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2015年04月23日(木)

青い影

テーマ:ブログ


ゆく春を 薄暮の空に映して 
あなたへとうたう 青い影
今宵の月は 雲に隠れて
愛を語らせまいとしていても 



今 唇を掠めてゆく 風のうたが
あの唇に涼やかに触れますように 

悔いて心優しきものたちの あの哀しみの唇に
自らの重みにしなやかに揺れる木々の香もて




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2015年04月17日(金)

未完の夢 ⅱ

テーマ:ブログ


うつろいゆく花を愛でるように
うつろいゆく愛を愛でて

散らぬ花 枯れぬ愛は偽物と笑う あなたの

その口元にうっすらと浮かんだ影


うつろわぬ愛を求めれば
うつろいばかりが見える法則に抗い
あれほどまでに本物を探した あなたが
自分を説き伏せるために出した答えの皮肉


未完の夢の途上で
出逢える答えは まだ幾つもある
あなたに もうひとつの答えをあげよう
うつろい枯れるならば ただそれが愛ではなかっただけ



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あじさい たった今、突然の激しい春驟雨が走り去ってゆきました。
洗われた草木が、心地良さそうに残り風に吹かれています。
ひと雨ごとに緑が鮮やかさを増すシーズン。

あなたはいかがお過ごしでしょうか・・・。

早春の梅に始まった 時花の移り変わり。

椿・木蓮・ミモザ・桜が 野を街を彩り、初夏へと花の季節は続きます。

その時々の花は 時満ちて咲き 散りゆくものですが、ひとつひとつが 大きな命の流れに在る貴い存在であることを思わされています。
うつろい枯れて何も残さない花はないように、虚しくうつろうだけの愛もないはず。 もしそれが愛であるならば・・・と。


私のベランダでは枝垂れ桃の白花が満開を過ぎ、野鳥たちの水場に花びらを浮かべています。 過ぎ去ってもなお、命の汀にそっと花びらを浮かべているような記憶に恥じなく生きたいと祈ります。

未完の夢の途上で・・・   スノウ

2015年04月13日(月)

未完の夢 ⅰ

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夢の入口に咲く花は

逢いたいひとに遇うために
眠り続けようとするひとの
未完の夢が咲かす花 


眠りの海に映る月 

滲んだ光は朧げに
遠いまなざし 想わせる
たゆとう心 誘うように

あなたの夢の行き先に
小舟を浮かべて待ちましょう 

眠れぬ夢の眠りのために

静かな水がうたう夜は



思い草へ PHOTO  山本てつや

2015年04月09日(木)

春の翼

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昨日までと違う鳥の鳴き声で目覚めた朝

まだ眠いベッドの中で サヨナラと小さく呟く

蜜を求めて 花とともに北上した愛しい翼たちの

ありのままに求める 其のクチバシの美しさへ



頬づえつく想いを脱いで 背中に翼を思い描く
春が呼ぶ方向へ この翼で蜜を求めて飛べるだろうか

花深く差し込んだクチバシを 花粉の黄色に染めて 
ありのままに 命の喜びにくちづけるために



PHOTO  山本てつや

2015年04月05日(日)

イースターの朝には

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生まれたての心を抱いて あなたへと街をゆこう 

空に花に鳥に あなたを愛していると告げながら 


春が過ぎていっても あなたを愛している
夏が過ぎていっても 秋と冬が過ぎても


心の卵が孵る朝には あたらしい私が帰ってくる 
花にくちづける鳥のように あなたを愛したい私が帰ってくる



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2015年04月04日(土)

春の夢 ⅲ  桜闇

テーマ:ブログ

ベルベットの手触りの夜が更けて

闇に浮かぶ桜花たちが 静かに語りはじめる頃

夢は 浅い眠りから目覚める 


風に散った花びら積もる桜色の地から
夢の続きはふわりと淡く香り
闇に残る青さを慕って舞い上がる 春の夜



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2015年04月01日(水)

春の夢 ⅱ  汀

テーマ:ブログ

暮れゆく 春の汀に
桜花は 薄青く水の色を纏う
時の移るままを その身に


幾つもの 夢の記憶を帯びた

静かなる思い 風にたなびかせて
誰もが時をゆく 春



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2015年03月30日(月)

春の夢 ⅰ  雨

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花濡らす雨に酔う 春の夢
記憶に住むひとを慕いて 伸ばす指先に
またひとつ 桜花は開きぬ


過ぎ去りし日々に咲く花の香の
今ここを彩りて 深く薫る恵みに満ちれば

花濡らす夢に酔う 春の雨



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2015年03月25日(水)

桜咲く頃

テーマ:ブログ

山並みが 淡く桜色に染まりはじめる頃
懐かしく滲む あなたの日は巡ってくる 

父よ あなたが逝って十一回目の桜が咲きました 


失った悲しみは いつしか

記憶たちも連れてどこかに帰ってゆき
もう あなたの最期の顔を思い出せなくなりました


それでも あなたから託されたものを守って
今日も私はこの国の平和を祈ります
繋がってゆく若い命たちが もう無残に散らないように


軍国少年だったあなたが 死の床で危惧していた通り
強国への夢破れ名誉を奪われた者たちの亡霊が
この国を戦争ができる国へと導いてるかのような今


今日は 見事に鮮やかな春の日で 

靖国は花見の人々で賑わい始めることでしょう 
あなたの命日は いつも桜咲く頃



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2015年03月20日(金)

白木蓮

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白肌から揮発する 清きアロマが
温みはじめた大気に 微かに香り 
どこからともなく その開花を知らせている


春を呼ぶ 霧雨にさえ 褐色に傷む儚い白の
ほんの数日で はらりと散りゆく花が
静かに 艶やかな命を賛美している


あなたの面影が過る
遠く滲む あなたを想えば
春はもう しめやかな仕草で振り返る


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クローバー 花曇りの今日・・・あなたはいかがお過ごしですか?

年度の終わり。
別れの季節でもあり、思いもよらぬ展開に直面する事も多いものです。

どのような時にも、あなたが「時の技」を信じて平安でおられますように・・・。

現実を受け入れ、決然として自分の今とここを生きることができますように・・・。あなたを想い、あなたを祈っています。 


スノウ


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