アジアの高齢化について

テーマ:

経済協力開発機構(OECD)は、世界保健機関(WHO)との共著で、「図表で見る医療:アジア太平洋地域 2016年版 -国民皆医療に向けた進歩を測る」を発表。アジア太平洋諸国は医療制度を強化し、国民皆医療のための医療支出を大幅に増やして、急速な高齢化によって変化していく医療ニーズに対応する必要があることを示した。

今回発表された報告書によると、アジア諸国で65歳以上の高齢者が人口に占める割合は、今後数十年で2.5倍近く増加し、2050年には20.5%に達すると予測されている。アジア22カ国の平均寿命を見ると、2015年は73.7歳で、2000年より約4.6年長くなった。同じ期間でのOECD諸国全体の平均寿命の伸びは3.4年だった。 

しかし、依然として大きな地域格差が残っているという。平均寿命が最も長いのは香港で84歳。日本、オーストラリア、シンガポール、ニュージーランド、韓国、マカオも平均寿命が80歳を超えている。それに対して、アジア太平洋地域の12カ国は、平均寿命が70歳未満で、パプア・ニューギニアとラオスでは、2015年に生まれた子どもの平均寿命は65歳以下と予測されている。

AD