牛乳をウシに静脈注射しても死なないがヒトにすると死ぬ。
人乳をヒトに静脈注射しても死なないがウシにすると死ぬ。
牛乳や人乳によってアナフィラキシーショックを起こすモルモットでも、
モルモットミルクなら問題ない事が動物実験によって実証されている。
⇒Salk L:The role of the heartbeat in the relation between mother and infant.Sci Am 228:24-29,1973
人間の人乳アレルギーが実証された試しはないが、
人間の牛乳アレルギーは山ほど報告されている。
モルモットでは牛乳蛋白質による子宮内感作が立証されており、
人間においても同じことが起こり得るだろうと警告されている。
⇒Ratner B: A possible causal-factor of food allergy in certain infants. Am J Dis Child 36:277-288,1928
牛乳の中止と再開を繰り返して調べたところ乳児787人中59人が牛乳アレルギーだった。牛乳アレルギーによる主な症状は下痢、湿疹、嘔吐、鼻づまり、気管支炎だった。
⇒Gerrard JW, Mackenzie JWA, Goluboff N, et al.,"Cow's Milk Allergy: Prevalence and Manifestations in an Unselected Series of Newborns," Acta Paediatr Scand, Supplement, 234, 1973.
乳児の脂漏症は牛乳アレルギーである事が多い。
⇒Eppig JJ: Seborrhea capitis in infants: A clinical experience in allergy therapy. Ann Allergy 29:323-324,1971
生後半年までの赤ん坊に牛乳は不適切(全米酪農乳業協会)。
注意欠陥多動性障害や学習障害と指摘された児童45名を8ヶ月間にわたって診察したところ、41名が食物アレルギーのためにこれらの症状を引き起こしていることがわかった。そのうち28名は牛乳アレルギーで牛乳を食事から取り除くと症状が緩和された。
⇒Crook WG,"Food Allergy. The Great Masquerader," Pediatr Clin No Amer,22:277,1975.
10歳から13歳までのネフローゼ患者の食事から牛乳を除去すると、蛋白尿がすぐに治まり再び食事に加えると数日以内に重度の蛋白尿が認められた。
⇒Deling B, et al.,"Hypersensitivity to Foods in Steroid-dependent Nephrosis," Clin Res,74A,1975.
原因不明の慢性肺疾患児の血清には牛乳蛋白質に対する沈降素保持者が有意に多い。この沈降素を保持している児童の食事から牛乳を抜くと非常に高確率で改善が見られる。
⇒Lee SK, Kniker WT, Cook CD, Heiner DC: Cow's milk induced pulmonary disease in children, in Barness LA(ed):Advances in Pediatrics, vol 25.Chicago, Year Book,1978,pp39-57
子供に牛乳ばかり飲ませていると牛乳貧血になる
(北海道小樽市立小樽病院)。
⇒山梨日々新聞1985年10月28日
真弓小児科医院長の知り合いの某大学教諭は、牛乳を宣伝していながら自分では飲まずまた自分の子供にも飲ませない。
⇒真弓定夫『牛乳はモー毒?』P.56
群馬大学医学部名誉教授の松村龍雄は生来虚弱体質の万病持ちだったが、50年間1日も欠かす事の無かった牛乳を止めた途端に虚弱体質が完治した。
⇒セロン・G・ランドルフ『人間エコロジーと環境汚染病』P.13-14
育児の世界的権威であるスポック博士は牛乳を断ったら持病の慢性気管支炎が治った。
⇒DR.SPOCK『DR.SPOCK'S BABY AND CHILD CARE 8TH EDITION』P.337
内視顕微鏡の世界的権威である新谷弘実医師の長年にわたる臨床経験によると、患者に牛乳を止めさせたら潰瘍性大腸炎やクローン病が完治・改善した。
⇒新谷弘実『胃腸は語る』P.167
アラバマ州モンゴメリーの開業医ダン・バゲットは数多くのリウマチ患者を診てきたが、過去8年間にわたって1人の例外もなく牛乳を食事から除去するだけで症状が和らいだ。
⇒Baggert D,Jr.,Personal Communication.
多発性硬化症で死亡したアメリカ人2万6000名の地理的分布を調べた結果、あらゆる要因の中で牛乳の消費量にだけ最も密接な関係があると判明した。これを追試するためにさらに21ヶ国の実態を調べた結果、やはり多発性硬化症は牛乳の平均的消費量とだけ密接な関係が認められた。
⇒Agranoff BW and Goldberg D, "Diet and the Geographical Distribution of Multiple Sclerosis,"Lancet,2:1061,1974.
白内障は乳糖とガラクトースの摂取に関連している。
⇒Couet C, Jan P, Debry G, "Lactose and Cataract of Nutrition (1991 Feb.) 10(1) : 79 - 86.
牛乳は動脈硬化の原因となる青緑病原菌に汚染されている。
⇒Rank P, "Milk and Arteriosclerosis," Medical Hypotheses (1986 Jul.) 20(3) : 317 - 38,
ルナ子ども相談所長の調査によると牛乳はアルミに汚染されており、
牛乳を飲む自閉症児の毛髪からは高濃度のアルミが検出された。
⇒岩佐京子『牛乳は完全栄養食品ではない』P.41-42
1950年代初期にアメリカで行なわれた市販牛乳の中の抗生物質調査では、3.2%から11.6%の製品に濃度0.003から0.55 unit/mlのペニシリンが検出された。
⇒Welch H: Problems of antibiotics in food as the Food and Drug Adminsitration sees them. Am J Public Health 47:701-705,1957
どの国の乳牛も20%以上が牛型白血病ウィルスに感染している。
牛型白血病ウィルスに汚染された牛乳で哺育したら6頭中2頭のチンパンジーが白血病になった。
牛白血病の発生率が高い地域では人間の急性リンパ性白血病が統計的に顕著な増加を示す。
⇒Ferrer JF, Kenyon SJ and Gupta P, "Milk of Dairy Cows Frequently Contains aLeukomogenic Virus," 213:1014,1981.
お茶の水クリニックに来院する白血病患者は
例外なく牛乳を多飲している。
⇒森下敬一『牛乳を飲むとガンになる!?』P.54-56
カナダ・ケベック州におけるキコリを対象にした調査では、
母乳哺育地帯では癌が発生していないのに
牛乳哺育地帯では癌が多発している。
⇒G・E・バークリー『ガンを予防する』