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2015年04月01日(水)

春の夢 ⅱ  汀

テーマ:ブログ

暮れゆく 春の汀に
桜花は 薄青く水の色を纏う
時の移るままを その身に


幾つもの 夢の記憶を帯びた

静かなる思い 風にたなびかせて
誰もが時をゆく 春



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2015年03月30日(月)

春の夢 ⅰ  雨

テーマ:ブログ


花濡らす雨に酔う 春の夢
記憶に住むひとを慕いて 伸ばす指先に
またひとつ 桜花 開きぬ


過ぎ去りし日々に咲く花の香の
今ここを彩りて 深く薫る恵みに満ちれば

花濡らす夢に酔う 春の雨



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2015年03月25日(水)

桜咲く頃

テーマ:ブログ

山並みが 淡く桜色に染まりはじめる頃
懐かしく滲む あなたの日は巡ってくる 

父よ あなたが逝って十一回目の桜が咲きました 


失った悲しみは いつしか

記憶たちも連れてどこかに帰ってゆき
もう あなたの最期の顔を思い出せなくなりました


それでも あなたから託されたものを守って
今日も私はこの国の平和を祈ります
繋がってゆく若い命たちが もう無残に散らないように


軍国少年だったあなたが 死の床で危惧していた通り
強国への夢破れ名誉を奪われた者たちの亡霊が
この国を戦争ができる国へと導いてるかのような今


今日は 見事に鮮やかな春の日で 

靖国は花見の人々で賑わい始めることでしょう 
あなたの命日は いつも桜咲く頃



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2015年03月20日(金)

白木蓮

テーマ:ブログ


白肌から揮発する 清きアロマが
温みはじめた大気に 微かに香り 
どこからともなく その開花を知らせている


春を呼ぶ 霧雨にさえ 褐色に傷む儚い白の
ほんの数日で はらりと散りゆく花が
静かに 艶やかな命を賛美している


あなたの面影が過る
遠く滲む あなたを想えば
春はもう しめやかな仕草で振り返る


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クローバー 花曇りの今日・・・あなたはいかがお過ごしですか?

年度の終わり。
別れの季節でもあり、思いもよらぬ展開に直面する事も多いものです。

どのような時にも、あなたが「時の技」を信じて平安でおられますように・・・。

現実を受け入れ、決然として自分の今とここを生きることができますように・・・。あなたを想い、あなたを祈っています。 


スノウ


2015年03月16日(月)

ミモザの空

テーマ:ブログ


うたう柔風に ミモザが揺れて

心よ ここへ帰っておいでと
春は囁く


蒼褪めた頬へ 黄色の風薫らせて 

思わず見上げた空の奥から

春は囁く 


心よ ここへ帰っておいで

淡い光の静けさのなかへ 
透る喜びに解き放たれて 今




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黄色い花 黄色い花黄色い花
こんばんは、スノウです。あなたはいかがお過ごしですか?

季節は、いつのまにか春。
卒業のシーズンですね・・・

これまで幾つもの色々を卒業してきた私ですが。(笑)

いつまで経っても卒業できない思いもあり…頬杖つく三月。


そんな昨日、教会でのお礼拝後に温んだ空気に誘われて家とは反対方向へ。ひさしぶりに目的地もなく歩く遊歩道は、芽吹きのグリーンと花々の色彩に溢れていました。

満開のミモザの鮮やかな黄色に導かれて見上げた空は、私まで透きとおってしまいそうに無垢な青で・・・私を洗うものはいつも空から来ます。


スノウ

2015年03月11日(水)

レントの詩 3.11

テーマ:ブログ

あの夜 
東北の空は 静かに澄み渡って
人工の光が すべて失われた地と海を
稀有なる輝きを放つ星々が照らしていたと云う 


家ごと沖に流された あなたは 
かろうじて海から顔を出した屋根の上で 

その星空を見上げて誰を思い

何を祈っていただろう


海水に濡れぼそり 寒さに震えながら 

あるいは 受けた傷の痛みに耐えながら
あなたは何を悔い 何をやり直したいと願っただろう 

もし もう一度 生きられるならばと


あなたの願いと祈りを
思う 思う 思って今
湧き上がる 命への賛美と渇望
そして 自分の在り方への問い



PHOTO  山本てつや

2015年03月06日(金)

三月に咲くもの

テーマ:ブログ

いつかの夢に迷いながら 
朧げな面影の輪郭を指でたどれば
春の憂鬱が 淡く夜露に滲んで 

夜目に白く儚げな花弁に 音も無く積もる


人は生きて
そして 去りゆくことの
あなたが生きて
そして
残したものを思う 春の夜


三月 幾万の命の跡が生命を賛美して 

生きよと 愛せよと 歌い始める頃 
もういない あなたが残した哀しみから
私は生きることと 愛することを もう一度初めから始める



PHOTO HIDE


クローバー こんばんは、スノウです。
週末を迎えた今宵、あなたはいかがお過ごしですか?

私はひとり、静かな時の中にいます。

三月・・・日本にとって、多くの想いが溢れる季節を迎えました。
私にとっての三月は亡父と過ごした闘病生活最期の月であったり、何故かご恩のある方とのお別れが3月に多いこともあり、震災の記憶だけではなく、命について思う季節です。
そういう理由で、「三月に咲くもの」というテーマでありながら紫陽花の花の写真を選んでしまいました・・・父が大好きな花だったからです。

皆様の週末に豊かな祝福がありますように・・・・ 


スノウ

2015年03月02日(月)

美について

テーマ:ブログ


あなたの美しさについて 考えていました 


あなたの美しさが 私の空虚を埋めてくれることについて 
考えていました 

あなたの美しさが 私に意味を超えた喜びをもたらすことについて
考えていました
あなたの美しさへの憧憬が 私を真理へと導くことについて
考えていました


知らぬまにこぼれた涙が 膝に置いた本を濡らしました



PHOTO  山本てつや

2015年02月26日(木)

時花の詩

テーマ:ブログ


白く渇いた 広大な砂漠の
無数の砂粒のひとつにしかすぎない者を

この世に唯一のかけがえない薔薇として
あなたのまなざしは 抱く 


まだ無いものを見る その目は

内に在る種子を愛でて すべての必要を注ぎ 
時の花が 今日もひとつ
あなたのまなざしを慕って 開く




PHOTO  山本てつや
2015年02月20日(金)

みだれ髪へ

テーマ:ブログ


夕映えの思色を鎮めて 

やがて薄暮に暮れゆく胸に 

残る 静かなまなざしの満ち足りた哀 


ながいながい 時が流れて 
今も 月白の海を渡る小さな舟は

たどり着く悦びよりも その海を漕ぐことの喜びを知る 




PHOTO  山本てつや


流れ星
今宵の私は、「みだれ髪」など読んでおります。

ー やわ肌のあつき血汐にふれも見で さびしからずや道を説く君 ー
「燃える肌を抱くこともなく 人生を語り続けて寂しくないの? 」
俵万智さん訳

さっそく21歳の恋する与謝野晶子さんのご質問にお応えしてみました。(笑)
いかがでしたでしょうか?

スノウ

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