久里浜天神 | MCNP-media cross network premium/RENSA

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16日に続いて二度目となる舞台「増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 奥の細道 地獄のランウェイ編」の観劇のために上京。

 

今回は夜公演なのでゆっくり出かけてもいいのだけれど、日曜日ということでJRの<休日おでかけパス>が利用できるというわけで、せっかくだから早めに出発してちょっと足を延ばしてみようと計画して、前回上京時にこのパスを購入済み…地元はエリア外で買えないので埼玉以南に出た時に先日付で買っておくしかない。

 

当初は久々に鎌倉あたりをぶらり散策も考えていて、普通グリーンを湘南新宿ラインで行ける久里浜まで利用する前提で出発時にSuicaグリーン券を購入。


 

地元前橋出発は8:50、高崎で始発の湘南新宿ライン・小田原行きに乗って、大船で久里浜行きに乗り継ぐというルート。

 

大船での乗り継ぎ時間13分も、跨線橋で横須賀線のホームを移動したはいいものの、久里浜行きのグリーン車の停車位置がわからずしばしホームを右往左往。

今回再確認したのは湘南新宿ラインや上野東京ライン経由の場合は前方車両で、総武線から横須賀線直通の場合は後方車両ということ。

 

考えたら横須賀線の普通グリーン車に乗るのは初めてで、デッキから客室内に入るときのボタンの形状が違うことも初めて知りました。

 

 

さて横須賀線に入ってまず北鎌倉で降りるかどうか思案するも、結局そのまま車窓からホームを眺めて終わり、さらに次の鎌倉で降りてみようかと考えてみたものの、特別行きたいところもないし、基本すべて駅から遠いし、ということでここもスルー。

 

こうなるともう終点の久里浜まで行ってみるのがベストと判断。

ちなみに横須賀線沿線では横須賀芸術劇場に何度か行った記憶があるものの、そこから先は乗り潰していないはず。

 

終点久里浜には12:35の到着。

地元を出てから3時間半、やはり遠い。

 

到着した電車は折り返し快速エアポート成田行きになる模様。


 

鉄道路線の最終終着駅に降り立つのは何回目だろう?

一応、北は稚内や様似や根室までは行ってるけれど、南は枕崎くらいかな?

佐賀や長崎方面もまだ降り立っていないことを思い出しました。


 

JRの久里浜駅と京急久里浜駅は徒歩で5分くらい離れているのは知っています。

その京急久里浜駅からの徒歩圏内に久里浜天神があることを調べてあったので、せっかくだから今回もちょっとお詣りして来ようと歩き出しました。


 

この日は好天に恵まれた上にそこそこ気温も上がったので、JR久里浜駅から京急久里浜駅を経由して約15分ほどの散策でも汗が出ました。

 

久里浜天神社は京急久里浜駅から大通りに出て左折し信号をひとつ越えたイオンの向かい側にありました。


 

清々しい境内には他に数名の参拝者の姿もありましたが、あとから来た家族連れはどうやら受験の合格祈願の参拝だったようです。


 

有名な太宰府天満宮や北野天満宮など菅原道真公を天神さまとして祀った天満宮は全国各所にありますが、三浦半島エリアにあるのはこの一社だけだそうです。


 

創建は万治三年(1660年)、天満宮ならではの梅の花の形をした金の装飾が印象的です。


 

社殿の造営は安永八年(1779年)と明治二十六年の記録があるとのこと。


 

社殿脇の白梅もほころび始め、同じ関東でも南に位置する三浦半島は春近しというところでしょうか。


 

社殿の右手奥には稲荷社が祀られています。


 

木漏れ日が降り注ぐ稲荷社の側には小さな末社やたくさんの奉納碑が並んでいました。


 

月山・湯殿山・羽黒山の出羽三山詣りの碑。



 

刻まれた文字は文化十二年。






 

青空に小さな白梅の花びらがよく映えます。




 

社務所の前には紅梅も色づき始めています。

 

ちょうど午後の逆光を浴びた境内は陽光がまぶしいくらい。


 

境内入ってすぐ右手には牛乗り天神の像。


 

牛を撫でて帰ると御利益があるとのこと。


 

向かって左手には祖霊社。

 

 





 

京急久里浜駅のバスターミナルで安房口神社前というバス停があることを知り興味を持ちましたが、ちょっと距離があることとどうやら普段は無住のお社のようなので今回は見送りました。