涙のワケ
テーマ:ブログ21時45分発、新清水行きの静鉄電車。
僕の向かいに座った若い女性。
険しい表情で、どこか悲しそう。
口を真一文字に結んで、何度も深いため息をついて、目は赤く充血している。
力強い表情で、必死に涙を流すまいとこらえているが、1駅も経たないうちにやっぱりこらえきれずに頬をポツリ。
仕事でやな事あったのかな。好きな人にひどい事言われたのかな。
誰かに見せるための軽くてドライな涙とは違って、誰に見せるわけでもない、我慢の末にこらえ切れずに流れたそれは、プライドや悔しさがいっぱい詰まった塩分濃度の濃いしょっぱい涙に違いなかった。
よっぽど『だいじょうぶ?』って声をかけようと思ったけど、あまりにも彼女の強そうでなおかつ悲しそうな顔を見てやめた。
涙は女の武器だと言うが、
少なくとも彼女の流した涙は、僕には武器に見えなかった。
そーいえば、最近いつ泣いたっけ?
泣けてくるほど悲しいことがないってのは幸せなことだが、涙が出るくらいマジになってる事がないってのはなんだか寂しい。
記録的に早い梅雨入りが発表された。
末っ子を汚したくないので、梅雨明けまでおろすつもりはねぇ。














