一方で、
ソーシャルメディアを積極的おに活用しているという杉浦社長。

現在、twitterのフォロワー数はなんと3万人以上だそうです。

どんな営業に有効な使い方をしているのかと思えば、
「仕事のことはほとんど言わず、自分の人間性のPRのための使用が多い。」

となんとも期待の裏切られたような。。。

しかし、

「基本は会って商売をしたい。」
「twitter上でやりとりをする間に心が通ったような体験をした。」と社長。

まず自分を知ってもらい、相手を知る。
その結果、相手の方がお客様となり、製品が売れる。

という効果があるそうで、

メーカーなら誰しも、知っているお客様に商品を提供したいと思うはず。
であれば、今回の杉浦社長のtwitter利用法は参考になるのではないかと思います。


以上、懇親会に行けず、社長のみりんを使用した料理を食べ損ねた
名工大の林でした。くやしい。。