まちかど出版 from 九州

大分県大分市在住の詩人(作家?)のつぶやき。
(活動名:ぽえまる)


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動画を作る第一歩として スライドショー を作ってみた。

 

あっさりできたが、既存の音源素材を乗せる方法が分からない。

 

調べようっと!

スライドショーに慣れたら、次は動画を作ってみたい。

 

 

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005.ポーションづくり

 いかにも体に悪そうな紫色の液体が入った小瓶がある。今日はザクザク、ゴリゴリと薬草をつぶし、鉱石を粉にして、混ぜ合わせるという作業日和であった。

 これらを色別に分けて、10個ずつ布袋に入れて、市場に持っていくと高値で売れる。

 

 この作業に没頭したい時にはレレラージをつけっぱなしにしている。電波を拾い、各放送局のこだわりの音声番組が聞けるのだ。レレラージは古き良き水の惑星の技術らしい。

 

 『――地球に行っても無駄ですよ、人類は滅びましたから。不老不死の術を見つけたのになぜ滅んだかって? Ace K(アセスルファムカリウム)が――合成甘味料ですがね、それが約三百年後に効いてくる毒って彼らは知らなかったんです。気づいたら生殖能力のある人類は残ってなかったってわけ。生きてると何があるか分かりませんねえ……』

 

 ちょうど、レレラージドラマが始まったところだった。

 「じわじわ効いてくる」というタイトルの音声劇。毎回、内容が違うので、とても楽しみにしている番組の1つである。

 

 今日は8種類のポーションをガリガリ、ゴリゴリ、ザクザクして作った。

 

 ――じわじわと効いてくるなら、軽めの毒potとおんなじだね! なにせ人間に使えば吐き気、しびれ、体力消耗、発熱するんだから。植物に使えばガイチュー退治にも使える優れもの。

 

 種類や数量別に分けるのは、明日にしよう。

 

******************************

※「じわじわ効いてくる」は、140字小説、冬野瞠さまの作品を使用しています。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882345514 

 

 

 

 

 

006.チクチク

 今日はあいにくの雨。こんな日はチクチクしよう。麻袋を縫うのだ。それから昨日作っておいたポーションを色別に分けて、各10本ずつ麻袋に入れる。

 

 ポーションは全部で8種類。1種類につき3つの強さがある。

 これを500本ずつ作った。

 

 各効能は次の通りだ。くしゃくしゃになった覚え書きメモをひっぱりだして、この日記にも書いておこう。

 

 

 ――赤いのは腕力がつくよ。

 ――オレンジ色は毒を消し去るよ。

 ――黄色のは体力が回復するよ。

 ――白いのは守りが強くなるよ。

 ――青いのは素早さがあがるよ。

 ――黒いのは闇夜でも周りを見渡せるよ。

 ――紫色のは取り扱い注意。爆発しちゃうよ。

 ――緑色のは飲むな危険。猛毒だよ。

 

 ※ただし、水の惑星「地球」の時間で2時間だけ。

 

 

 よしこれでいい。

 

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003.ロートベリ

 今日は曇り。こんな日はロートベリの収穫に最適だ。収穫後は1年分のジャムづくりが待っている。

 

 地面から私の腰ぐらいまでの高さに、いくつものプランターが宙に浮いている。それには浮石《うきいし》を使っていて、通常ならどこまでも上がっていってしまうのを停止の術でちょうどいい高さに固定している。そのついでに軽量の術もかけているので、片手で持ちあがる軽さだ。

 

 黄緑色のはそっと残しておいて、黒い色の実と赤い色の実だけをカゴに放り込んでいく。時々、私の口の中にも納まる。甘酸っぱくておいしい。

 

 ――ついておいで。

 

 ちょちょいとフォローの術をかける。この世界に住む人なら子どもだって使える魔法だ。私の後を二つのカゴがひょいひょいとついてくる。

 

「あねさん、準備はokでっせ」

 今日は、いつになくシャキッとしている室温計も額にねじり鉢巻きを巻いて、銀色の鎧を着て、銀色のメンボーを持っていた。

 

「じゃあ、やろう」

 

 部屋中に甘酸っぱい香りが充満してきた。その香りで鼻が利かなくなるほどである。センプーキに手伝ってもらいながら、香りを拡散させる。

 

 ジャムづくりの基本は、温度と焦げ付かないように混ぜ続けることである。

 

 

 

 

 

004.珍味

 この料理の本には珍味のページがあり、そこには、こう書かれてある。

 

 ――この世で最も美味なのは「碧《あお》きスライム」であろう。スライムの木に調合した特別なポーションを定期的に与えると、まれに実ることがあるらしい。

 

 その珍味とされているスライムが大量に実ったので、友人らにおすそ分けしておいた。食べ方はそれぞれ、刺身、天ぷら、煮つけとあるが、お勧めは刺身だろう。

 緑《あお》の始祖鳥を刻んで、サラダにしても美味しい。サラダのドレッシングはカボッチュソースである。これはカボッチュという果実の汁がベースで、くしゃみ発生種《はっせいしゅ》をつぶしたものと、豆蔵《まめぞう》さんという液体のハーモニーである。

 

 ――これがうまいんだ。

 

 あ、しゃぶしゃぶでもおいしいよ!

 

 

 

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001.スライム

 今年も家の裏の畑にスライムが実ったようだ。

 

 飼っている化け猫ミルが美味しそうに食べている。

 今年も、この季節がやってきたかと嬉しくなる。さぁて、今日はどのスライムを捕まえてきて、どう調理しようか。考えるのも楽しみの一つである。

 

 春先にスライムの成る木を植えていて良かった。毎年、この季節になるとオヤツが実るんだから。

 

 ――それはオレンジ色のスライム。子どもの手のひらぐらいの大きさで、ほんのり甘くて、中央に大きな種がある。種は発酵させてお酒になるし、実を焼酎につけてもいいし、ジャムにしてもいい。蜂蜜と煮込んでコンポートにもできる。自家製の小麦で作るパンの生地に混ぜ込んでも美味しい。

 

 

 

 

002.うんめぇの木

 今日も快晴。ギラッギラの太陽の下で何やら畑の奥が騒がしい。

 

「おいら見てくるよ」

「ぼくも見てくるよ」

 最近、意思疎通が出来るようになった化け犬ジョンとチロが、家の裏の畑に向かった。我が家にはシッポが3つある化け猫ミルと、額に角がある化け犬ジョン、チロが住み着いている。化け猫ミルが言うには「屋根裏には白い蛇神様が住み着いている」らしい。直接、見たことはない。

 

 部屋の中がやけに暑い。室温計を見ると、見事にびよよんと伸びていた。

「あねさん、あつすぎでっせ」

 

 仕方ない。窓を開けて風を入れるしかない。少しだけ涼しい風といっしょに風邪も入ってくるから、あまり開けたくはないのだが、部屋の中で高温死だけにはなりたくない。

 

 その数分後。

 

「うんめぇー」

「うんめぇーー!!」

 

 風が声を運んでくる。その声を聞き、昨年の暮れに種をまいておいた「うんめぇ」が成熟したと知ることができた。この「うんめぇ」の実は生で味わえないから、加工するしかない。そろそろ塩漬けにしておいた赤い始祖鳥《しそちょう》と一緒に「うんめぇの実」も漬け込むとしますか。

 

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