自分の植えた森に迷う
今まではそんな状態だったのだ。
どんどん小説を書くのはいいけど、書いてしまったら軌道修正が出来ないのだ。
原稿用紙に換算すると300枚とかになるお話は、細部は直せても筋書きは直せない。
そこで80~100枚程度のテキストで、細かい描写や会話文を除いたお話を書くことにしたのだが、それでも一旦お話が出来上がってしまうと、全体を見渡せない。
脳みそが把握しているつもりで、把握し切れていない。
目で見ても文字が延々と続いているのは森のようなものだ。
森の中に自分がさまよっている。
しかもその森の木は、自分が植えたものだというのに。
前から、全体を把握しつつ、内容をどんどん書き込んでいける、そして全体を眺めつつ構成を変更しやすい、そんなツールを探していたのだが、
やっと昨日それにたどりついた。
OmniOutliner。
アウトラインプロセッサと呼ばれるソフトは多くあるが、どうも使いにくいものばかりだった。
内容を書いているときにはキーボードからなるべく手を離したくない。
大きい項目に対して小さい項目を作るとき、やめるとき、などはTABキーだけで単純なテキストをインデントするようにできるべきだ。
多くのアウトラインプロセッサは、全体を眺めたり、中に入り込んだりするときに重要な「折りたたみ」機能を備えているのだが、その折りたたむための項目を作る作業が面倒なのだ。
なのにそんな簡単なことが分かっていないソフトの作者が多すぎる。
と思っていたら、一番王道のソフトがちゃんと実現してくれていました。
これならどんなに長い文章を書いても、アイデアを散らかしても、項目にできるし、すぐにまとめることもできる。
ひとつのファイルの中に、色んな項目に分けて、アイデアや内容を書き込んでいける。
やっと、自分で作った森の中にいても、地図が衛星からリアルタイムに眺めていられる、そんな感じになった。
検索一覧もしっかりしているし、重宝しそうだ。
アイデアはどんどんわき出るのに、まとめきれない人にオススメ。
しかも4,500円と安い。