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2014年11月25日(火)

夜想曲  ― ノクターン ー

テーマ:


夢から覚める直前の曖昧さで

焦点をしぼりきれずに漂いながら
裸の爪先で踊る アダジオ

見て ゆうべの月が綺麗


終わりが哀しいのは何故?
そこからが始まりだと知っているのに

これまでのすべてが愛おしいから

これからのあなたより 今は




PHOTO HIDE

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2014年11月19日(水)

空への返信

テーマ:つぶやき


視線を感じて見上げた 空の手前 

あなたに似た光に いのちが透けてた


わからないと言えた時 知りたいと思えた時 

いのちといのちは きっと繋がるから 


自分が何も知らないということを

ちゃんとわかっていたいって そう思った・・・今




PHOTO  山本てつや
2014年11月13日(木)

遠い青を望んで - 返信 -

テーマ:

遠い青を望んで あなたのことを想っていました 

山や川や草や木々や いのちの感触が遠いものになってしまったと 

あなたの小さく嘆く声が聴こえたので 山や川や草や木々や いのちのことを 

私は じっと考えていました 



小暗い森の底から遠い青を望んで あなたの哀しみを想っていました 

湿り気の多い腐葉土が 足下からいのちの匂いをさせて 

風はそれを大きく吸いこみながら 西へと駆け抜けてゆきました 

その時 プラタナスの大きな葉が一枚 いのちの意味を問いながら散りました



大樹の下から遠い青を望んで あなたのいのちを想っていました 

山や川や草や木々と同じいのちが 今そこに体温を持って宿り  

静かに そして絶え間なく生命を更新し続けています 

確かないのちの感触が あなたの内に その只中に脈打ち息づいています 



遠い青を望んで あなたのことを想っています 

見るために目を瞑り 聴くために耳を塞いで  

「真理を知らぬ 哀しみ」と名づけられた あなたと同じ根を掘って 

もう渇かない水を飲んだ あの詩人の歌が今 青い空を突き抜けてゆきました


PHOTO  山本てつや




2014年11月08日(土)

静夜思

テーマ:


問うならば 白き花に 

この想い映して 香り静けく

惑いし夢の残り香さえ
いつしか 時の技に洗はれむ



切なき調べ 小夜曲の 

流るる先に居る人の 影青く 

波ひとつ立たぬ 夜の海に似て 

秘して月映す 水鏡のたまゆら



PHOTO HIDE

2014年11月06日(木)

VOICE ⅱ

テーマ:ブログ


愛を呼ぶ声が

音もなく 空気をふるわせて 

開け放った私の午後の窓に届く


或るときは 風に混じり 

或るときは 蝶翅を纏い

・・・もしくは 鳥の姿を得て


記憶の湖底を這うように生きても

哀しみの海に漕ぎ出でて
帰路を忘れて 彷徨っても


捜しているのは いつも愛

きっと誰だって そうだから 

心静まり 耳を澄まして


So・・・you can hear the voice



PHOTO HIDE

2014年10月29日(水)

VOICE ⅰ

テーマ:


静寂の在りかを求めて ひとり 

深い青へと 睫毛を伏せれば 

何処からか 低く囁く あなたの声が

私を連れ去るために 舞い降りる



閉じた瞼のうえに 淡く触れる 

くちづけに似た あなたの気配 

I hear your voice 

捜しているのは いつも愛



孤独の中に生まれたのは 

ひとりの誰かを求めるためだから 

怖がらないで 愛さなくちゃね 

So・・・I can hear your voice



PHOTO HIDE


2014年10月20日(月)

私のねがいは

テーマ:つぶやき


ゆるやかな曲線を描いて 

季節が移り変わってゆく 

優しい気持ちで

あなたを思っていたい
私のねがいは ただそれだけ


いろんな人間がいて

いろんな考えがあるけれど
正しくても冷たいより 

間違っていても 温かい人でいたい
私のねがいは ただそれだけ



PHOTO HIDE


2014年10月15日(水)

テーマ:つぶやき


遠い空から 飛来した その群青のまなざし 

見つめ合う刹那の 架空のような現実

今とここだけしかない アナタ と ワタシ


いつかどこかで またお逢いしましょう だなんて 

そんな 曖昧な挨拶は嫌い
これが最後のように見つめられて 

これが最後のように見つめ返したい 


ファンタジーだって笑われてもいい 

飛びたった後に残る 雨滴 

それだけは 確かにワタシのものなのだから





PHOTO HIDE

2014年10月07日(火)

美しいもの Ⅲ

テーマ:


命の底に流れる あなたという水の麗しさ 

その透った水が 全身をめぐって

あなたのすべてから 美が揮発する



そのアロマは風に乗り  

開け放った窓から 光とともに部屋に届く 

それを深く胸に吸い込んで 私は満ち足りる



見渡せば 世界は美しいものに溢れて 

傷ついた魂たちを癒して薫る

午後



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2014年10月01日(水)

美しいもの Ⅱ

テーマ:


命が囁く 水の音
味わうために 薄く目を瞑れば
瞼に柔らかく口づける 記憶たち


そう 水車はまわって
いつも私たちは ワタシとアナタに分かたれる
そして水車はまわって

私たちは命の流れでひとつになる


大きな静けさの内に 愛は息づいていると

美しいものたちが 透る声で風に歌う

午後



PHOTO HIDE



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